式に先立って、生徒の入場がありました。
皆、緊張した面持ちでしたが、卒業生としてふさわしい堂々とした態度で入場することができました。
卒業証書授与では、担任の先生の呼名に大きな声で返事をする生徒の姿がありました。
壇上での立ち振る舞いや、校長先生から証書を受け取る姿勢はとても立派でした。
送辞は、2年生を代表して武井さんが務めました。
2年生は学校生活の色々な場面で、3年生にお世話になりました。今までの感謝の気持ちを述べるとともに、今後の都田中を支えていくという熱い思いを3年生に伝えていました。武井さんは、とても丁寧に穏やかな口調で送辞を述べ、卒業生にきちんと在校生の思いが伝わっていました。在校生代表としてふさわしい、立派な送辞をありがとうございました。
答辞は卒業生を代表して、松下さんが務めました。
3年生はコロナ禍でいろいろな制限のある中で学校生活を送ってきました。もどかしく感じることもあったかと思いますが、コロナ禍だからこそ経験できたこともあったと思います。今までの3年間を振り返り、友人や先生方に感謝の気持ちを述べました。3年間の中学校生活を送ることができたのは色々な人の支えがあったからこそだと思います。その中でも保護者の方の支えはとても大きかったと思います。普段、なかなか言うことができない保護者への感謝の気持ちを述べていました。
体育館に出席している全ての人に、きちんと思いの届く立派な答辞をありがとうございました。
校長式辞では、校長先生からのお話がありました。
卒業証書に記載されている卒業生番号は、過去の卒業生から今までずっとつながっている番号です。今年度は8289番~8382番です。今までの長い学校の歴史を感じます。卒業生は、今まで一人でも欠けてしまっては繋ぐことができない貴重な卒業生番号を受け取りました。卒業までの3年間を支えてくれた周囲の人たちに感謝をし、この中学校での3年間の経験を糧にそれぞれの道を歩んで行ってもらいたいと思います。
最後に卒業生が別れの歌を歌いました。曲は「栄光の架け橋」でした。
3年生の合唱によって一人一人の思いが伝わり、とても感動しました。
卒業生にとって有意義な感動のある卒業式となりました。
卒業おめでとうございます。これからの活躍を大いに期待しています。