モンゴルには、日本全土よりも広い草原が広がっていること、
1000頭もの羊やヤギ、ラクダ、馬を連れて移動しながら生活していること。
1つ1つ、お話を聞くたびに
「えー!そんなに広かったの?」
「スーホもたくさん羊を連れていたね。」
と楽しそうに反応する子供たち
私たちとは大きく異なるモンゴルの人々の暮らしを聞いて、
驚きながら、スーホの世界に思いを馳せました。
最後に、馬頭琴以外の楽器を紹介してくれました。
ガニランとダマルという2つの楽器を見せていただきました。
その後、その2つが人骨からできていることを聞き、
「え…人の骨からできているの?」
「頭蓋骨を使うなんてかわいそう…。」
と、少し怖がる子供たち。
実は、モンゴルでは大切な人や動物が亡くなると、その骨で楽器を作り、
演奏することが弔いになるのだそうです。
「スーホも白馬の骨で楽器を作っていたね。」
「大切な人や動物だったからこそ、楽器にするんだね。」
体験を通して、スーホの気持ちに一歩近づいた子供たちでした。
この学びを生かして、さらに読解を深めていきましょう

佐藤剛先生、貴重な機会をありがとうございました。