春野町出身で、「レビューの王様」と言われ、
多くの作品を残した宝塚歌劇団の演出家である白井鐵造氏。
旧春野南中学校に白石氏直筆の「すみれの花咲く頃」の歌碑が建立されて30年。
「すみれの里と宝塚歌劇」と題した30周年記念イベントが、
本日、春野文化センターで行われ、本校の子どもたちも参加しました。
オープニングセレモニーの間、
センター内で行われている写真展「すみれの里と宝塚 交流30年の歩み」を見学。
「春野中は毎年、修学旅行で宝塚劇場に行っているんだよ。」
「私たちも中学3年生になると行けるの?」
「もちろんだよ。宝塚のトップスターと一緒に記念写真を撮るんだよ。」
「伸哉先生は、どちらがタイプですか?」
・・・そんなことを言っていたかどうかは定かではありません。
さて、オープニングセレモニーが終わり、
いよいよ、子どもたちの出番「風船とばし」です。
風船には、先日準備したメッセージカードをはりました。
そのメッセージカードには、すみれの種がはりつけてありました。
だれかがこの風船を拾って、すみれを育ててくれるといいな・・・
春野のすみれが、いろんな場所で育ってくれるといいな・・・
そんな思いを込めながら、メッセージを書きました。
カウントダウン「5、4、3、2、1。」
一斉に風船を飛ばしました。
見る見るうちに、風船は高い空へと飛んでいきました。
雲ひとつない青空に、吸い込まれるように飛んでいきました。
去年の10月、6年生が修学旅行で東京宝塚劇場を訪ねた際、
3人のスターの方々とお話ししたり記念写真を撮ったりしましたね。
なぜ、それができたのか、6年生のみなさんは分かっていたかな?
白井鐵造氏が、春野町出身だから実現したことなのです。
今日の他に、15日(土)には以下の催しが行われるそうです。
・春野を訪れた宝塚歌劇団生徒名を刻んだ銘盤の除幕式
・春野を訪れた白石氏の教え子たちの思い出トーク
・加茂さくらさん記念トーク「レビューの王様・白井鐵造先生とわたし」