2023年

  • 国語の授業

    2023年10月31日
      国語の授業にお邪魔しました。今日は班でプレゼンの時間です。日本が抱える問題に関する文章を学習した後、高校生でも関われるという視点から、自分なりの問題を提起し、現状や解決案などをプレゼンします。生徒の皆さんは各々スライドを作成して、自説を展開。発表者はスライドを班員に見せながら、わかりやすいプレゼンを心がけます。聞く人たちにも重要な役割があります。「質問」「反論」「ダンボ」。ダンボとは耳をダンボにしてよ~く聞く人のこと。この役割はあみだくじできまります。友達の発表に対して役割が決まっているため、どの生徒も自分の責任を果たそうと一生懸命です。真剣でありながら和気あいあい。和やかなムードが教室に満ち溢れます。
       
      グループの中には、出てきた質問に対して、手元の一台端末を駆使して、検索を始めるところも。「あ~その質問だけど、ここのサイトにこう書いてあったよ~」「どれどれ見せて~」一緒に画面をのぞき込む姿も見られました。質問や反論でどんどん問題が深堀されていきます。次回は、班員からもらった質問などで深まった点をさらに組み込んで、意見文を作成するそうです。現代社会の問題を問う、まさに現代文を執筆します。
       
    • エアフェスタ☆

      2023年10月30日
        市立高校は高台にあるので、遮るものなく空が本当によく見えます。おりしもエアフェスタ!浜松市内が大興奮でしたね。こちらもカメラが趣味の先生から大迫力の写真をいただきましたので紹介します。飛行機に手が届きそうです。
      • 教育学部志望の皆さん40名ほどを対象に教職ガイダンスを実施しました。浜松市教育委員会から3名の先生をお迎えし、講話をしていただきました。まず、教育長からは「教員は子供が大人になる過程に直接かかわれる素晴らしい仕事、苦労もあるが喜びも大きい」と教職を目指す皆さんへ大きなエール。続いて担当の先生から「教員の仕事、教員になるには」等々の具体的なお話がありました。高校時代に多様な年代とのコミュニケーションをたくさんして、豊かな人間性と社会性を身につけてほしい。教育に対する情熱や子どもへの愛情を持ってほしい、社会の変化に対応し、チャレンジする精神を持ってほしい等々・・・・子供が大好きな先生方の言葉から、たくさんの勇気がいただけました。「教育は人なり」の言葉で締めくくられました。
      • 美術部 西部展☆

        2023年10月28日
          静岡県高等学校美術・工芸展 第54回西部展に美術部の作品が出品され、以下の通り優秀な成績をおさめました。
          【特選(県展へ出品)】浅岡さん、小林さん、小出さん
          【奨励賞】岡部さん、上嶋さん、浜口さん、池谷さん、権田さん
          【入選】堤さん、松浦さん、辻岡さん、中里さん、吉開さん、鈴木彩さん、若森さん、森本さん、宮崎さん、河合さん
          美術部の皆さんは夏休みから構想を練って、コツコツと作品に向き合ってきました。作品に添えられているメモには、一人一人の思いのたけが込められています。自分と向き合い、絵と向き合い、かけた時間の総量が結実しています。写真にて一部の作品をご紹介します。が、写真では全く作品の迫力が伝えられません。日曜日14:00まで、クリエート浜松に展示されていますので、ぜひご覧ください。
        • 吹奏楽部がジョイントコンサートを開催しました。おなじみお隣の浜松北高、遠く東部地域から韮山高校、三島南中学校を招いて、楽しいコンサートです。浜松市立高等学校は「ピース、ピースと鳥たちは歌う」と「 Fly Me To The Moon」を披露しました。他校の演奏を聴くことで自分たちの演奏を振り返ることができます。お互いの学びあいに満ちたイベントでした。保護者の方をはじめたくさんの観客に各校の個性に満ちた色とりどりの音をお届けしました。
        • 生徒総会が行われました。早いもので3年生が生徒会を引退してはや4か月です。2年生が屋台骨となって生徒会活動が行われています。体育大会の応援合戦の運営で、自信をつけた生徒会本部のみなさんの段取りの下、着々と議事が進行します。この日は講堂と教室リモートと2か所に分かれての実施でしたが、ここでも放送部の皆さんの適切な運用の協力を得て、万事つつがなく実施されました。様々な委員会から活動報告があり、すべて承認されました。
           
        • 筝曲県大会報告☆

          2023年10月26日
            筝曲部の皆さんが総文祭の静岡県大会に臨みました。まずは前日までの意気込みを写真で紹介します。誠玲館の壁には、部員一人一人が思いのたけを込めたカウントダウン。ここまで練習してきたことを落ち着いて発揮できるよう祈りが込められます(ザビエルは伝統として先輩から受け継がれているアイコンなのだそうです)。
            1年生6名、2年生6名と例年に比較すると少人数での演奏でしたが、それぞれのパートがかみ合い、強弱も絶妙な迫真の演奏でした。リハーサルに真剣な面持ちで挑む皆さん、持てる力をすべて発揮して、やりきった表情がすがすがしい表彰式。「秋風の曲」…琴の典型的な演奏技法が豊富に盛り込まれているゆえに、各人の技量がストレートに問われました。結果は2位!優秀賞です。おめでとうございます。
          • 浜松調理菓子専門学校の方を講師にお招きして、本日は上生菓子の講習です。どらやきなどの「並」菓子に対し「上」がつく和菓子は、良い材料を手間暇かけてつくる上等なものになります。蒸しあがった材料に食紅で上品に色を付けて練っていきます。とても熱いので、熟練の技が必要です。生地を一つ一つに均等に分け、餡をつつむのにも相当な技量が必要です。講師の方の鮮やかな手際を生徒の皆さんは感嘆の思いで見つめていました。さて、試食!「おいしい~。出来立てはじめて食べた~~」などの感想が聞かれました。
          • この夏のNHK全国放送コンテストにて優良を受賞した、テレビドキュメント「生理は、僕にはないけれど」制作者の皆さんがNHKの取材を受けました。「生理を口にするのはタブー」「生理で体調が悪いのにいいだしにくい」そういう暗い雰囲気をどのように変えていったらいいのか。男子生徒が生理について学ぶにつれ、放送部の中でも当たり前のように「生理」について話せる雰囲気がでてきたとのこと。3人の生徒がそれぞれ作品に込めた思い、制作半年の中の試行錯誤、番組完成後の思いなどをかたりました。
            3人で制作当時の苦労を語り合う場面もありました。最初はこんなダメタイトルだったね。方針を一つに絞るのが本当にむずかしかった。「生理」を暗いものにしないために、ナレーションは努めて明るくした。取材には7方面くらい出かけた。取材から発展していくことばかりだった。アンケートも最初は1/3しか集まらなかった。生理について口にしたくないっていう人多かった。でも2回目はだいぶ協力してくれた。生理について顔をだしてインタビューに答えてくれる人なかなかいなかった・・・・聞けば聞くほど、大変な労力を注ぎ込んで番組を作ってきたことがよくわかりました。
            NHKの本物のカメラについてレクチャーもしていただけました。インタビュー映像の取り方など大変参考になりました。賞状と盾を持ってパチリ。この様子は10月31日のNHK「たっぷり静岡」で放映予定です。
          • 広沢自治会のお祭りにて、筝曲部が演奏を披露しました。社殿の中で演奏する貴重な機会をいただきました。神秘的な「もののけ姫」、次回のコンクールに向けて腕を磨いている「秋風の曲」。どちらの曲も境内いっぱいに豊かな響きが満ち溢れました。筝曲には指揮者はいません。常にお互いの呼吸を意識してテンポをそろえていきます。この日もたいへん息の合った演奏で、まるで「音」が追いかけっこをしているかのようです。軽やかにそして荘厳に・・・さまざまな音の掛け合いが筝曲の醍醐味です。お祭りの賑わいに彩を添えました。