1学期終業式

2022年7月27日
    7月22日(金)、表彰式に引き続き1学期終業式を行いました。
    風もほとんどなく、暑さを感じる中でも、子供たちは立派な姿で式に臨んでいました。

    「1学期の振り返り」では、各学年の代表が頑張ったことと共に、2学期への展望について堂々と発表してくれました。
    1年代表:関原さん
    2年代表:袴田さん
    3年代表:宇留野さん

    それぞれに、学級での役割、部活動、行事、学習、進路などを通して感じたことを述べました。
    「今までにが苦手に思っていることでも挑戦してみた」
    「学級委員としての役割の難しさを感じた」
    「部活動の目標を達成したい」
    一生懸命に取り組んでいるからこそ語れる言葉でした。
    服部校長からの式辞です。

    各学年代表生徒の堂々とした発表がありました。「これを頑張れた」と胸を張って言えることがあるって素晴らしいことですね。3年生の宇留野さんの話の中に部活動への思いが語られていましたが、私もいくつかの大会を見せてもらい、3年生のすごさを感じました。野球部は遠く外野からもピッチャーを励ます声が飛び、男子ソフトテニス部では、負傷して試合継続が危ぶまれる中、最後まで戦い抜いた選手へ会場から大きな拍手が沸き上がったことなど、多くの感動場面を見せてもらいました。
    県大会への出場が決まった選手は、その場に立ってくれますか。これまでの努力と県大会での健闘を祈って、みなさんで拍手を送りましょう。ありがとうごさいます。
    残念ながら終わってしまった3年生にも、それぞれのドラマがあったことと思います。次に目指す山を決めて、前に進んでいってください。

    さて、今日は1枚の写真を紹介します。杉村先生と塩原先生お願いします。この写真は、奈良県にあるお寺です。薬師寺といいます。この薬師寺には西と東、2つの塔があります。東の塔、東塔は1300年前から残る国宝です。西の西塔は、室町時代に戦火で焼け昭和になってから再建されたものです。当時の高田管主が宮大工の西岡常一氏にその再建を依頼しました。ですが、昭和56年に完成した西塔を見て高田管主は東塔との違いに絶句したといいます。「高さも違うし、屋根の形も違う」
    すると西岡棟梁は、「500年後には土台が沈み同じ高さになります。1000年後には屋根の木も重みで下がり、同じ形になります」と言ったそうです。「今さえよければ」と考える人は多くいますが、こうして真剣に未来を考える人の姿に触れるとロマンを感じます。写真を持ってくれた2人の先生方の夢やロマンも聞いてみたいです。
    これから夏休みに入りますが、こうした未来をちょっと想像してみてはどうかなと思います。高校受検という近未来も、10年後に働いている姿も、20年後に家庭を持っている姿も。そんな想像をする中で、今やるべきことも見えてくるかもしれません。

    最後に、お知らせがあります。右を見てください。体育館の窓から外に大きな8本の木が見えますね。メタセコイアといいます。今から50年以上前に植えられたのではないかと思います。確かな文献は残っていません。このところ、木が密集しているために枝が擦れて落下するということが何度か起こりました。本当に残念なんですが、いろいろと検討した結果、みなさんの安全を守るために伐採されることになりました。これまで私たちを見守ってくれたメタセコイアの姿を今のうちに目に焼き付けておいてください。8月16日に神事を行い、その後数日かけて作業が行われます。そこで、みなさんにお願いがあります。このメタセコイアに向けての感謝のメッセージを書いてほしいと思います。しばらくは掲示をさせてもらい、8月16日には、一緒に奉納させてもらおうと思います。

    明日からの長い夏休み。みなさんが元気に楽しく過ごせますように願っています。いい夏休みにしてください。

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