すこやかウィーク

2022年12月10日
    今週は「すこやかウィーク」でした。
    自身の健康と生活、学校保健等について考える一週間です。

    11月6日の5時間目に2年生が思春期教室を行いました。
    この日、浜松医科大学附属病院の助産師、伊藤さんと清水さんに講師としてお越しいただきました。
    赤ちゃんが産まれるという感動と奇跡について様々なお話をしていただきました。
    実際にお腹の赤ちゃんの重さを実感するため、数人の子供たちが重りのついたエプロンを着用してみました。
    さらに、みんなが赤ちゃんの人形を抱いて、その重さを実感させてもらいました。
    抱っこしている子たちの優しい表情が印象的でした。

    また、性感染症の恐ろしさについても話がありました。
    その中である実験が行われました。
    全員が水の入った紙コップを持ち、その中に3つだけ別の液体が入っていました。
    「近くの子と液体を混ぜてそれをまた2人で分けてください。それを3人以上やってみましょう」
    子供たちも次々に混ぜ作業をしていきます。
    3人以上できた頃に試薬を入れて状況を観察しました。
    するとほとんどの子に反応が出ました。
    「性感染症もこのように広がっていきます。適切な予防が必要です」
    と注意を呼びかけてくれました。

    授業後の感想です。
    「知らなかったでは済まされないし、自分にだけではなく、相手にも被害が出るかもしれないと分かったので、きちんと責任を持ちたいなと思いました。大切な命を守れるようにしたいです」
    「実際に赤ちゃん人形を持ったときに意外と重くて、私もこのぐらいの重さで産まれてきたんだなと思いました」
    「心や体の変化など、これから変わっていくことがたくさんあると思うので、しっかり相談していけるようにしたいです」
    「妊婦さんの大変さが分かりました。今度妊婦さんを見かけたら、何か手伝いをしたいなと思いました」
    「コップの水の実験に驚きました。性感染症にはかかりたくないと思いました」
    「首の座っていない赤ちゃんを抱っこするのは大変でした。お母さんは大変だったんだなと思い、感謝です」
    「自分の身体は、自分で大切に守っていきたいなと思いました。また仕事のやりがいについてのお話が印象的でした。赤ちゃんを安心して産めるのは助産師さんのおかげで、お母さんと助産師さんの間でできる絆は素敵だなと思いました」

    子供たちの未来に大きなアドバイスをいただいた時間となりました。
    伊藤さん、清水さん、貴重なお話をありがとうございました。
     

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