2013年

  • 書き初め練習会!

    2013年11月27日
      3年生は1・2時間目、書写の授業でした。
      2時間続きの書写は初めてのこと。
      なぜ2時間続きかって?
      それは、今度初挑戦する「書き初め」の練習にじっくりと取り組むため。

      まずは、いつも書写の授業でお世話になっているボランティアの井口先生に、お手本を見せていただきました。
      3年生の課題は「いきる力」。


      特に、筆づかいの難しい「る」を中心に・・・。


      井口先生に教わったことを頭に入れながら、いつも使っている半紙に「る」をたっぷりと練習しました。


      そして、書き初め用紙に1枚挑戦してみました。
      お手本をよく見ながら・・・
      心を落ち着かせて集中して・・・

      憲伸くん、お手本を見る目が真剣!


      昇陽くん、筆を整えて・・・。


      昂哉くん、筆を整えながら、すでに気持ちは次の「き」へ・・・。


      美来さん、整った「き」だね。
      姿勢もいいね!


      何度も練習した「る」を書いているのは、愛奈さんです。


      昂汰くんも「る」に挑戦中。
      イメージ通りの筆づかいができたかい?


      今日の出来映えをご覧ください。


      なかなかいいんじゃない?
      練習を積み重ねていけば、もっともっと力強い「いきる力」になっていくことでしょう。
      がんばれ、3年生!がんばれ、熊レンジャー!
    • 1・2年生が仕込んだ干しいもが、ちょうど食べごろになりました。
      そこで、昨日の給食のとき、
      「私たちが作りました。味わってください。」
      と、2年生。
      全校みんなでいただくことにしました。


      おいしそうな干しいもが山盛り。


      昇陽くん、お味はいかが?


      おいしいに決まっているでしょう!
      ・・・そんな美来さんの声が聞こえてきそう。


      市教委の先生にも、味わっていただきました。


      来年も作りたいですね。

      いもの皮をむいたこと、
      いもを切ったこと、
      いもを干したこと、
      そして、みんなで干しいもを味わったこと。
      ・・・五感を通して感じたことは、ずっとその人の記憶に残っていきます。
      それが、その人の感性になっていくのだと思います。
      熊切小には、感性を育てる活動がいっぱいです。
    • やってますよ!

      2013年11月26日
        「楽しそうなことばかりやっていて、教室での授業をやっていないと思われてないか?」
        校長先生の心配する声が、時々聞こえてきます。
        ・・・すみません。
        熊切っ子が活発に活動する姿を紹介しようとすると、つい・・・。

        ということで、今日は教室での授業風景を紹介します。
        今日は終日、市教委の先生が熊切っ子の活躍を参観したり、先生たちが勉強したりする日でもありました。

        3時間目・・・
        1・2年生算数科、複式授業。
        1年生の孝明くんは、「ポケモンのかずをかぞえよう」に取り組みました。
        ポケモンを10個ずつ線で囲んで、数を数えていきました。


        山下先生が孝明くんの方に行っている間、
        2年生は、複式学級支援員の片山先生が見てくれます。


        2年生は、「九九のきまりをはっけんしよう」に取り組みました。
        九九表をもとに、たくさんのきまりを見つけました。

        写真右の大きな方が、市教委の先生。

        3年生は、算数科「分母と分子を説明しよう」に取り組みました。
        分母とは?分子とは?


        これまでの学習をもとに、自分の言葉で説明することに悪戦苦闘していました。
        でも、だれ一人へこたれることなく、何とか自分なりの答えを出そうと一生懸命でした。


        5・6年生は、道徳「大切な場所を守りたい」という「郷土愛」について考える学習に取り組みました。
        和歌山県の熊野川町島津地区に暮らす平野皓大さん。
        山間の小さな村に、平野さんは、自称「日本一小さな観光協会」を作りました。
        その平野さんの思いを考えていきました。


        授業の最後に、片桐さん(春野町観光協会)に、春野町の観光協会の取り組みを紹介してもらいました。


        4時間目・・・
        5・6年生社会科、複式授業。
        6年生は、「日本は戦後、どのように復興しただろうか」に取り組みました。
        終戦当時の写真と東京オリンピックが開かれた昭和39年の写真を見比べて、ものすごい勢いで復興したことを感じていました。


        また、学校評議員の小田さんから、東京オリンピックのころの熊切の様子についてお話をうかがいました。


        初めて聞く、当時の話。
        目を輝かせて、小田さんの話に夢中になっていました。


        5年生は、「○○会社の社長として、自分の会社の工場をどこに建てるか」に取り組みました。
        資料をもとに、立地条件を考え、発表していきました。


        本校の様子を参観した市教委の先生が、熊切っ子の授業中の頑張りをほめてくださいました。
        さらに、子どもたちが下校後、先生たちは今日の授業を振り返り、「今後さらに、熊切っ子に力をつけるためにどうすべきか」を真剣に議論したのでした。
      • 先週の金曜日の放課後、ワックスがけをしました。
        ふれあい教室、やまびこ教室、音楽室、図工室、それから学習室Ⅱも・・・。

        授業を終えた3年生が熊レンジャーに変身して、音楽室に現れました。
        なぜ、変身しているか?
        3年生曰く、
        「変身している方が、よく働ける。」
        ・・・のだそうです。


        力を合わせて机やいすを運び出して・・・


        ぞうきんで水ぶきをしました。


        ふき残しがないように一列に並んで・・・


        音楽室のはしからはしまで、一気に駆け抜けていきます。


        作業を終えるとポーズを決めて、
        次の教室に移動していきました。


        ワックスがけは、
        用務員の望月さんと


        横道さん、


        そして、フリーの職員を中心に進めました。

        床がピカピカになって、
        5教室ともに生まれ変わりました。
      • 友達王に俺はなる!

        2013年11月25日
          今日の朝活動は読書。
          1・2年生は、「お話母さん」の日。
          お二人の「お話母さん」が駆けつけてくださいました。


          そして、心をこめて読み聞かせをしてくださいました。


          お二人の「お話母さん」、朝早くからありがとうございました。
          熊切っ子たちの読書好きは、こうした方々の支えがあるからだと思います。


          さて、今日の午後、学校保健委員会(5・6年生)がありました。
          テーマは、「思いを上手に伝えよう!」。
          学校医の小林先生、聖隷クリストファー大学の高橋先生、伊藤先生をお招きしました。
          保護者からは、PTA体育安全委員さん3名も参加してくださいました。


          最初に、「元気いっぱいなかよし委員会」から発表がありました。
          9月に実施した「心のアンケート」の結果報告。


          ・自分のことが好きか。
          ・自分によいところはあるか。
          ・まわりの人からほめられたことはあるか。
          ・学校は楽しいか。
          ・・・他地区の5・6年生と比べ、高い割合を示しているとのことでした。


          その一方で、
          ・人に頼みたいことを上手に伝えることができるか。
          ・自分が悪いと気付いたとき、謝ることができるか。
          ・相手の立場に立って考えることができるか。
          ・・・「できる」と答えたのは3~4割で、自分の思いを上手に伝えたり、相手の意見をよく聞いて意見を言ったりすることが得意でない人が多いとのことでした。


          続いて、伊藤先生が「子熊切小学校」の保健の先生に扮して、


          高橋先生が「子熊切小学校」の5年生、高橋ルフィに扮して、


          友達を増やしたり友達とうまく付き合ったりするにはどうしたらよいかを、
          教えてくださいました。
          合い言葉は、
          「友達王に俺はなる!」


          ポイント①・・・自分の同調圧力(集団の中で違う考えをもっている人を排除しようとすること)に気付くこと。
          ポイント②・・・相手の個性を認めること。
          ポイント③・・・相手の個性をほめて伝えること。
          また、人の個性は、大きく7種類(観点)あるとのことでした。


          その7種類とは・・・
          雰囲気を読む、器用さ、人と違うことを思いつく、その人らしいところ、頭のよさ、迷ったとき自分の考えで決める、根性がある。


          そして、4人グループを作り、
          7つの観点から「相手をほめる」というゲームをしました。

          グループの中のだれでもいいからほめる。
          ほめたら、その観点のカードを捨てる。
          カードがなくなったら勝ち。
          ・・・こんなゲームです。


          保護者の方も先生方も参加して、
          普段感じている相手のよいところを発表していきました。


          保健委員会の最後、感想を発表しました。


          「普段自分では気付かないことをほめられて、うれしかった。」
          という声が聞かれました。


          高橋先生と伊藤先生から子どもたちに、こんなメッセージがありました。
          「人から嫌われることをおそれるより、それ以上に魅力ある自分になってほしい。」

          5・6年生のみなさん、
          今日の学校保健委員会で感じたり考えたりしたことが、明日からの生活に生かされることを期待していますよ。
        • おおきなだいこん

          2013年11月25日
            校長先生が、だいこんのたねをまきました。
            「あまいあまいだいこんになれ。おおきなおおきなだいこんになれ。」
            あまいあまい、おおきなだいこんになりました。


            1・2年生は、校長先生のだいこんをぬこうとしました。
            「うんとこしょ、どっこいしょ。」
            けれども、だいこんはぬけません。


            1・2年生は、みんなで力を合わせることにしました。
            だいこんを孝明くんがひっぱって、
            孝明くんを亜香音さんがひっぱって、
            亜香音さんを綺香さんがひっぱって、
            綺香さんを結愛さんがひっぱって、
            結愛さんを佑奈さんがひっぱって、
            「うんとこしょ、どっこいしょ。」
            それでも、だいこんはぬけません。


            1・2年生は相談して、ひっぱる順番をかえてみました。
            だいこんを孝明くんがひっぱって、
            孝明くんを佑奈さんがひっぱって、
            佑奈さんを結愛さんがひっぱって、
            結愛さんを綺香さんがひっぱって、
            綺香さんを亜香音さんがひっぱって、
            「うんとこしょ、どっこいしょ。」
            やっぱり、だいこんはぬけません。


            1・2年生は相談して、もう一度ひっぱる順番をかえてみました。
            だいこんを佑奈さんがひっぱって、
            佑奈さんを結愛さんがひっぱって、
            結愛さんを亜香音さんがひっぱって、
            亜香音さんを孝明くんがひっぱって、
            孝明くんを綺香さんがひっぱって、
            「うんとこしょ、どっこいしょ。」
            とうとう、だいこんはぬけました。


            ・・・今回はためしぼり。
            このだいこん、持久走大会のとき、保護者の方々が作ってくれる豚汁に使います。
          • 静岡新聞の「YoMoっと静岡」をご存知ですか?
            毎週日曜日発行の子ども向け新聞。
            その中に「元気ジャーナル」という紙面があります。
            今度の日曜日、熊切小の「いかだ体験」の記事が載ります。
            そこに、6年生3人の作文が紹介されています。
            お楽しみに・・・


            さて、今学期、1~3年生が図画工作科で版画に挑戦しました。
            今、教室や廊下に展示していますが、ここでも紹介したいと思います。
            すてきな作品ばかりですので・・・

            1年 孝明くん「プテラノドン」


            2年 亜香音さん「ニコニコおさんぽネコ」


            2年 綺香さん「のはらでおさんぽ」


            2年 結愛さん「元気に泳ぐ金魚」


            2年 佑奈さん「山の中の鳥とリス」


            3年 愛奈さん「鳥たちの秋の散歩」


            3年 憲伸くん「カニをねらう鳥」


            3年 昂汰くん「大空を飛ぶプテラノドン」


            3年 昇陽くん「散歩をしているきょうりゅう」


            3年 昂哉くん「トリケラトプス」


            3年 美来さん「屋根のすずめの巣へGo!」


            以上、11作品です。

            さて、先日のブログの中で、5・6年生が絵手紙に挑戦していることをお知らせしました。
            2回の講座の中で1人が何枚か描きますが、そのうち2枚は学校で年賀はがきを準備しました。


            1~3年生は絵手紙を描きません。
            その代わりに、版画作品を年賀はがきに印刷しました。
            こんな具合に・・・


            5・6年生と同じように、1人2枚。
            うぐいす色ともも色・・・おしゃれでしょう。
            今では、こんな年賀はがきもあるんですね。


            今日、子どもたちが持ち帰りますので、ごらんください。
            そして、ご家庭でお使いください。

            もう、年賀状を書く季節ですね。
            今年も残すところ、1か月あまりとなりました。
          • 9月19日の給食。
            出るはずだったメキシコライスが、白いご飯にかわったことがありました。

            おばあちゃんがメキシコ人で、
            小さいころからメキシコ料理に親しんできたALTのリッキー先生は、
            この日、子どもたちにメキシコライスの話を準備してきました。
            夏休みにアメリカに帰省したとき、
            おばあちゃんのメキシコライスの写真も撮ってきました。

            ところが、白いご飯になってしまったのです。
            子どもたちに、メキシコライスを食べさせてあげたい・・・
            リッキー先生は、ずっと思っていました。
            外国語活動担当職員と相談して、
            多文化理解の一環で「メキシコライスを作ろう!」の準備を進めてきました。

            そして今日・・・
            ついに、その日を迎えました。

            全校21人が家庭科室に集まり、
            メキシコライスとメキシコスープを作りました。
            もちろん、講師はリッキー先生。


            リッキー先生はおばあちゃんから教わったレシピをもとに、
            作り方を指示していきます。


            もちろん、すべて英語です。


            5・6年生は、だいたい理解できているようでした。


            指示が分からない下級生には上級生が、
            「Half。水を半分入れてって言ったんだよ。」
            というように教えていました。


            タマネギの皮をむいたり、材料をなべに入れたりする作業は下級生、
            野菜や肉を切る包丁を使う作業は上級生、
            グループの中で上手に役割分担をしていました。


            リッキー先生は子どもたちの様子を見て回りながら、アドバイスをしていきます。


            メキシコスープは野菜たっぷりで、
            ニンニク、ガーリックパウダー、塩で味を付け、


            メキシコライスは、
            チキンブイヨン、ガーリックパウダー、トマトソースで味を付けていきました。


            リッキー先生は各グループの味見をして、
            おばあちゃんのメキシコライスとスープの味か確かめていきます。


            そして、ついに完成しました。


            「リッキー先生、おいしい!」
            と、子どもたち。


            子どもたちの笑顔に、リッキー先生もうれしそうでした。


            リッキー先生のおばあちゃんのメキシコライスのレシピ(3~4人前)。
            もしよかったら、ご家庭でも挑戦してみてください。



            リッキー先生、今日は本当にお世話になりました。
            メキシコライスとメキシコスープを通して、外国を知るいい機会になりました。
          • 今朝は、この秋、一番の冷え込みだったように思います。
            「横川や犬居の電光表示が、マイナス1℃。今シーズン初めてのマイナス表示だった。」
            と、職員が言っていました。

            校庭をまわると・・・
            落ち葉にも、


            畑にも、霜が降りていました。 



            さて、今朝、なかよしホール(食堂)の南側にかごが出ていました。


            かごのすき間から中をのぞくと・・・


            干しいもです。

            昨日、校長先生の指導のもと、1・2年生が干しいも作りをしました。
            午前中、職員室でふかし、


            給食の後、おいもの皮をきれいにむいて、


            包丁でスライスしていきました。


            ふだん使い慣れていない包丁だけど、


            干しいもを食べるためならと、ていねいに切っていきました。


            スライスしたおいもを網の上にならべて、


            完成です。


            がまんができず、みんなでつまみ食い。


            登校したら、かごをなかよしホールから日なたに出して、
            給食が終わったら、かごをなかよしホールにしまう。
            ・・・これが、今日からの1・2年生の仕事になりました。

            今朝は、だれに指示されることなく、自分たちでかごを出していました。
            おいしい干しいものできあがりが楽しみです。
          •  今週は・・・
             いつも以上に、自分の心と体の健康に目を向けよう!・・・という保健週間。
             その一環で、今日は、5・6年生を対象にした薬学講座を行いました。


             講師は、学校薬剤師の秋元先生。


             生薬、薬の正しい使い方、人の自然治癒力等、興味深いお話をしてくださいました。


             最後に、先生がこんなことをおっしゃいました。


            「体の具合が悪いからといって、薬に頼りすぎないこと。薬を飲みさえすれば、すぐに治るものばかりではない。あくまでも、薬は病気を治す手助けをするもの。」


             そして、
            「人間がもつ、自分で病気やけがを治そうとする力、自然治癒力を大切にすること。そのためにも、健康の三原則である、運動、食事、睡眠を大切にしてほしい。」


             今日の薬学講座が、普段の薬の使い方や自分の健康を見直す機会になってくれたらと思います。