浮森読書の日

2024年1月30日
    1学期は「あじさい読書週間」、2学期は「どんぐり読書週間」を設定して、子供たちが読書に親しむことができるように、図書担当や図書館補助員さんが、いろいろと工夫した取り組みをしています。
    3学期は日数が少ないので、「週間」とはいきませんが、浮森読書の日を設けて、読書を意識してもらおうと取り組んでいます。
    今日は、「やまんばの会」の語り部さんに来ていただき、昔話を語ってもらいました。
    浦川ということで、まずは『カッパのくれた目薬』。
    語り部さんたちは、本や絵本を使わないストーリーテリング。佐久間町にはたくさんの昔話が伝わっているので、よく覚えているなといつも驚きます。
    『カッパのくれた目薬』は、聞いたことがある子供たちも多いですが、その語りに引き込まれて、みんなじっくりと耳を傾けていました。
    もう1つは・・・
    『嗚呼、尾上栄三郎』という紙芝居。語り部さんによる紙芝居は、個人的に初めて見ました。
    こちらも、浦川小の子たちはよく知っている人物。『白波五人男』をがんばっているみんなにぴったりです。なぜ、浦川に歌舞伎が伝わっているのかがよく分かったので、次回に演じるときには、今まで以上に気持ちのこもった演技になりそうですね。
    語り部さんによる語りは、子供たちの心にずっと残るものだと思います。先日の新そば祭りのブースでは、卒業生の子が地域に伝わる昔話のことを冊子にまとめて販売していたそうです(行けばよかった)。
    地域に伝わる民話や昔話などは、なじみがある地名や言葉なども出てくるので、読書の幅を広げるのにとてもいいかもしれません。ぜひ、お子さんといっしょに、どんな民話があるのか調べたり、読んでみたりしてはいかがでしょうか。