2014年12月

  • 17日の夕方、学校に紙袋の郵便物が届きました。


    しかし、差出人のお名前や住所はありませんでした。
    誰からだろう?何が入っているんだろう?


    中を開くと、お手紙と、


    たくさんのマスクが入っていました。


    お手紙を紹介します。心があたたかくなる、励ましのお手紙です。



    熊切小学校のみなさんへ

    私は熊切小学校の大ファンで、
    いつもブログやテレビや新聞でみなさんのことを応援しています。
    みなさんの笑顔から、そして、熊切小のあたたかい取り組みから、
    たくさんの元気をいただいています。

    「熊切小学校は日本一!」、そう思います。
    「日本一家族みたいな小学校」ではないかと、私は思います。
    熊切小という、一つ屋根の下に暮らすあたたかい家族・・・「熊切小ファミリー」。
    ブログやテレビを見ていると、そう感じます。
    上級生が下級生を気遣うことが自然にできて、学年の垣根がない。
    いつも18人が、みんな一緒。・・・本当にすてきな学校ですね。
    先生も含め、みなさんの「熊切小学校大好き!」という思いが伝わってきます。

    「学校」だと思うと「小さな小さな学校」ですが、
    「家族」だと思うと「大家族」ですね。
    こんなすてきな学校が、今の子どもたちには必要だといつも思います。
    わが家の子どもたちも、いつもうらやましがっています。

    閉校してしまうことはとても残念ですが、
    熊切っ子たちのこれからのご活躍を思うと、楽しみでもあります。
    すてきな仲間とともに、
    先生、保護者のみなさん、テレビ局や新聞社のみなさん等、
    愛のある大人たちに囲まれて、
    豊かな自然の中で、のびのびと過ごした日々は、一生の宝物ですね。

    これから先、ちょっぴり「ホームシック」にかかって、
    熊切小が恋しくなることがあるかもしれません。
    そんなときは目を閉じて、手を胸に当ててみてください。
    そこには、いつも心のふるさと「熊切小学校」があるはずです。
    「熊切っ子魂」を大切にして、これから出会う人たちに、
    元気を分けてあげてください。
    みなさんのこと、応援しています!

    さて、急に寒くなって、インフルエンザも心配な時期になりました。
    閉校までの残り少ない日々を、1日でも多く、
    「みんなそろって過ごせますように・・・。」
    「欠席ゼロの記録が伸びますように・・・。」
    そんな気持ちを込めて、マスクを作りました。
    あまり上手ではありませんが、使っていただけたらうれしいです。
    のどを守ると風邪をひきにくくなり、いい声にもつながります。
    どうか閉校式まで、みなさんが風邪をひかず、
    18人みんなそろって元気いっぱい登校して、
    とってもいい声で、「校歌」や「ふるさと」の歌が歌えますように・・・
    そう祈っています。

    マスクが苦手な子、デザインに抵抗がある子もいるかもしれませんが、
    マスクをつけるきっかけにしてもらえるといいなって、思います。
    無理にもらわなくても大丈夫です。気に入ったいただけた方だけで・・・。
    たくさん作ったので、ほしいだけ熊切小で使っていただいて、
    余りは「バザー」に出品していただけるとうれしいなと思います。
    私の作ったものが、熊切小学校さんの何らかのお役に立てたのなら、
    幸いです。

    閉校まであとわずか・・・。2学期も終わり・・・。
    これからもブログやテレビで見守り、陰ながら応援しています!
    よいお年をお迎えください。

                   浜松市内 熊切小ファミリー応援団より




    これが、手作りのマスクです。


    子ども用、高学年~大人用の2つのサイズ、
    さらに、ギャザー入り、ギャザーなし、立体の3種類が入っていました。

    熊切小のこと、熊切っ子のことを思いながら、真心を込めて作ってくださったことが、
    十分すぎるほど伝わってきました。
    熊切小ファミリー応援団さん、ありがとうございました。

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    熊切小ファミリー応援団さんへ

    感謝の気持ちをお伝えしたいのですが、お名前やご住所が分かりませんので、
    ここに書かせていただきます。

    この度は、励ましのお手紙、心のこもったすてきな贈り物、
    本当にありがとうございました。
    職員一同、
    こんなふうに熊切小のことを思ってくださる方がいることに、感激しています。
    また、とても本校のことをよくご存知であることに、驚いています。
    関心をもって、ブログやテレビをご覧いただいている証拠ですね。

    本日、お手紙を紹介しながら、子どもたちにマスクを渡そうと考えていましたが、
    昨夜の積雪でスクールバスが運行されず、登校できない子どもがいました。
    山あいの学校では、こういうことも起きるのです。
    明日は全員がそろうと思うので、明日渡していきます。

    普段、お子様も一緒に、本校のブログをご覧になっているとのこと。
    ぜひ一度、ご家族で熊切小、熊切地区へお出かけください。
    もしかしたら、もう来たことがある?・・・そんな気もします。
    学習発表会、閉校式に来ていただくのもいいと思います。
    ご来校いただいたら、そっと職員に声をかけてください。
    そして、直接お礼を言わせてください。

    閉校まで3か月となりました。
    本校には、熊切小ファミリー応援団さんをはじめ、
    たくさんの応援団がいることを、私たちは強く強く感じています。
    みなさんのその期待にも恥じないよう、
    心をこめて、閉校までの歩みを進めていきたいと思います。

    ファミリー応援団さん、これからも応援よろしくお願いします。
    本当に本当にありがとうございました。
  • 今日、赤石さんとともに広瀬さん(静岡朝日テレビ)がお見えになりました。
    広瀬さんは、オフを利用して・・・。


    広瀬さんとの再会を喜ぶ子どもたち。そして、子どもたちとの再会を喜ぶ広瀬さん。


    「広瀬さ~ん、また会えてうれしいよ~。」


    子どもたちと一緒に昼食をとった後、
    広瀬さんからすてきなプレゼントをいただきました。
    「少し早いクリスマスプレゼントです。受け取ってください。」


    プレゼントには、
    子どもたち一人一人にあてたメッセージも添えられていました。


    「広瀬さん、ありがとうございます。とってもうれしいです。」


    昼休みには、広瀬さんとシイタケの林へ。


    「これ、それとってもいいかな?」


    収穫したシイタケを持って、みんなで記念撮影。
    寒さで、シイタケが凍っていました。
    「シイタケ、おみやげに持って帰ってくださいね。」


    その後、がんばり坂北側の斜面へ移動。


    「フユイチゴを広瀬さんに食べてもらうんだ!」


    「とってもおいしい。いっぱい食べちゃった!」と、広瀬さん。


    「先生方、広瀬さん、さようなら。」と、子どもたちは下校していきました。


    「綺香ちゃん、さようなら。」と、一人一人の名前を呼んで見送る広瀬さん。


    最後は、がんばり坂の下まで来て、
    徒歩で、スクールバスで下校していく子どもたちを見送ってくれました。

    広瀬さん、ぜひまた来てくださいね。
    そして、明日からまた、アナウンサーのお仕事がんばってください。
    熊切小みんなで応援しています。
  • 延期された持久走大会。
    明日(12/18)、実施できそうです。
    改めて、日程等をお伝えしておきます。

    日程
     ・開会式 10:00
     ・ウォーミングアップ 10:15 
     ・2・3年生スタート 10:35
     ・4年生スタート 10:50
     ・6年生スタート 11:05
     ・閉会式 11:30

    コース
     ・2~4年生(1600m)
      運動場2周→がんばり坂→運動場1周→がんばり坂→運動場2周
     ・6年生(2000m)
      運動場3周→がんばり坂→運動場1周→がんばり坂→運動場3周

    その他
     ・駐車場は、すみれ荘跡地、職員住宅前、旧東中アスファルト部分をお使いください。
     ・かなり冷え込むと思います。防寒対策をお願いします。

    本校最後の持久走大会です。
    ぜひ、子どもたちの勇姿をご覧ください。
    そして、励ましの声をかけてあげてください。
    お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、みなさんのお越しをお待ちしています!
  • 今朝の熊切、雪が舞っていました。
    「今朝起きたら、3~4センチ積もってたよ。」と、田河内の亜香音さん。
    奥は、もっと冷え込んだようですね。

    さて、ここのところ、昂汰くんと愛奈さんが頻繁に職員室を訪れ、
    事務の山田さんに質問したり、仕事の様子を写真に撮らせてもらったりしていました。


    聞いてみると、
    4年生国語科「『仕事リーフレット』を作ろう」の学習で、
    山田さんを取材しているとのこと。


    昇陽くんと愛奈さんは図書室で、


    図書館補助員の井堀さんの仕事を取材。


    昂哉くんと憲伸くんは、用務員の横道さんの仕事を取材したそうです。


    取材したものもとに、リーフレットにまとめていきました。


    「アップとルーズ」で学習した効果的な写真も使って・・・。


    そして、できあがりました。


    なかなかいいんじゃない?


    完成したリーフレットを取材した3人に見てもらいました。


    「井堀さん、どうですか?」


    「上手にまとめたね。私の仕事が、他の人にもよく伝わるね。」と井堀さん。


    子どもたちはこの学習を通して、
    学校で働く人がどんな仕事をしているのか、新たな発見もあったようです。
  • 昨日のこと。
    3年生が社会科「調べよう ものをつくる仕事」の学習で、
    長蔵寺にある春野自動車部品株式会社さんへ工場見学に出かけました。

    工場長の酒井さんが、案内してくれました。
    ドアヒンジをつくっていること。
    スチールコイルが鹿島から御前崎に船で運ばれ、
    それが、県内・県外の別の工場で裁断され、ここに運ばれてくること。
    それをプレス加工やメッキ、組立をして、次の工場へ運ばれていくこと。
    ・・・子どもたちは、初めて知ることばかりでした。


    工場の中を見学させてもらいました。
    亜香音さんがお休みだったので、昨日は3人。


    プレスの機械が大きな音をたてていたり、


    メッキする機械が動いていたり、


    出来上がった部品を検査する人がいたり、


    ロボットが部品を組み立てていたり・・・


    初めて見るものばかりでした。


    働く人たちの服装や安全に仕事ができる工夫なども、よく分かりました。


    「春野自動車部品さんが、どんな仕事をしているのか分かった!」
    「今日はたくさんの発見があった!」
    と、子どもたち。
    いい工場見学ができました。
    さらに、たくさんのおみやげまでいただいて・・・。
    酒井さん、会社のみなさん、大変お世話になりました。
  • 4月に「閉校までにやりたいこと」を、子どもたちが話し合いました。
    その中の一つに、「屋上に上がって、みんなで星空を眺めたい!」が挙がりました。
    安全面から屋上には上がりませんが、浜松市天文台のご協力をいただきながら、
    みんなできれいな熊切の星空をながめることになりました。

    日時: 平成26年12月18日(木)18:30~

    会場: なかよしホール(食堂)・運動場

    日程: 18:30~19:00 星や星座のお話(なかよしホール)
          19:10~20:30 星空観望会(運動場)

    その他: ・防寒対策をお願いします。
           ・中止の判断は、当日正午までに行います。
           ・冷えた体をあたためるように、おしるこを準備します。
  • 記念誌部員 様

    いよいよ2学期も、最終週を迎えました。
    さて、前回の記念誌部会で打ち合わせしたとおり、第13回記念誌部会を開催いたします。

    日時: 平成26年12月18日(木)19:30~

    会場: なかよしホール(食堂)

    内容: 第2稿の校正

    その他: やむを得ず欠席する場合は、学校まで御連絡ください。
           当日は、18:30~天文教室を開催しています。それと並行して、
           記念誌部会を開催します。
  • 今日の給食は、行事食「クリスマス献立」でした。
    その内容は・・・
    牛乳、チキンライス、クリームオムレツ、ほうれん草とコーンのソテー、
    野菜たっぷりスープ、そして、クリスマスカップデザート。


    野菜たっぷりスープには、星形のにんじんが・・・。
    子どもたちの笑顔を思い浮かべながら、
    調理員さんたちが一工夫してくれたのでしょうね。


    そして、カップデザートは「サンタのおくりもの」。


    子どもたちは、大喜びでした。


    給食を食べ終えた孝明くんは、かけ算九九の練習。


    上級生や先生に聞いてもらっていました。


    孝明くん、スラスラ唱えられるようにがんばってね。
    ずいぶん、上達したね。
  • 今、正門近くの松の木に、棒温度計を1本つるしてあります。
    「先生、今日は3℃でした。」というように、毎朝報告してくれる3年生。
    3年生はこの2学期、温度計の読み方を学習しました。


    校庭の樹木たち。葉を落として、すっかり冬の装いです。


    職員室前の日めくりカレンダー。残り少なくなりました。


    玄関のクリスマスツリー。


    片山先生が作ってくれました。


    今年のクリスマス。熊切っ子たちには、どんなプレゼントが届くのかな?


    今学期も、残すところ1週間となりました。

    さて、昨日の静岡新聞「びぶれ」に、
    天竜支局長の寺田さんのコラムが掲載されていました。
    みなさん、お読みになりましたか?
    お読みになっていない方のために紹介します。

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    記者コラム「あの街この街」 静岡新聞社天竜支局長 寺田将人

    浜松市立熊切小は、天竜区春野町の山深くに位置し、
    141年の歴史を持つ全校児童18人の小規模校です。
    来年度から気田小に統合され、
    熊切小としての歴史は本年度いっぱいで幕となるため、
    地域を挙げて課外活動や行事など最後の思い出づくりに取り組んでいます。

    先日、開かれた運動会では、
    春野町産の丸太をのこぎりで切る速さを競う「きこり競争」に卒業生や保護者、
    地元住民も飛び入り参加して大いに盛り上がりました。
    6年生の児童に感想を聞いたところ、
    「勝ち負けに関係なく頑張った。
    地域の人たちもたくさん来てくれて6年間で一番楽しかった」
    と胸を張って答えてくれました。

    夏は近くの熊切川で手作りいかだの川下り、
    冬は自然の中を駆け抜ける持久走大会など特色ある行事が多くあります。
    しかし、来年度以降これらの活動が継続されるかは未定です。

    統合後、児童は全員、
    約10キロ離れた気田小までスクールバスで通うことになります。
    子どもの声を地域から消さないためにも、
    熊切小独自の取り組みを一つでも残してほしいと切に願っています。

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    よく取材に訪れてくださる寺田さん。
    その中で、感じ取ったことを言葉にしてくださったのですね。
    ありがとうございます。

    熊切小としての時間は残り少ないですが、また取材してくださいね。
    そして、
    浜松市内にこんな学校がある、こんな子どもたちがいる、こんな地域があることを、
    市内や県内に発信してください。
  • 持久走大会が延期になったため、5時間目が授業参観会になりました。

    2・3年生は、「年賀状をかこう」でした。
    ひとつ空いている席は、体調不良で欠席の綺香さん。
    元気になったかな?


    お母さんに見守れながら・・・。


    お母さんに相談にのってもらいながら・・・。


    年賀状をかいていきました。


    来年の干支は、ひつじ。孝明くん、だれに出すのかな?


    4・6年生は算数。


    4年生は、「そろばん」の学習でした。


    そろばん初挑戦の4年生は、悪戦苦闘。


    繰り返しやっていくと、この便利な道具のすばらしさが分かってくるよ。


    6年生は、「拡大図と縮図」の学習でした。


    縮図を使って気の高さを求める発展的な問題。


    伸哉先生が4年生の方に行っている間は、自分たちで学習を進めます。
    複式学級の日常です。


    話し合いの最中、蓮斗くんが侵入!


    持久走大会は延期になりましたが、お父さんやお母さんに、
    教室でがんばる子どもたちの姿を見ていただけて、よかったです。