2014年4月

  • 今朝、出勤すると、
    一昨日の帰りに置いた車止めの位置が変わっていることに気付きました。
    昨日、どなたかが学校を訪れたんだ。雨の中を・・・。
    本校が閉校になることを耳にして、何かしらの思いをもって訪れてくれたに違いない。
    ・・・そう思いました。
    そこで、校長先生と相談して、「来校者伝言ノート」を作りました。


    このノートは、来校したみなさんに、自由にご記入していただくノートです。
    閉校を前に、何かしらの思いをもちながら来校していただいた方に、
    その思いを綴っていただけたらと思っています。
    在校当時の思い出、在校生へのメッセージでも構いません。
    できれば、お名前や住所、年齢、卒業年度等も添えていただけるとうれしいです。

    職員玄関前に机を置いておきます。
    その上のかごの中に、このノートを入れておきます。


    こんなふうに・・・。


    閉校に向けた渦を作っていくために、
    このノートの内容をブログで紹介させていただくこともあるかもしれません。
    その際は、個人が特定されないように配慮していきます。

    ぜひ、ご来校の折には、「来校者伝言ノート」へひと言お書きください。
    卒業生のみなさん、ぜひ、このことをお仲間にもお知らせください。
  • 一日中、雨が降り続いていました。
    今日はいつものそうじの時間よりも長い「特別清掃」で、運動場の草取りの予定でしたが、
    あいにくの雨で、いつものそうじではできないところをそうじすることになりました。
    本校は人数が少ないので、普段そうじできる場所が限られています。

    聖奈さん、昂哉くん、憲伸くん、結愛さんはプールの更衣室。


    5月中旬にはプールそうじ、下旬から泳ぎ始める予定です。


    美名さん、昂汰くん、佑奈さんはコンピュータ室。
    じゅうたんが敷いてあるので、掃除機を使って・・・。


    心那さん、綺香さん、孝明くんは図書室。


    床をからぶき。


    本棚を水ぶき、本の整理整頓もしました。


    史也くん、恵美さん、昇陽くん、愛奈さんは新館入口のくつ箱。


    くつ箱を水ぶき。
    そして、お客さんが使う収納ケースに入っているスリッパを、
    一つ一つぬれぞうきんでふいていきました。


    乃愛さん、華奈さん、美来さん、亜香音さんは児童昇降口とくつ箱。


    くつ箱を水ぶきしたり、
    昇降口に敷いてあるマットを外して、たまった土をきれいにはいたりしました。


    早くそうじが済んだプールの更衣室担当の4人は、


    職員玄関にあるお客さんが使うスリッパも、きれいに水ぶきしました。


    「きれいになると、気持ちがいい!」と、子どもたち。
    約30分、一生懸命に働きました。
  • 熊切を離れ、別の土地でお暮らしになっている卒業生のみなさん。
    中には、GWを使って、熊切に帰省する方もいらっしゃることでしょう。
    「熊切小閉校」を耳にして、一度は熊切小を訪ねてみたい・・・
    と思っていらっしゃる方もいることと思います。

    学校は4/29、5/3~6はお休みで、校舎の中に入ることはできませんが、
    校舎の周りや運動場を散策することは可能です。
    正門に車止めが置いてありますが、お越しの際は移動していただき、
    お帰りの際に元の場所に戻しておいていただければ結構です。

    また、4/30~5/2は学校が開いていますので、
    ご希望があれば、校舎内を見学していただくことも可能です。
    その際は、職員室にひと声かけてください。

    私たちは、閉校までに一人でも多くの卒業生のみなさんに、
    本校に足を運んでいただけたらと思っています。
    ぜひ、みなさんの周りにいらっしゃるお仲間にも声をかけていただければ幸いです。
  • 先週の金曜日、延期になっていた「山芋植え」を行いました。


    子どもたちの指導をしてくれたのは、お父さんたち4人。


    (上写真)左から大畑さん、村松さん、西村さん、横道さん。


    4月中旬の土曜日、
    山芋を栽培している山下さんの畑にお邪魔して、
    植え付け方法を伝授してもらって、この日に備えてくれました。
    ・・・何とありがいこと。


    この日は授業参観会。
    来校したお母さんたちも、一緒に作業しました。
    ALTのリッキー先生も(下写真の麦わら帽子)・・・。


    限られた時間の中で、子どもたちができることは子どもたちで。


    (下写真)2人が運んでいるのは、細長い厚手の透明な袋にサバ土が入ったもの。


    この袋の中に、新しい山芋ができていくのだそうです。


    この袋のおかげで、新しい山芋はまっすぐに伸びるのだそうです。


    トタン板の上に、この土入りの袋を縦に25袋重ねながら並べ、それを2列作りました。


    そうしたら、この袋と同じ高さになるように、周りを平らにしていきます。


    平らになったところで、土入り袋をビニルのシートで覆っていきます。


    ・・・説明がよく分からないって?


    ・・・種芋を植えてないじゃないかって?


    そうでしょう。そう思うでしょう。・・・私もそう思いました。


    ここで、いよいよ種芋登場!
    種芋の芽が伸びるところを、土入り袋の口にあたる部分に置きます。


    この芽のところからつるは地上へ、新しい芋は地中へ。


    新しい芋は、先ほどのビニル袋を突き破って、
    サバ土の入った透明の袋の中を伸びていくのだそうです。


    山芋を知り尽くした人が考えた栽培方法・・・すごい!
    ・・・ここまでやったところで、子どもたちの作業は終了。
    あとは、お父さんと先生たちでやりました。

    16時をまわると、雷がゴロゴロ鳴りだし、雨が降り始めました。
    少し雨にぬれてしまいましたが、完成しました。


    これです!けものたちに荒らされないように、ネットも張りました。


    お父さんたち、本当にありがとうございました。
    秋が深まったころ、収穫ができるとのこと。
    昨年は実現しなかった山芋会が、今年はできそうですね。
    立派な山芋ができますように・・・。
  • 校庭のフジ、ノースポール・・・今が盛り!と咲いています。
     

    運動場に目をやると、健康委員会の子どもたちが草取りをしています。


    始業前、毎朝のこと。
    全校の人数が少なく、運動場の利用頻度が低いので、どうしても草が生えてくるのです。
    健康委員会のみんな、ありがとう!


    委員会活動といえば・・・
    昨日の給食の後、図書委員会の読み聞かせがありました。


    今回は、6年美名さん、4年美来さん、3年綺香さんが、


    「ひらがなにっき」を読んでくれました。


    読み聞かせといえば・・・
    今日は読書週間の最終日、2回目のブックバイキングがありました。
    図書室では、伸哉先生が、


    「すっぽんぽん」を、


    ふれあい教室では、堀部先生が、


    「おばあちゃん すごい!」を、


    やまびこ教室では、図書館補助員の井堀さんが、


    「しっぽのつり」を、


    なかよしホールでは、教頭先生が、


    「ツバメのくらし」を読み聞かせしてくれました。


    教頭先生は、読み聞かせの後、学校のツバメの写真を紹介してくれました。


    「右が17日の巣、左が23日の巣。違いが分かる?」


    孝明くんが身を乗り出し、写真をよーく見て、
    「左の方が、巣が大きい。」


    「せーかーい!」と、教頭先生。
    「教頭先生、巣を見たいな。」と、孝明くん。
    そこで、2人で職員室の外の巣を見に行きました。


    ツバメが、かれ草を運んできて、巣の中に敷き詰めているようでした。


    「教頭先生、もうすぐ卵を産むのかな?」
    「きっとそうだね。また見においで。」
    「うん!」と、元気よく返事をして教室に戻っていきました。
  • 昨日、井口園さん(お茶農家さん)が、学校にわらびを届けてくれました。


    井口園さんは、採ったわらびの長さをそろえ、
    一袋(100+α)gで、二俣の農産物直売所の「天竜 山の市」で販売しているそうです。


    井口園さんのお子さんが熊切小にいたころは、この季節、
    みんなでわらび採りをして、それを売って、教育活動資金にしていたとのこと。


    井口園さんが届けてくれたわらびは、昨日のうちに、重曹であく抜きをしておきました。


    そして、いつものように料理が得意な大倉先生が、「油揚げの袋詰め」を作ってくれました。


    しょう油と砂糖で、大鍋で煮て・・・。


    できあがり!こちらは、職員室試食用。


    こちらが、子どもたち用。


    給食のとき、みんなでいただきました。


    「うまい!春を感じるね。」と、史也くん。


    いつもならば、これで終わるところですが、今日は違います。
    5時間目、プロジェクトGの一環で、
    学校の北側にある井口園さんのお茶畑に出かけました。
    何のために?


    わらび採りのために・・・。
    そう、昨日、井口園さんが来校したのは、その打ち合わせだったのです。
    いいながめ!


    井口園さんにわらびの採り方を教わると、


    子どもたちは、茶畑の一角にあるわらびが生えている場所へ駆けていきました。


    ある、ある、


    ある、ある、


    いっぱいある!


    およそ30分。


    子どもたちは、わらび採りを楽しみました。


    袋いっぱいになるほど・・・。大満足でした!


    採ったわらびの一部は、家に持ち帰ることにしました。
    残りは、4・6年生が、昨日、井口園さんが教えてくれたように、


    長さをそろえて、


    (100+α)gにして、袋詰めにしていきました。


    すると、全部で36袋出来上がりました。


    そして、これを全部、井口園さんが買い取ってくれました。
    3,600円!
    この売り上げは、しいたけの売り上げ同様、
    子どもたちの今後のプロジェクトGの活動資金になります。

    井口園さん、いろいろとお世話になりました。

    本校最後の1年、熊切にどっぷりつかる活動、これからまだまだ続きます!
  • 午前中、交通教室がありました。


    今年のめあては、
    「正しい自転車の点検や乗り方を身に付け、交通事故から自分を守ろう!」。


    天竜警察署交通安全指導員さん3人と熊切駐在所の金原さんが、
    指導のために駆けつけてくれました。


    子どもたちに聞くと、普段、自転車に乗る機会は多くないようです。


    だからこそ、いざ乗るというときに、
    正しい乗り方を知っていること、身に付けておくことは、とても大切なこと。


    2・3年生は、
    発進の仕方、ブレーキの使い方、一時停止の仕方、安全確認を中心に練習しました。


    4・6年生は、
    さらに、右・左への曲がり方を練習しました。


    本校は、昨年も、一昨年も、その前も、
    「交通事故ゼロチャレンジ優秀校」で表彰されています。


    熊切小最後の年も、無事故でありますように・・・。
  • 熊切郵便局入口にある「熊切小ギャラリー」。
    タイトルに添えている熊切っ子の顔写真を、今年度のメンバーにして、
    昨日、届けてきました。


    「局長さん、今年度もよろしくお願いします!」


    今、自画像に今年度の目標を記したものを展示しています。18人全員・・・。


    地域のみなさん、熊切郵便局にお越しの際は、ぜひ足を止めてご覧になってくださいね。
  • 昼休み、4年生が、職員室外のツバメの巣を見に来ていました。
    「この間(4/17)見たときと、違いがあることが分かる?」と、教頭先生。
    「うーん?」と、子どもたち。


    昂汰くん、おんぶしてもらっても、大して見え方は変わりませんよ。


    これが、4/17に理科の時間に見た巣。


    こちらが、今日の昼休みに見た巣。


    「前より大きくなっているんじゃないかな。」
    「上の方が土の色が濃いね。」
    ・・・そのとおり!
    昨日の雨でやわらかくなったどろとかれ草を使って、巣の修理を始めたようです。
    色が濃い部分が、今日運んできたどろ。
    春の雨がツバメたちに、巣作りの季節がやって来たことを知らせたんですね。

    さて、今日の給食の後、3年生4人が音読発表をしました。


    国語科「きつつきの商売」の学習の成果を、全校の友達に聞いてもらいました。


    きつつき役は綺香さん、野うさぎ役は佑奈さん、


    野ねずみ役は結愛さんと亜香音さん、


    地の文は結愛さん、亜香音さん、佑奈さんが交代で担当しました。


    場面の様子を思い浮かべて、それを声に表そうとしていることが伝わってきたよ!


    ・・・それを4人に伝える友達の拍手が、なかよしホールに響きました。


    2年生の孝明くんに続いて、3年生の発表。
    本校では、給食の後の時間を使って、こんな発表をたくさん行っています。
  • 昨夜は、PTA全体会①・総会でした。
    新会長・副会長も承認され、
    熊切小PTA最後の1年となる活動が始まりました。

    前年度会長の横道さん、退任の挨拶。
    1年間、PTAの扇の要としてのご活躍、本当にありがとうございました。


    今年度会長の岩本さん、就任の挨拶。
    「・・・熊切小はあと1年で閉校になってしまうけれど、
    子どもたちの未来は、これから先もつながっていく。
    大人になったとき、『子どものころ、こんなことをしたよね。』と語れる、
    子どもたちの思い出に残る活動をしていきたい。・・・」
    1年間、子どもたちのためによろしくお願いします。


    今年度は統合に向けて、
    気田小PTAとの話し合いや閉校準備会の運営という仕事もあります。
    忙しい1年になることは間違いありませんが、保護者、学校職員が手を携えて、
    子どもたち同様、“楽しく元気に”活動していきたいですね。
    保護者のみなさん、よろしくお願いします。


    さて、読書週間の今週、教室にはられたブックバイキングのポスター。
    そこには・・・先生たちが、朝の活動で読み聞かせをします。朝の会が終わったら、聞きたい本の部屋に集合しましょう。どの本を、だれが読むのかは、お楽しみです。・・・と書かれています。
    そして今日が、そのブックバイキングの1日目。


    図書室では、校長先生が、


    「大どろぼう くまさん」を、


    ふれあい教室では、堀部先生が、


    「第五福竜丸」を、


    やまびこ教室では、事務の山田先生が、


    「どろんこそうべえ」を、


    そして、なかよしホールでは、スクールヘルパーの明希子先生が、


    「ほんをよむのにいいばしょは?」を読み聞かせしてくれました。


    明後日、もう1回、ブックバイキングがあります。
    子どもたち、今度は、どのお話を聞きに行きますか?