2014年6月

  • 昨日の午後、手もみ茶づくりを体験しました。
    熊切は、お茶所。
    「ふるさと熊切」を記憶に残す活動の一つです。
    ご協力をいただいたのは、
    周智茶手もみ保存会のみなさんと遠州中央農協春野支店さん。


    まず、蒸したお茶を「焙炉(ほいろ)」の上に乗せました。 ※焙炉=乾燥台


    焙炉の下のガスの炎。
    これで、焙炉の上部の和紙(お茶をもんでいくところ)をあたためるのです。
    昔はガスではなく、炭を使っていたとのこと。


    次は、葉振るい。


    茶葉の水分を切っていきます。


    次は、回転もみ。
    保存会のみなさんにお手本を見せていただいて・・・。


    名前のごとく、回転させながらもんでいきます。水分を絞り出すように・・・。


    これで、茶葉の組織をこわして、柔らかにしていきます。


    始まりが13時30分。そして、ここまでで、すでに1時間45分経過。
    6時間目が終わりました。
    ここで子どもたちは中座して、放課後の水泳練習へ。
    ここからしばらくは、保存会のみなさんにお願いしました。

    そして、次は、もみ切り。
    よれ形をつけながら、少しずつ乾かしていきます。


    次は、でんぐりもみ。
    茶葉をすり合わせ、針のように伸ばしていきます。


    次は、こくり。終わりが近付いてきました。
    茶葉の長さをそろえ、形を整えていきます。


    保存会のみなさんが、こくりの作業の途中、
    水泳練習を終えた子どもたちがもどってきました。
    「形が変わってる!」と、びっくりする子どもたち。


    保存会のみなさんに教わりながら、子どもたちも「こくり」に挑戦。


    最後に、焙炉に広げ、乾燥させました。


    こんな姿になりました。


    自分たちがもんだお茶を飲んでみることにしました。
    農協の平野さんが、おいしいお茶をいれてくれました。


    このブログを見ている方に、香りと味を届けられないのが残念!。


    「おいしい!」


    「いいかおり!」


    出来上がったお茶は、農協の平野さんが持ち帰り、
    「火入れ」という作業をしてくれることになりました。
    そうすることによって、香ばしくなるとともに、甘みが増すのだそうです。
    そして、小袋に分けて、後日、学校に届けてくださることになりました。
    届いたら、子どもたちに配りたいと思います。

    手もみのお茶を作るのに、こんなにたくさんの手順があり、
    そして、時間がかかることに驚きました。
    「本当は、もっと時間をかけてやるんだよ。」と、保存会のみなさん。

    手もみをしたこと、自分で手もみをしたお茶を飲んだこと、
    子どもたちの記憶に、深く刻まれたのではないかと思います。
    保存会の増田さん、岩本さん、坂本さん、森下さん、加藤さん、
    農協の平野さん、入手さん、
    本当にお世話になりました。心からお礼申し上げます。
  • 畝上げが終わり、13日にマルチシートをかける予定でした。
    が、雨があがったので予定変更。


    プロジェクトG野菜グループのみんなで、マルチシートを準備しました。
    畝と畝の間に土も入れて・・・


    完成です!
    高矢さんからサツマイモのつるが届いたら、
    来週の月曜日の昼休みに、全校のみんなでつるさしをします。


    さて、2・3時間目。
    6年生の家庭科は、今年度初めての調理実習でした。
    家庭科担当は、赤いエプロンが似合う堀部先生。


    今日のテーマは、「朝食づくり」。
    事前に考えた計画にもとづいて、調理を進めていきました。

    「お湯がわいたかな?」と、華奈さん。
    恵美さんは、野菜を切る姿が様になっていますね。お家でも料理をしているのかな?


    ブロッコリーをゆでている史也くん。


    心那さんと乃愛さんは、ゆでた野菜をお皿に盛りつける準備。


    ゆでたブロッコリーを、ざるにあげているのは聖奈さん。
    美名さん、うまくゆであがっていましたか?


    盛りつけて完成しました!
    ゆでたニンジン、もやし、チンゲンサイのポン酢あえ。


    目玉焼きのゆでたチンゲンサイぞえ。


    目玉焼きとブロッコリー、キャベツ、もやしのソテー。


    先生たちにも食べていただきました。


    「とってもおいしかった!」と、先生たち。


    「目玉焼きの半熟加減が、私好み。」と、校長先生。


    6年生のみんな、今度はお家の方にも作ってあげてくださいね。
  • 8時前、小雨が降る中、サツマイモのつるさしのための畝上げ作業。
    今日は、憲伸くんと昂汰くん。
    「さすが、腰が入っている!」と、校長先生が大絶賛!


    これで完了。
    13日の朝、野菜グループ総動員で、黒いマルチシートをかける予定です。
    そして、16日は、いよいよつるさしです。

    さて、今日は、
    6年生が、春野中学校区三小交流学習で気田小に出かけたので、
    学校には、2・3・4年生11人。
    そこで、朝読書は、みんな図書室に集まって・・・。


    6年生がいないと、給食もさびしいね。


    さてさて、4年生が理科の学習で、ツバメの観察を続けていることは、
    以前にもお知らせしました。
    今週に入って、巣の下からも、ひなの姿が確認できるようになりました。


    それほどひなが大きくなっているということ。
    巣立ちが少しずつ近付いているとも言えます。
    ふんの量も増えました。


    そこで、巣立つ前に、少しだけひなの様子を見せてもらいました。
    もちろん、ツバメの許可は得ていませんが・・・。
     

    ちょっとだけ、ひなにさわらせてももらいました。


    「ふわふわしている。あったかい!」と、愛奈さん。


    はじめは、警戒して寄ってこなかった親ツバメでしたが、
    子どもたちがはしごを降りたすきに、ひなにえさを運んでくるようになりました。


    昂汰くんは、上からのぞき込めるところまで登って、


    ひなの様子を写真におさめました。


    それが、こちら。


    親ツバメがえさをとりに行っているとき、羽をばたつかせ、飛ぶ練習も始めています。
    いっぱい食べて、巣立ちができる力をつけるんだぞ!
  • 3年生は、理科の学習でアオムシを育てています。
    キャベツに卵が産み付けられた後、植木鉢を教室に持ち込みました。


    アオムシは、日に日に大きくなっています。


    あしやからだの様子、動き方を見ようと、


    アオムシをシャーレに移して観察しました。


    手に乗せて、「気持ちいい!」と結愛さん。


    脱皮しているアオムシもいました。(白いのが脱いだ皮)


    「シャクトリムシとは違う動き方。」と、
    キャベツにいるガの幼虫との違いも分かっていて、


    感心!感心!


    休み時間にやって来た孝明くんに、「橋をつくってよ。」と、佑奈さん。


    孝明くん、アオムシは大丈夫なんだね。


    ここまでは、昨日の話。

    そして、今朝、登校してすぐに、
    「さなぎになりました!すぐに来てください!」と、
    亜香音さんと佑奈さんが、興奮しながら職員室に飛び込んできました。
    教室に行くと、1匹のアオムシが、さなぎに変身していました。


    モンシロチョウの誕生まであとわずか・・・。その瞬間が見られるかもしれません。

    話は変わりますが、キャベツの後ろの掲示板。
    子どもたちの1学期のめあてがはってあるのですが、
    孝明くんのものが、こんな状態に・・・。


    犯人は、佑奈さんが登校中につかまえてきたカタツムリ。


    土日の間に脱走して、昨日登校したら、こんなふうになっていたそうです。
    カタツムリって、紙まで食べちゃうんですね。
  • 先日準備した梅ジュース。ついに、出来上がりました!
    そこで、今日の給食のとき、試し飲みをすることになりました。


    この笑顔を見れば、その味がどうかなんて、余分な解説はいりませんね。


    汗をいっぱいかいて、エネルギーを補うとき、梅ジュースをいただきます。
    いつかな?楽しみです。


    さて、今日の午後、たくさんのお客さんがやって来ました。
    市内の小中学校の先生や教育委員会の方など総勢36人。
    「へき地・小規模校教育研修講座」という研修会。


    熊切小の雰囲気をを知っていただこうと、
    「とびっきり!しずおか(5/9放送)」も見ていただきました。


    その後、複式授業を参観していただきました。
    初めて複式授業を参観するという方がほとんど・・・。


    2・3年生は国語科、4・6年生は算数科。


    今日の課題をつかんで、一人学びをする場面や、


    自分の考えを友達と交流する場面を中心に・・・。


    たくさんのお客さんに、孝明くんは少し緊張気味。


    山間の小さな小さな学校で、
    一生懸命に学習に励む熊切っ子の姿を見ていただくことができたと思います。
  • 始業前、プロジェクトG野菜グループの乃愛さんと華奈さんが、
    校長先生のご指導のもと、サツマイモの畝上げに挑戦。


    ジャガイモを育てていた畑に、来週、サツマイモの苗を植える予定。
    そのための準備をしました。


    「こんなに長靴とくわが似合う小学生はいない!」と、校長先生が絶賛。
    乃愛さん、華奈さん、ご苦労様!


    さて、今日は、「お話かあさん」の今年度最初の活動日。


    下海戸さんと下出さん。
    お二人の「お話かあさん」が、2・3年生に絵本の読み聞かせをしてくださいました。


    「お話かあさん」のほとんどが、保護者OG。


    お子さんが卒業しても学校に関わってくださること、本当にうれしく思います。


    「お話かあさん」が来てくださること、子どもたちは楽しみにしています。
    本校最後の1年になりますが、今年もよろしくお願いします。
  • 4年生が、そうっと見ているのは・・・


    なかよしホール南側のツバメ。


    今日もせっせと、親鳥がひなにえさを運んでいました。


    さて、5月末、4・6年生が学級活動で、横断幕に書く言葉を検討したことを紹介しました。
    その後、2・3年生も話し合いに加わって、それが決まりました。
    「141年間、ありがとう」です。


    大きな横断幕は、これから業者さんに製作をお願いしていきます。
    それとは別に、今日は、手書きののぼり籏と横断幕を作りました。
    4・6年生が2つのグループに分かれて・・・。


    閉校への思いを込めて、


    みんなで力を合わせて作りました。


    「すてきでしょう!」と、職員室にも見せに来てくれました。


    「うん、とってもすてき!」と、先生たち。

    ・・・当たり前ですが、閉校に向かっているのですね。
  • 自治会長 様
    保護者 様

    一昨日、お便りでもご案内いたしましたが、第2回閉校準備会全体会を下記のとおり開催いたします。ご多用の中、大変恐縮ではございますが、ご参加いただきますようお願い申し上げます。

    日時: 平成26年6月16日(月)19:30~

    会場: 熊切小なかよしホール(食堂棟)

    内容: 部会の進捗状況報告、課題となっていることがらの検討

    その他: 全体会に続いて、部会の話し合いをもちます。
           やむを得ず欠席される場合は、事前に学校までご連絡ください。
  • 昨夜、閉校準備会記念誌部会を行いました。
    みなさん、お仕事でお疲れのところ、
    あるいは、お家のことを切り盛りされてのご出席、本当にありがたいです。


    昨日は、どのページにどの年代の写真を掲載するのか、
    記念誌表紙のタイトルやそれを誰に書いてもらうのか等について検討しました。


    さらに、原稿の作成については、
    本校の卒業生で、印刷会社を営んでいる方に協力を求めることになりました。
    そして、次回の部会には、その方にも話し合いに参加していただくことになりました。


    みなさんの思いが、少しずつ少しずつ形になっていきます。

    昨夜は、部会の話し合いの様子を取材・撮影させてほしいと、
    「とびっきり!しずおか」ディレクターの赤石さんが、静岡から駆けつけました。


    赤石さん、暗い夜道、大丈夫でしたか?無事に静岡に着けましたか?
  • まだ風が冷たかった3月中旬、みんなで植えたジャガイモ。
    あれからおよそ3か月。


    途中、芽欠きや土寄せ、草取りの作業もしました。
    そして、こんなに立派なジャガイモを付けるまでに成長しました。


    今日の2時間目、6年生が試し掘り。


    それをさっそく、大倉先生が調理してくれました。


    カリカリのポテトチップス。


    それから、


    ホクホクのふかしいも。


    そして、それを


    給食のとき、みんなでいただきました。


    うまい!


    正直に言うと、給食を食べる前に・・・。栄養士の後藤先生、ごめんなさい。
    ジャガイモを優先してしまいました。でも、もちろん給食も残さず食べましたよ。


    おいしいジャガイモを食べて、モチベーションも高まったところで、


    昼休み、全校のみんなで残りのジャガイモを掘りました。


    3つの縦割りグループに分かれて、


    上級生と下級生が力を合わせて掘りました。


    土の中からコロコロコロコロと、


    おいしそうなジャガイモがいっぱい姿を現しました。


    最後は、それぞれに家に持ち帰る分を袋に詰めました。


    お家の方に、おいしいジャガイモ料理を作ってもらってくださいね。