2014年

  • 一昨日、第2回閉校準備会全体会を開催しました。
    熊切小校区自治会長さん6名、保護者12名、職員5名、市教委教育総務課4名が参加。


    今回は、これまでの各部会の進捗状況の報告が主な内容でした。


    <記念式典・行事部会>
    ◆記念行事
     ・宿泊体験(PTA主催) 8/2・3(土・日) 学校にて
     ・運動会 9/20(土)
     ・学習発表会 1/24(土)
     ・ホームカミング・ウィーク 8/11(月)~15(金)

    ◆閉校関係予算
     ・鉄筋校舎建設25周年事業残金、H26PTA・資源回収・学生協払戻金会計より
     ・地域の方への記念品は、校歌のオルゴール。
     ・閉校に向けて在校生のために予算を使うことを優先する。

    <記念誌部会>
     ・記念誌は28ページ
     ・地域の方に写真提供を依頼、学校に保管されている写真も活用。
     ・挨拶文の原稿を依頼していく。
     ・卒業生で印刷業を営む方に、原稿作成やレイアウトを依頼していく。

    <その他(学校からの連絡)>
    ◆スクールバス
     ・気田小との交流(7/9、2/6)で登下校便を利用する。
     ・その際、統合後に乗車するバス停から乗車する。
     ・バス停については、協働センターのスクールバス担当者と連絡確認済み。
     ・不具合があった場合は、今後検討していく。

    ◆自治会長さんへの依頼
     ・3年生が総合的な学習の時間で、昔の熊切や熊切小について調べていく。
     ・昔の写真の収集や、卒業生の思い出や閉校に対する思いを知りたい。
     ・子どもたちが依頼文書を作成したので、自治会の常会で配付してほしい。
     ・集まったものは、運動会の折、校内に展示スペースを作り展示したい。

    以上が、全体会の内容です。
    全体会終了後、引き続いて、
    第3回記念式典・行事部会、第4回記念誌部会を開催しました。
  • 映画「WOOD JOB~神去なあなあ日常~」が話題になっていますが、
    今日は「林業について学ぼう」をテーマに、全校で田河内へ出かけました。
    車窓からながめる春野の山、茶畑・・・。


    お世話になったのは、森下林業の森下さん。


    そして、息子さんご夫妻。


    森下さんの山林を歩きながら、
    いい山林とは・・・、間伐の必要性などのお話をうかがったり、


    山林に生息する植物について教わったりしました。


    息子さんのお嫁さんは植物に詳しく、
    いろいろな植物の名前やその特徴を教えてくれました。
    葉の手ざわりを確かめたり、枝のにおいをかいだり・・・
    子どもたちは、たっぷりと五感を働かせていました。


    ウラジロ(シダの仲間)の葉を、グライダーのように飛ばしたりもしました。


    樹齢100年を越えるスギの切り株。
    「年輪1つが、1年なんだよ。」と、息子さん。


    一生懸命に数える美来さん。


    そして、「その切り株の上に、何人乗れるかな?」と、みんなで試していました。


    最後に、木を切り出す最新の重機「ハーベスタ」を紹介してくれました。
    車体は7.5t、アームの部分は800kg。


    息子さんが操縦して、スギを切り出す作業を見せてくれました。
    木の根元付近をアームでつかんで、


    チェーンソーで切っていきます。


    切られたスギは、横倒しに・・・。


    さらに、アームの部分のベルトが動いてスギが移動。
    すると、枝がはらわれていきます。
    そして、チェーンソーで4mずつに切っていきました。
    コンピュータで制御しているそうです。
    すごい!


    切られたスギの皮にふれると、とてもぬれていました。
    「今の時期は、水の吸い上げが活発だから水気が多いんだよ。」と、息子さん。


    重機の操縦席にも座らせてもらいました。


    子どもたちは、うれしくてうれしくて・・・。


    林業の道に進んでみたいと思った子もいたんじゃないかな?


    最後に感想発表。
    この手の挙がり具合を見てください。
    いかに、充実していた時間だったかが分かります。


    林業の話は、やっぱり山林の中で聞くのがいいですね。
    あっという間の1時間半でした。


    バスに乗り込む前、森下さんたちと一緒に記念撮影をしました。


    今日は、貴重な学習をさせていただきました。
    森下さん、そして、息子さんご夫妻、本当にありがとうございました!
  • ふるさと給食週間2日目。
    今日のメニューは・・・
    牛乳、ごはん、麻婆豆腐、浜松春巻き、ナムル。


    浜松春巻きは、「第2回私たちの給食イラストコンテスト(浜松市中央卸売市場)」で、
    最優秀賞に選ばれたもの。
    春巻きの具は、じゃがいも、しらす、そして、大葉。
    大葉が入って、少し大人っぽい味かな?
    でも、おいしかった!


    その他、麻婆豆腐の中には、春野産の乾ししいたけ、葉ねぎが入っていましたよ。

    さて、こちらは、昨日の朝のツバメのひなたち。
    土・日をはさんで、また一段と大きくなった模様。
    狭い巣の中で、おしくらまんじゅう状態。
    落ちてしまうんじゃないかと、心配しました。


    日中、巣をのぞくと、巣の中は空っぽ・・・。
    もしかしたら、巣立ったのか?
    運動場に目をやると、飛び交うツバメたち。
    巣立ったんだ!おめでとう!!

    校舎の軒下で羽を休める子ツバメたち。


    親ツバメに比べると尾羽が短いので、子ツバメだと分かります。


    こちらは、今日の子ツバメ。
    なかよしホールの入口で、羽を休めていました。


    自分でえさをとれるようになるまでには、まだ時間がかかるようで、
    それまでは、これまでどおり親からえさを与えてもらうようです。

    日中も時折、巣にもどってきていました。
    今日の夕方も、5羽がおしくらまんじゅう状態で巣にいました。
    つまり、完全な巣立ちまでには、もうちょっと時間がかかるということでしょうか?
  • 今週は「ふるさと給食週間」。
    地元の産物や食文化にふれ、地域のよさを再発見しよう!・・・という取り組み。
    今日のメニューを紹介します。
    牛乳、ごはん、あじのパリパリ揚げ、きゅうちゃん漬け、切り干し大根のみそ汁。


    あじのパリパリ揚げは、
    お酒、にんにく、山椒(春野産)で、あじの干ものに下味を付け、
    それを小麦粉をつけて揚げた物。
    給食の様子を参観に来た、栄養士の後藤先生に教えてもらいました。
    骨まで食べられました。おいしかった!


    その他に、
    みそ汁の切り干し大根、小松菜、きゅちゃん漬けのきゅうりも春野産でした。
    食材が豊かな春野ですね。

    さて、今日の昼休みは、畑に全員集合して、


    校長先生のご指導のもと、サツマイモのつるさしをしました。


    サツマイモは「紅東(べにあずま)」という品種。


    先週、プロジェクトGの野菜グループの友達が準備してくれた畝に、


    一本一本ていねいに植えていきました。


    秋のサツマイモ掘りを頭に思い浮かべながら・・・


    掘ったサツマイモで、焼き芋をすることを楽しみにしながら・・・


    これも、今年で最後です。


    大きいお芋がいっぱいなりますように・・・。
  • 今日は、本校の「健康の日」。自分のからだに関心をもち、健康を意識する日。
    朝の活動の時間、やまびこ教室に集まって、大倉先生のお話を聞きました。
    全校の子どもたちが一堂に会して、毎月1回、保健の先生の話を聞けること。
    これは、小さい学校ならではのいいところだと思います。

    さて、今月は「食育月間」です。


    「食」という文字は、「人」+「良」。
    つまり、食べるということは、からだにとってよいこと。


    でも、おなかに入ればなんでもいいというのではなく、


    食事のバランスがとても大切。主食、主菜、副菜・・・。
    分かっているんだけど、なかなか・・・。
    大倉先生の話を聞いて、私自身が反省しました。


    子どもたちの食事のバランスは、ご家庭のご協力なしには成り立ちません。
    保護者のみなさん、
    子どもたちの健やかな成長のためにも、ご協力をお願いします。


    来週は、ふるさと給食週間です。
    地元の食材や食文化にふれて、
    自分が生まれ育ったふるさとの食べ物への理解を深めていきます。
    ブログでも、給食の内容を紹介していこうと思います。
    「あじのパリパリ揚げ」という、春野給食センター新メニューも登場するそうです。
    子どもたちも楽しみにしています。
  • 昨日の午後、手もみ茶づくりを体験しました。
    熊切は、お茶所。
    「ふるさと熊切」を記憶に残す活動の一つです。
    ご協力をいただいたのは、
    周智茶手もみ保存会のみなさんと遠州中央農協春野支店さん。


    まず、蒸したお茶を「焙炉(ほいろ)」の上に乗せました。 ※焙炉=乾燥台


    焙炉の下のガスの炎。
    これで、焙炉の上部の和紙(お茶をもんでいくところ)をあたためるのです。
    昔はガスではなく、炭を使っていたとのこと。


    次は、葉振るい。


    茶葉の水分を切っていきます。


    次は、回転もみ。
    保存会のみなさんにお手本を見せていただいて・・・。


    名前のごとく、回転させながらもんでいきます。水分を絞り出すように・・・。


    これで、茶葉の組織をこわして、柔らかにしていきます。


    始まりが13時30分。そして、ここまでで、すでに1時間45分経過。
    6時間目が終わりました。
    ここで子どもたちは中座して、放課後の水泳練習へ。
    ここからしばらくは、保存会のみなさんにお願いしました。

    そして、次は、もみ切り。
    よれ形をつけながら、少しずつ乾かしていきます。


    次は、でんぐりもみ。
    茶葉をすり合わせ、針のように伸ばしていきます。


    次は、こくり。終わりが近付いてきました。
    茶葉の長さをそろえ、形を整えていきます。


    保存会のみなさんが、こくりの作業の途中、
    水泳練習を終えた子どもたちがもどってきました。
    「形が変わってる!」と、びっくりする子どもたち。


    保存会のみなさんに教わりながら、子どもたちも「こくり」に挑戦。


    最後に、焙炉に広げ、乾燥させました。


    こんな姿になりました。


    自分たちがもんだお茶を飲んでみることにしました。
    農協の平野さんが、おいしいお茶をいれてくれました。


    このブログを見ている方に、香りと味を届けられないのが残念!。


    「おいしい!」


    「いいかおり!」


    出来上がったお茶は、農協の平野さんが持ち帰り、
    「火入れ」という作業をしてくれることになりました。
    そうすることによって、香ばしくなるとともに、甘みが増すのだそうです。
    そして、小袋に分けて、後日、学校に届けてくださることになりました。
    届いたら、子どもたちに配りたいと思います。

    手もみのお茶を作るのに、こんなにたくさんの手順があり、
    そして、時間がかかることに驚きました。
    「本当は、もっと時間をかけてやるんだよ。」と、保存会のみなさん。

    手もみをしたこと、自分で手もみをしたお茶を飲んだこと、
    子どもたちの記憶に、深く刻まれたのではないかと思います。
    保存会の増田さん、岩本さん、坂本さん、森下さん、加藤さん、
    農協の平野さん、入手さん、
    本当にお世話になりました。心からお礼申し上げます。
  • 畝上げが終わり、13日にマルチシートをかける予定でした。
    が、雨があがったので予定変更。


    プロジェクトG野菜グループのみんなで、マルチシートを準備しました。
    畝と畝の間に土も入れて・・・


    完成です!
    高矢さんからサツマイモのつるが届いたら、
    来週の月曜日の昼休みに、全校のみんなでつるさしをします。


    さて、2・3時間目。
    6年生の家庭科は、今年度初めての調理実習でした。
    家庭科担当は、赤いエプロンが似合う堀部先生。


    今日のテーマは、「朝食づくり」。
    事前に考えた計画にもとづいて、調理を進めていきました。

    「お湯がわいたかな?」と、華奈さん。
    恵美さんは、野菜を切る姿が様になっていますね。お家でも料理をしているのかな?


    ブロッコリーをゆでている史也くん。


    心那さんと乃愛さんは、ゆでた野菜をお皿に盛りつける準備。


    ゆでたブロッコリーを、ざるにあげているのは聖奈さん。
    美名さん、うまくゆであがっていましたか?


    盛りつけて完成しました!
    ゆでたニンジン、もやし、チンゲンサイのポン酢あえ。


    目玉焼きのゆでたチンゲンサイぞえ。


    目玉焼きとブロッコリー、キャベツ、もやしのソテー。


    先生たちにも食べていただきました。


    「とってもおいしかった!」と、先生たち。


    「目玉焼きの半熟加減が、私好み。」と、校長先生。


    6年生のみんな、今度はお家の方にも作ってあげてくださいね。
  • 8時前、小雨が降る中、サツマイモのつるさしのための畝上げ作業。
    今日は、憲伸くんと昂汰くん。
    「さすが、腰が入っている!」と、校長先生が大絶賛!


    これで完了。
    13日の朝、野菜グループ総動員で、黒いマルチシートをかける予定です。
    そして、16日は、いよいよつるさしです。

    さて、今日は、
    6年生が、春野中学校区三小交流学習で気田小に出かけたので、
    学校には、2・3・4年生11人。
    そこで、朝読書は、みんな図書室に集まって・・・。


    6年生がいないと、給食もさびしいね。


    さてさて、4年生が理科の学習で、ツバメの観察を続けていることは、
    以前にもお知らせしました。
    今週に入って、巣の下からも、ひなの姿が確認できるようになりました。


    それほどひなが大きくなっているということ。
    巣立ちが少しずつ近付いているとも言えます。
    ふんの量も増えました。


    そこで、巣立つ前に、少しだけひなの様子を見せてもらいました。
    もちろん、ツバメの許可は得ていませんが・・・。
     

    ちょっとだけ、ひなにさわらせてももらいました。


    「ふわふわしている。あったかい!」と、愛奈さん。


    はじめは、警戒して寄ってこなかった親ツバメでしたが、
    子どもたちがはしごを降りたすきに、ひなにえさを運んでくるようになりました。


    昂汰くんは、上からのぞき込めるところまで登って、


    ひなの様子を写真におさめました。


    それが、こちら。


    親ツバメがえさをとりに行っているとき、羽をばたつかせ、飛ぶ練習も始めています。
    いっぱい食べて、巣立ちができる力をつけるんだぞ!
  • 3年生は、理科の学習でアオムシを育てています。
    キャベツに卵が産み付けられた後、植木鉢を教室に持ち込みました。


    アオムシは、日に日に大きくなっています。


    あしやからだの様子、動き方を見ようと、


    アオムシをシャーレに移して観察しました。


    手に乗せて、「気持ちいい!」と結愛さん。


    脱皮しているアオムシもいました。(白いのが脱いだ皮)


    「シャクトリムシとは違う動き方。」と、
    キャベツにいるガの幼虫との違いも分かっていて、


    感心!感心!


    休み時間にやって来た孝明くんに、「橋をつくってよ。」と、佑奈さん。


    孝明くん、アオムシは大丈夫なんだね。


    ここまでは、昨日の話。

    そして、今朝、登校してすぐに、
    「さなぎになりました!すぐに来てください!」と、
    亜香音さんと佑奈さんが、興奮しながら職員室に飛び込んできました。
    教室に行くと、1匹のアオムシが、さなぎに変身していました。


    モンシロチョウの誕生まであとわずか・・・。その瞬間が見られるかもしれません。

    話は変わりますが、キャベツの後ろの掲示板。
    子どもたちの1学期のめあてがはってあるのですが、
    孝明くんのものが、こんな状態に・・・。


    犯人は、佑奈さんが登校中につかまえてきたカタツムリ。


    土日の間に脱走して、昨日登校したら、こんなふうになっていたそうです。
    カタツムリって、紙まで食べちゃうんですね。
  • 先日準備した梅ジュース。ついに、出来上がりました!
    そこで、今日の給食のとき、試し飲みをすることになりました。


    この笑顔を見れば、その味がどうかなんて、余分な解説はいりませんね。


    汗をいっぱいかいて、エネルギーを補うとき、梅ジュースをいただきます。
    いつかな?楽しみです。


    さて、今日の午後、たくさんのお客さんがやって来ました。
    市内の小中学校の先生や教育委員会の方など総勢36人。
    「へき地・小規模校教育研修講座」という研修会。


    熊切小の雰囲気をを知っていただこうと、
    「とびっきり!しずおか(5/9放送)」も見ていただきました。


    その後、複式授業を参観していただきました。
    初めて複式授業を参観するという方がほとんど・・・。


    2・3年生は国語科、4・6年生は算数科。


    今日の課題をつかんで、一人学びをする場面や、


    自分の考えを友達と交流する場面を中心に・・・。


    たくさんのお客さんに、孝明くんは少し緊張気味。


    山間の小さな小さな学校で、
    一生懸命に学習に励む熊切っ子の姿を見ていただくことができたと思います。