2023年11月

  • 静岡県放送新人コンクールが、11月19日、静岡市のグランシップで開催されました。会場には、本番を前にして、読みの練習をしたり、「やばい、緊張する」と笑顔で周囲と話をする生徒たちの姿がありました。その日行われたのは、「アナウンス部門」「朗読部門」「ビデオメッセージ部門」「オーディオメッセージ部門」の4部門でした。私が見ることができたのは、「朗読部門」「ビデオメッセージ部門」「オーディオメッセージ部門」です。「朗読部門」では、本校の生徒はいずれも声に深みがあり、間(沈黙)の取り方が絶妙で、情感豊かに朗読している姿に感心しました。たった3分ほどでしたが、見事に生徒たちが言葉で紡ぐ物語の世界に引き込まれました。
    「ビデオメッセージ」「オーディオメッセージ」は、映像ホールで鑑賞しました。本校の生徒が創った作品はすべて、生徒たちの「思い」や「メッセージ」がストレートに聞き手に届き、頭と心が豊かになるようなものでした。アナウンス部門、朗読部門にて3名の生徒が来年度の全国総合文化祭への出場を決めました。
  • 全国高校駅伝の前哨戦ともなる東海駅伝競走大会にて、女子が準優勝を果たしました。県予選とがらりと布陣を変えての挑戦です。1区エース区間は、本校が誇る大エース、3年の澤田さんが区間賞の走りでトップに。その後、豊田大谷に抜かれたものの、2区匂坂さん、3区鈴木さんと2年生が2人がきっちりと仕事をして2位で後半へつなぎます。4,5区はルーキー1年生の登場です。4区大谷さんは中学時代から経験豊富な選手。粘り強い走りと猛烈なラストスパート。アンカー5区鳥居さんは、3位の豊川と前半デットヒートを繰り広げますが、後半のスタミナがすばらしく、結果大きく豊川を突き放して準優勝を飾りました。県の記録を40秒更新し、見据えるは都大路!常に高みを目指して挑戦し続けるSTAR達です。
  • 去る11月4日静岡県高等学校駅伝競走大会において、2年ぶり2回目の優勝を果たし、これにより12月24日の全国高等学校駅伝競走大会への出場が決定しました。ご声援ありがとうございます。ご支援に関しての詳細は添付ファイルをご確認ください。
     

    寄付金のお願い(陸上競技部保護者会・OBOG会)[PDF:645.8KB]


     
  • 吹奏楽部が静岡県吹奏楽祭のステージに立ちました。1曲目は今までたくさんの時間をかけて磨き上げてきた「ピース、ピースと鳥たちは歌う」。この曲にはスペイン内戦、第二次世界大戦と続いた世界の地獄を嘆き、廃墟の中で立ち上がろうとする人々の祈りがこ込められています。絶望から希望へ。同じモチーフが繰り返し現れる非常に難しい曲ですが、背景まで含めて、全身で音楽を聴衆に届けようという部員の願いがホールに満ち溢れました。「鬼気迫る」とはまさにこのこと。全身全霊の演奏に心打たれました。今の時代であればこそ、この曲を演奏する意義は大きいと感じました。2曲目は「Fly Me To The Moon」。ジャズの名曲です。ソロも冴え冴えと、リズミカルで和やかな演奏でした。結果は準グランプリ!
  • 2年生探究活動のメインプログラム「政策提言」がスタートしています。生徒の皆さんが地域社会に貢献する機会です。1回目は浜松市役所の方と静岡文化芸術大学の先生をお招きしてのマインドセット。浜松市の30年後の理想の姿とは?1ダースの未来の合言葉の下、浜松市は施策を展開しているそうです。「みんなも是非その1ダースの未来つくりの一員になってほしい」とのこと。大学の先生からは、よりよい政策提言のためのプロセスをご教授いただきました。ブレインストーミングのやり方、KJ法など、大学に行っても役に立つノウハウです。今から取り組める、自分たちも参加可能な課題をみつけてグループで取り組んでいきます。
  • ひたむきな取り組みで着実に力をつけている男女テニス部の皆さんが、三重県四日市にて東海選抜大会に挑みました。女子の皆さんは、初戦四日市南と対戦。4-1で勝って波に乗ります。続いて強豪椙山女学園と激突。シングル1は勝ち切ったものの、ダブルスとシングル2を落として、3位となりました。しかし立派な成績で、3月に行われる全国大会への出場が決まりました。男子は初戦から優勝候補の麗澤瑞浪と対戦。全力を尽くしましたが、敗退、敗者復活戦に回りました。津田学園を3-2で下した後、岐阜商業と最終タイブレークまでもつれ込む大接戦を繰り広げましたが、残念ながら競り負けてしまいました。全国大会出場まであと一歩のところ。大変悔しい結果でしたが、この悔しさをバネに今後も精進していきます!
  • 11月5日(日)、静岡市民文化会館で、高校生コーラスフェスタが開催されました。第42回定期演奏会が開催されました。当日、静岡市民文化会館に到着すると、外で「いちりつ合唱部員」は、本番さながらの熱の入ったリハーサルを行っていました。(下記写真)そして、いよいよ本番。舞台上で配置についたいちりつ合唱部は、一瞬の静寂の後、出だしからエンジン全開、アッと驚く演出があり、舞台上で繰り広げられるパフォーマンスに、目と耳と心が釘付けになりました。終始表情豊かにアカペラの歌声を響かせている合唱部員に魅了されました。発表が終わった後のホワイエには、やりきった表情を浮かべた生徒たちの笑顔の輪が広がっていました。結果は見事に「合唱専門部会長賞」。「チーム合唱部」が、舞台上で観客の心に届く合奏をしている生き生きとした姿を、誇らしく思いました。
    P.S マスコット犬のケンちゃんは、客席で合唱部の活躍を見守っていました。
  • マンドリン部が静岡県教育長表彰を受けました。夏に文部科学大臣賞を受賞した栄誉をたたえての表彰です。昨年も同様の賞をいただきました。こうした名誉が連続することは、本当に学校全体の誇りでもあります。先日は県新人コンクールが行われ、こちらも最高賞を受賞しました。先輩から後輩へ、マンドリンを愛する、音楽を愛する心が受け継がれていきます。
  • 剣道部が新人戦に挑みました。2回戦から登場、初戦は聖隷です。素早い動きで粘り強く打ち込みますが、相手の技量が勝り、敗退。敗者復活戦にまわります。そこで横須賀に勝ち、浜松工業に勝ち、無事に県大会出場を決めました。剣道の試合は、猛烈な体力を必要とします。この日は短い間隔で3試合を戦い、最後は気力の勝負でもありました。「えぃ」「やぁ」の掛け声も勇ましく、一歩も引かない戦いぶり。次の県大会でもさらなる向上を目指します。
  • ダンス部のみなさんが、ホンダサッカー競技場でのハーフタイムショーに出演しました。元気もりもり、笑顔いっぱいのチアリーディングです。オレンジ色のボンボンが緑の芝に映え、赤のチア服との相性もばっちり。自分たちで考えだした振り付けを全員で協力して磨き上げてきました。飛び跳ねるようなはつらつさが、サッカーを観戦にきたたくさんのお客さんを和ませました。