2015年

  • 6日(金)の夕方から昨日まで、
    春野文化センターまつり~春野文化展~が開催されました。


    みなさん、出かけられましたか?私は、金曜日の夜に・・・。


    春野町内の小学生、中学生の図画工作科・美術科作品や書写作品、


    陶芸教室の作品等が、一堂に展示されていました。


    その他、幼稚園児の作品、


    地域のみなさんの生け花、写真、手芸等、


    見応えのある作品がずらりと並んでいました。


    2学期、
    シニアクラブのみなさんと楽しんだ、グランドゴルフの写真も飾られていました。


    さて、昨日、2月8日は、教頭先生の「大切な命の記念日」。
    日めくりカレンダーには、
    「朝早くから夜遅くまで、みんなのために働いています。
    本当にありがとうございます。」
    と、校長先生からのメッセージ。
    「仕事が遅いものですから・・・」と、教頭先生。


    散髪して頭がすずしくなったら風邪をひいたようなこと言っていましたが、
    この時期に風邪なんかひいている場合じゃありませんよ!
  • かつて本校にお勤めになったみなさんに(昭和60年以降在職)、
    1月中旬、閉校式へのご案内を発送しました。
    そして、そのお返事が少しずつ届いています。

    ご出席のみなさんの中で、
    お名前をブログに掲載することに同意をいただいた方を紹介します。(2/6現在)
    ※( )内は旧姓、[ ]内は本校勤務年度、敬称略

    ・老川 嘉子 [S53~55]
    ・児玉 順子 [S56~63]
    ・廣岡 裕子 [S57~60]
    ・木野 弘之 [S59~61]
    ・山﨑 陽康 [H元~4、19~21]
    ・田中 琴子 [H元~7、11~13]
    ・木下 統資 [H2~4、17~19]校長
    ・原 信一郎 [H3~5]校長
    ・矢島(石川) 晴美 [H3~5]
    ・戸田 裕之 [H5~7]
    ・鈴木 康弘 [H5~8]
    ・矢島 一彦 [H5~8]
    ・鈴木 武司 [H6~10]校長
    ・高橋 正己 [H6~9]
    ・井口 てる子 [H7~12]
    ・高木 耕二 [H8~11]
    ・古浦 朝久 [H8~9]
    ・柿崎 有香 [H8~10]
    ・山﨑 淳子 [H9~15]
    ・菅沼 晃 [H10~12]
    ・稲葉 雅章 [H10~12]
    ・鈴木 章代 [H10~13]
    ・黒川 洋善 [H11~13]校長
    ・平野 敏彦 [H11~13]
    ・高辻 美智子 [H13~17]
    ・名倉 文康 [H13~15]
    ・原田 眞男 [H13~15]
    ・相曽 智司 [H14~16]
    ・宮谷(老川) 恵理 [H14~15]
    ・村松 史紀 [H15~18]
    ・田中 敏司 [H16~18]
    ・村松 由規子 [H17~18]
    ・渥美 広太 [H17~18]
    ・川村 雄司 [H19~23]
    ・梅村 千晴 [H19~21]
    ・横田 良明 [H20~22]校長
    ・川島 悦代 [H21~22]
    ・河合 貴幸 [H22~24]
    ・山下 里美 [H22~25]
    ・青山 由美子 [H23~24]

    ※お名前の掲載に同意をいただけませんでしたが、この他に3名出席者がいます。

    本当は出席したいけれども、
    都合がつかず欠席という方もたくさんいらっしゃいます。
    そういう方の声を紹介します。

    ・さびしい気持ちです。熊切小でのこと、いつまでも忘れません。
    ・熊切というすてきな地域が、今後もよい形で引き継がれていくことを願っています。熊切の皆様には、本当にお世話になりました。
    ・6年間勤務させていただき、楽しい時を過ごさせていただきました。
    ・たくさんのことを学ばせていただいた3年間でした。熊切の良さが、気田小に引き継がれていくことを願っています。
    ・私にとって最後の勤務地となった熊切小学校。当時1年生だった子どもたちが6年生になり、その姿をテレビで見ることがありました。懐かしかったです。これからも、熊切小学校の子どもたちの活躍を見守ります。
    ・熊切小学校が閉校すると聞き、大変さびしく思っています。熊切川の清流、学校に現れたカモシカ、シイタケの菌打ち…懐かしい思い出がいっぱいつまっています。
    ・いかだに乗ったり、もりでアユをとったりしたことが思い出されます。
    ・参加できず、残念です。当日は無理ですが、一度校舎を見てみたいです。
    ・楽しく勤務させていただいた熊切小が閉校することになり、残念に思います。今までありがとうございます。
    ・80歳を迎える年となり、医者通いが増えています。このところの寒さで、めまい、立ちくらみなどあり、体調不良です。熊切小勤務には万感の思いがあり、何とか出席したいと思いましたが、迷惑になることを考え、欠席といたします。皆様方によろしくお伝えください。
  • 今日は、気田小学校との交流学習の日。
    気田小、犬居小、本校の春野町三小交流学習とは別に、
    統合に向けて、今年度各学期に1回行っているもの。

    子どもたちは終日、気田小学校で過ごしました。
    私も午前中、子どもたちの様子を見てきました。

    廊下には、
    4年生が1学期の交流学習で書いたお気に入りの文字が、掲示されていました。


    熊切の仲間が加わって、来年の5年生は15人になるんだね。


    1・2年生が合同体育。1年生対2年生で、ドッジボール対決。
    「1回ボールがとれたよ。」と、孝明くん。


    音楽では、鍵盤ハーモニカで「かえるのがっしょう」を演奏していました。


    大好きなじょうくんと席を並べて・・・。


    3年生は、国語で百人一首をしていました。


    気田小は、どの学年も百人一首に取り組んでいるとのこと。


    「全然とれなかった。」と、子どもたち。
    仕方がありません。熊切小はやっていないのですから・・・。
    これから少しずつ覚えていけばいいよ。


    4年生は、社会「自分の住んでいる所をじまんしよう」。


    一人ずつ前に出て、自分の住んでいる所を紹介していきました。


    気田小の学区のことがよく分かりました。


    気田小の友達には、熊切小の学区のことをたくさん知ってもらえました。


    2学期の交流学習で行った「熊切探検」は、学校の周辺だけだったから・・・。


    4月からは、気田小の学区がますます広くなります。


    「ぼくの住んでいる所は、長蔵寺です。
    きれいな熊切川ではアユがとれます。
    まわりには茶畑があって、お茶を収穫する時期には、お茶のいい香りがします。
    ・・・・・。」と、昂哉くん。
    堂々と、大きな声ではっきりと発表できました。
    昂哉くんの家のまわりの様子が、目に浮かんできました。


    6年生は、社会「都道府県カルタとり・歴史人物カルタとりをしよう」。


    これまで学んできた知識を使って・・・。


    6年生は、4月から春野中学校で一緒に過ごす仲間。


    教室で一緒に学んだり、汗を流して部活動に打ち込んだり・・・。


    深い付き合いができるといいね。


    2時間目と3時間目の間の15分休み。
    4年生と5年生の男の子たちは、サッカーで遊んでいました。


    4年生の女の子たちは、遊具で仲よく・・・。


    4月から、一緒に学ぶ気田小と熊切小の子どもたち。
    これまでの3回の交流学習を通して、お互いを知り合えたことでしょう。
    「不安は全くない」とは、まだまだ言い切れないでしょうが、
    きっと、わくわくする気持ちがこれから高まってくると思います。
    そして、そうあってほしいと願っています。
  • 今日、2月5日は、毎週金曜日に音楽の指導をしてくださる
    鈴木公子先生の「大切な命の記念日」。
    公子先生、お誕生日おめでとうございます。

    日めくりカレンダーには、
    「音楽のときのみなさんの表情が、とても豊かになりました。
    公子先生のおかげです。」
    と、校長先生からのメッセージ。


    明日は、気田小学校との交流学習のため、
    公子先生の音楽の授業はありません。
    その代わりに、10日(火)に来てくださいます。
    そのとき、みんなで「おめでとうございます!」と言おうね!

    さて、今朝の熊切は、みぞれが降っていました。
    そんな寒い中、3年生が洗濯板を使って洗濯をしていました。
    社会科「古い道具と昔のくらし」の学習で、
    洗濯板を実際に使った経験のある校長先生を講師に・・・。


    「冷たくて、手がこおってしまいそう。」


    「一つ洗うのにも、すごく時間がかかるね。」


    「汚れが落ちるように、板がでこぼこしているのかな?」
    と、子どもたち。


    そして、洗濯物を家庭科室に干しました。


    「昔の人は、こんなふうに洗濯していたんだよ。
    今がどんなに便利か、洗濯機がどんなにありがたいか、よく分かったね。」
    と、校長先生。

    さて、明日は、気田小学校との交流学習。
    統合した4月からのことを想定して、
    自宅の最寄りのバス停からスクールバスに乗り込みます。
    みんな、遅れないようにね!
  • 今日は立春。


    校庭のウメのつぼみも、ずいぶんとふくらんできました。


    穏やかな日和で、昼休み、全校のみんなで鬼ごっこ。


    こんな風景が見られるのも、あとわずか・・・。


    ・・・どうしても、そういう思考になってしまいます。

    さて、職員玄関のところに、昨日、こんな掲示物が登場しました。
    「熊切小学校が閉校するまであと××日」、カウントダウンカレンダーです。


    みんな、一日一日、大切に過ごしていこうね。

    さてさて、2・3年生が、
    なかよしホールに展示してあったアルバムや写真を図書室に移動してくれました。


    最後の学習発表会のときにも案内しましたが、
    自分や家族、親せきやご近所さんが写っているものがあれば、
    ご自由にお持ちいただいてかまいません。


    閉校式まで図書室に展示していますので、お時間のあるときに見に来てください。


    「写真を見に来ました。」
    と、職員室にひと声かけていただければ、何時間いてもかまいません。


    昨日の閉校準備会全体会でも、
    「ぜひ地域の方にもお知らせください。」と、自治会長さんにもお願いをしましたが、
    このブログをご覧のみなさんも、まわりの方にお知らせください。
    よろしくお願いします。
  • 昨夜は、第5回閉校準備会全体会を開催しました。
    寒い中を、保護者、自治会長のみなさんがお集まりになりました。


    記念式典・行事部会と記念誌部会の進捗状況の報告がありました。
    「最後の学習発表会、多くの方が駆けつけてくださって、
    盛大に行うことができました。・・・・・
    記念品のオルゴールは納品待ち、 閉校式で配付するファイルは納品されました。


    「記念誌は、今日、最終校正をして仕上げていきます。
    最終チェックをして、印刷・製本、そして、今月末には納品となります。・・・・・」


    その他、閉校式の運営の共通理解、閉校式第2部の内容の検討。


    さらに、スクールバス部会から、
    来年度のスクールバスの運営について説明等がありました。


    全体会終了後、記念誌部会を開催して、最終校正を行いました。


    とてもすてきな記念誌ができあがりそうです。


    会議が終わって職員室に戻ると、
    オルゴールの製作を依頼している東洋音響さんから、メールが来ていました。
    「熊切小のオルゴールができあがりました。
    それを早く知らせたくて、写真を送ります。・・・・・」と、担当の加福さん。
    これがその写真です。


    この記念品のオルゴールと記念誌を、
    3月上旬から中旬、閉校式の前までに、各世帯に配付していきます。


    ・・・閉校に向けて、どんどん加速していく感じが、ますます強くなってきました。
  • 今日、天竜高校春野校舎の小山先生が、本校にやって来ました。
    先生になって2年目の研修の一環で・・・。


    朝、図書室で子どもたちに紹介。
    そして、子どもたちに読み聞かせをしてくれました。


    「カラスのパン屋さん」を・・・。
    さすが、国語科の先生!やさしい語り口調で・・・。


    複式授業を参観したり、


    給食を一緒に食べたり、


    給食の後、孝明くんのかけ算九九を聞いてくれたり、


    子どもたちとおしゃべりしたり・・・。


    昼休みは、子どもたちに誘われて体育館へ。


    一緒にドッジボールを楽しんでいました。


    6時間目は、4・6年生に国語科の授業をしてくれました。


    「擬音語や擬声語を使って、友達のことを表現してみよう!」


    最後に、
    「今日は熊切小学校に来て、みんなと過ごして、
    私の心はポカポカになりました。今日は、ありがとうございました。」
    と、小山先生。


    子どもたちも、今日1日、とても楽しく過ごしていたことが伝わってきました。
    小山先生、また来てください。
  • かつて本校にお勤めになったみなさんに(昭和60年以降)、
    1月中旬、閉校式へのご案内を発送しました。
    そして、そのお返事が少しずつ届いています。

    ご出席のみなさんの中で、
    お名前をブログに掲載することに同意をいただいた方を紹介します。(2/2現在)
    ※( )内は旧姓、[ ]内は本校勤務年度、敬称略

    ・老川 嘉子 [S53~55]
    ・木野 弘之 [S60~61]
    ・山﨑 陽康 [H元~4、19~21]
    ・田中 琴子 [H元~7、11~13]
    ・木下 統資 [H2~4、17~19]校長
    ・原 信一郎 [H3~5]校長
    ・矢島(石川) 晴美 [H3~5]
    ・鈴木 康弘 [H5~8]
    ・矢島 一彦 [H5~8]
    ・高橋 正己 [H6~9]
    ・高木 耕二 [H8~11]
    ・古浦 朝久 [H8~9]
    ・山﨑 淳子 [H9~15]
    ・稲葉 雅章 [H10~12]
    ・鈴木 章代 [H10~13]
    ・黒川 洋善 [H11~13]校長
    ・平野 敏彦 [H11~13]
    ・高辻 美智子 [H13~17]
    ・名倉 文康 [H13~15]
    ・相曽 智司 [H14~16]
    ・宮谷(老川) 恵理 [H14~15]
    ・村松 史紀 [H15~18]
    ・田中 敏司 [H16~18]
    ・川村 雄司 [H19~23]
    ・梅村 千晴 [H19~21]
    ・横田 良明 [H20~22]校長
    ・川島 悦代 [H21~22]
    ・河合 貴幸 [H22~24]
    ・山下 里美 [H22~25]
    ・青山 由美子 [H23~24]

    本当は出席したいけれども、
    都合がつかず欠席という方もたくさんいらっしゃいます。
    そういう方の声を紹介します。

    ・さびしい気持ちです。熊切小でのこと、いつまでも忘れません。
    ・熊切というすてきな地域が、今後もよい形で引き継がれていくことを願っています。熊切の皆様には、本当にお世話になりました。
    ・6年間勤務させていただき、楽しい時を過ごさせていただきました。
    ・たくさんのことを学ばせていただいた3年間でした。熊切の良さが、気田小に引き継がれていくことを願っています。
    ・私にとって最後の勤務地となった熊切小学校。当時1年生だった子どもたちが6年生になり、その姿をテレビで見ることがありました。懐かしかったです。これからも、熊切小学校の子どもたちの活躍を見守ります。
    ・熊切小学校が閉校すると聞き、大変さびしく思っています。熊切川の清流、学校に現れたカモシカ、シイタケの菌打ち…懐かしい思い出がいっぱいつまっています。
    ・いかだに乗ったり、もりでアユをとったりしたことが思い出されます。
    ・参加できず、残念です。当日は無理ですが、一度校舎を見てみたいです。
    ・楽しく勤務させていただいた熊切小が閉校することになり、残念に思います。今までありがとうございます。
  • 今日の給食は、行事食「節分」。
    メニューは・・・
    牛乳、寿司飯、手巻き玉子、ほうれん草のおひたし、
    とうふと湯葉のすまし汁、福豆、手巻きのり、ツナマヨ。


    つまり、のりの上に寿司飯、さらに、玉子やツナマヨを乗せて、
    自分で巻いて食べるのです。恵方巻きのようにして・・・。


    さて、今朝は、2月の全校朝会でした。
    まずは、表彰。
    静岡県児童生徒紙上美術展の浜松審査会の結果から・・・


    美術の部では、孝明くん、佑奈さん、昂汰くん、美名さん、
    書写の部では、孝明くん、亜香音さん、美来さん、美名さんが佳作でした。


    続いて、浜松市子どもの市展で、
    なゆた・浜北に作品が展示された友達の表彰。


    孝明くん、結愛さん、憲伸くん、心那さん。
    みんな、土・日曜日を利用して、自分の作品、友達の作品を見に行ったかな?


    続いて、校長先生のお話。
    どんなお話かというと・・・

    「今朝、校庭にこんなに厚い氷が張っていました。5mmはあるかな?


    まだまだ寒いけど、明日は節分、そして、明後日は立春です。


    これは、用務員の中村さんが生けてくれたスイセンです。
    校庭のウメのつぼみも、何となくふっくらとふくらんできたような気がします。


    ビオラの花も咲き始めました。


    かわいい花を咲かせているのは、ハコベです。


    朝や夜は冷え込んで、春が来ているとは思えませんが、
    木や草花は、ちゃんと季節の変わり目を感じ取っているんですよ。

    立春のころになると、鳥たちも春が来たことを感じて喜びます。
    ウグイスは春めいてくると、『ホーホケキョ』と鳴き始めます。
    ウグイスは、暖かくなると鳴き始めるので、『春告げ鳥』とも言われます。


    寒い毎日の中でも、
    ウメのつぼみがふくらんだことに目を向けたり、
    ウグイスの鳴き声に耳をすませたり、
    春が来たことを感じ取る人間の感性はすばらしいですね。
    みなさんも、朝学校へ来る途中や休み時間を使って、春を見付けてみましょう。
    そして、見付けたら校長先生に教えてください。
    春は、もうそこまで来ています。

    学校へ来る日は、あと33日になりました。
    熊切小での残り少ない学校生活を、有意義に過ごしたいですね。
    休んでなんかいられませんよ。
    元気に学校へ来られるように、マスク、うがい、手洗い、あいうべ体操など、
    健康管理をしっかりしましょうね。」と・・・。


    1時間目の後の休み時間のこと。
    「校長先生が朝会のときに見せてくれた氷はこれかな?」と、
    3年生が、理科室前の水そうの氷で遊んでいました。


    持ち上げたり、割ったり、踏みつけたり・・・。


    冬をたっぷり味わうと、春も見付けられると思います。
  • 明日、1月31日は、用務員の中村さんの「大切な命の記念日」。


    今日の給食のとき、みんなでお祝いしました。
    「中村さん、お誕生日おめでとうございます。」


    日めくりカレンダーには、
    「学校の中で休けいしている中村さんを見たことがありません。
    いちばんの働き者です。」
    と、校長先生からのメッセージ。


    校内の整備、給食の準備や片付け等、いつもありがとうございます。


    さて、先週の金曜日のこと。
    昭和30年から6年間、
    本校にお勤めになった村田 英(すぐる)先生の奥様と息子さんが来校されました。
    息子さんは、熊切で生まれたそうです。


    「『とびっきり!しずおか』を見て、熊切、熊切小が懐かしくなり、
    閉校までに一度訪ねたいと思っていたんです。」と、奥様。


    なかよしホールに、昔の写真を掲示していますが、
    その中にお父さんの姿を見付け、息子さんは大変感激していました。

    「担任ではなかったけれど、村田先生の話はとてもおもしろかった。
    体育が得意な先生で・・・。息子さんに、村田先生の面影があるよ。」
    と、用務員の横道さん。
    ・・・子どもたちのおじいちゃんの世代が、村田先生にお世話になっているようです。


    村田先生がお亡くなりになった後、
    教え子たちが先生を偲んで、先生の思い出を綴った文集。
    それを、奥様がお持ちくださいました。

    熊切小の教え子の中から、山本順治さんのものを紹介します。

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    「思い出 村田英先生」 山本順治

    私の学んだ熊切小学校は、四方を大きな山に囲まれ、
    南側に高塚山、秋葉山を望む静かな山間の学校でした。

    休み時間、先生がトイレからもどる時、山鳥を見つけ、
    近くの石を拾い力強く投げつけると、羽根の付け根に命中したという。
    探したが見つからずに断念、放課後に探すことにした。
    手に手に棒を持ち、ワイワイガヤガヤ。
    夕日も落ち、諦めかけた時、頭を枯れ木の茂みに入れ、
    尾だけ出した山鳥を発見、捕獲。
    翌日、「明日は飯だけの弁当を持ってこい。おかずは山鳥の煮付けだ。」
    昼食、奥様がなべを運んで来られ、みんなでいただきました。
    前夜、教員宿舎で酒盛りがあり、残りは少なく、もう少し食べたかった。

    先生は、熊切小で6年間教鞭をとられ、
    私たちはじめ多くの姉弟に影響を与え、印象を残して帰任されました。
    子どもたちには勿論、親たちに町の人にもそうでありました。
    正義感と責任感を強く訴える大きな声、大粒の汗、
    なかなか消せない黒板の力強い字。

    私たちの人生の中での強いインパクトは、決して消えるものではありません。
    師の教えは、脈々と活き続けています。
    町の人たちに親たちに、そして、私たちが受け、その子らに伝えられています。


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    村田先生の奥様、息子さんを囲んで、みんなで写真を撮りました。


    「今日は訪ねてよかった。」と、奥様と息子さん。
    もしよろしければ、閉校式にもお出かけください。