日本の音楽となかよし♪

2024年1月19日
    5時間目の準備をするために音楽室に向かうと、ニコニコ顔の竹っこが。sad
    「今日の13:07に、浜松駅をドクターイエローが通過します!wink
    報告を受け、音楽室にいた子たちと待ちかまえていると…。
    来ました!ドクターイエロー!!
    画像を拡大すると、見えるでしょうか。

    5時間目は、5年生の音楽。今月は、日本の音楽に親しんでいます。
    前回は、2種類の旋律の子もり歌を聴きました。「子供を寝かせるため、静かにリラックスできる曲想なんだね。」
    今回鑑賞するのは民謡。「民謡って、何?」という竹っこたちに、「ソーラン節」の音源をかけると、「ソーランって聞いたことがある。」「そういえば、去年の運動会で『よさこいソーラン』を踊ったね。」と懐かしがっていました。
    気が付けば、「♪どっこいしょ」の掛け声や踊りが止まらなくなってしまいました。

    「ソーラン節」は、漁師が力を合わせてニシン漁をするときに歌っていた歌だそう。「ソーラン」という掛け声が、曲名になったのですね。
    次に、「かりぼし切り歌」を聴きました。茅(竪穴住居葺き替え作業で使っています)を刈り取って乾燥させ、家畜のエサや茅葺屋根の材料にする作業の際に歌っていたのだそう。「ソーラン節」は、皆で合わせて歌いやすいけれど、「かりぼし切り歌」は合わせにくいと子供たち。「もしかして、拍がないから?」と気付いた子…鋭い!
    様々な民謡を聴き比べてから、「民謡は、仕事を進めるのに合っている曲なのかな」とつぶやく子も。確かに、何かしていると、無意識に鼻歌を歌うことがありますね。
    拍がある曲は漁のように協力して仕事をする曲、拍のない曲は牛追い歌のようにのんびり仕事を進める曲だと気付いていました。子供たちは、音楽を聴くとき、「耳+目+心」を意識しています。音楽の特徴を感じ取りながら、なかなか耳にしない民謡の面白さや奥深さを味わえるといいですね。laugh