2学期始業式

2022年9月1日
    2学期が始まりました。
    1ケ月ぶりの学校で、ある担任は「少し緊張気味の子もいました。でもすぐにいつもの明るい雰囲気になってよかったです」と言っていました。
    みんないい笑顔です。

    8月30日は、午後から登校し体育館で始業式を行いました。
    各学年代表の子たちが2学期の抱負を述べました。
    2学期に頑張りたいことなどを堂々と話してくれました。
    都田中の二大行事である体育大会と天白祭は、特に楽しみにしていることも。
    1年生の野外活動、2年生の職場体験、3年生の進路選択など、各学年での行事も予定されています。
    3人の抱負を聞いて、前向きに頑張ろうとする都田中生の思いに触れることができました。

    校長からは、「学校は失敗をしてよい場所」という2つのお話。
    1つ目は、ある科学者が行ったネズミの迷路実験です。
    餌にたどり着くために、何度も迷って苦労したネズミほど、次の困難への対応力が身についているというお話。
    2つ目は、2013年にISS(国際宇宙ステーション)で起きた、宇宙飛行士が溺れかけた事故。
    無重力空間では、濡れたタオルを絞っても水は落ちずにまとわりつきます。
    船外活動をしていた宇宙飛行士の宇宙服が破損し、冷却水がヘルメットの中に漏れ、耳や目など顔じゅうに水がまとわりつく事故があったものの、何とか無事に生還できたというものです。
    いずれも、それまでの多くの失敗体験が生きています。
    授業や部活動など、いくつもの間違いや失敗を経験することで、次にやるべきことを考えられるようになります。
    登下校中の自転車の事故も心配ですが、「ヒヤリ」とした小さな経験を生かすことが自分の命を守ることにもつながります。
    ただ、そうした失敗やミスを互いに許し合える集団の雰囲気がとても大事です。
    ミスや間違いを責めたり、冷やかしたりする雰囲気があると、失敗することが怖くなります。
    元テニスプレーヤーの松岡修造さんは、ミスに意味があると認めた時に「ナイスチャレンジ!」と声を掛けます。
    クラスや学年、部活の仲間がこうして互いに認め合える集団であってほしいと締めくくりました。


    9月は、いくつかの競技で新人戦が始まりますし、29日(木)には体育大会があります。
    体育大会では、芸能プロダクションのLDHと連携した都田中ダンスに取り組みます。
    感染症予防に一層気を付けて、一人一人にとっていい2学期にしてほしいです。

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