2013年

  •  ここまで、宿泊体験1日目、昼の部の様子をお伝えしてきました。今日は、夜の部のことを書きます。

     夕飯の片付けが終わり、夕暮れが近付くと、続々と中学生がやって来ました。熊切小出身の春野中の生徒たちです。彼らに案内をしているわけではありませんが、今日が宿泊体験であることを、ちゃんと知っているのです。
     それでは、なぜ中学生が来たのか。それは、これから始まる「きもだめし」で、小学生をおどかすために・・・。これは、だれが決めたわけでもありませんが、暗黙の「よき伝統」になっているようです。

    (上の写真には中学生が6名ですが、実際にはもっといました。)

     小さい学校ですから、上級生から下級生まで、お互いをよく知っています。中学生は小学生のことを、自分の弟や妹のように可愛がり、小学生は中学生のことを、お兄さんやお姉さんのように慕います。

     さて、すっかり暗くなりました。いよいよ、きもだめしの始まりです。


     グループごとに、気合いを入れて出発です。「泣かないぞ!」


     目指すは、川向こうの長命寺。途中、暗闇にひそんでいる中学生の「攻撃」にも耐え、無事にもどってこられますように・・・。


     長命寺に到着すると、全員本堂に上がります。そして、一人ずつ、本堂の奥の階段を上った右手にある、お経を唱えるときに使う鐘を1回鳴らしてもどってくる・・・これがルールです。これをクリアすると、お菓子と長命寺の住職さんが準備してくださった飲み物をもらえることになっています。
     鐘のところまでは、所々にともされたろうそくの灯りだけがたよりです。わずかな距離ですが、「一人で」となると、なかなか足が進みません。
     だれとは言いませんが、今年は2人の女の子が大泣きしていました。

     きもだめしが終わると、次は、大花火大会です。


     小学生は手持ち花火を楽しみに、中学生には打ち上げ花火を担当してもらいました。大人数でやる花火は、やっぱり楽しいですね。


     最後は、とっても冷えた、あま~いスイカを食べて、お開きとなりました。


     「おいしいから、おかわりしちゃいます!」


     長蔵寺自治会館の大広間に、宿泊です。


     就寝予定時刻は9時でしたが、子どもたちの長い長い、楽しい楽しい夜が続いたことは言うまでもありません。
  •  今回は、宿泊体験の中から「川遊び」の様子をお伝えします。

     あゆのつかみ取りの後、熊切川で川遊びをしました。
     地元の川ですから、子どもたちも足を運ぶ機会が多いわけですが、今日の楽しさは格別。なぜならば、全校の友達がみんないるんですもの・・・。


     はしゃぐ子どもたちの声が聞こえてきませんか?


     段差のあるところは深くなっているので、子どもたちのお気に入りの場所。


     「冷たくて、気持ちいい~!」


     上級生も下級生も仲良く・・・


     魚が川を上っていくための「魚道」をすべり台がわりにして・・・


     「あゆがいっぱいいるぞ!」


     「ぼくも早く、お兄ちゃんやお姉ちゃんたちみたいに、川に飛び込んで遊びたいな・・・。」


     清流、熊切川。この川にかかわればかかわるほど、子どもたちは、この川が大好きになっていきます。かかわればかかわるほど、この川を愛する心が育まれていきます。
     保護者のみなさんは、そういう思いももちながら、この宿泊体験を企画・運営しています。
  • 8月1日(木)に浜松市総合水泳場(トビオ)において、「浜松市小学校水泳大会」が開かれました。
    熊切小も5.6年生が参加し、男子50m平泳ぎと女子50m背泳ぎに出場しました。
  •  今回は、宿泊体験の中から「夕飯作り」の様子をお伝えします。

     男の子たちは、かまどを作るためにブロック運び。「よいしょ!よいしょ!」


     かまどができたら、すぐに点火できるようにと杉の葉や小さい薪で下ごしらえ。「空気が入りやすいように組むんだよ。」と6年生。さすがです。理科の学習が生きています。


     女の子たちは、お米を洗って飯ごうの準備。カレー作りのための野菜の皮むきもしました。


     洗ったお米が流れてしまわないように、慎重に・・・。


     しばらく水に浸した後、いよいよ飯ごう炊さん。
     「ぐつぐつ言ってきたよ。」・・・飯ごうのふたに棒を当てると、中の様子が分かります。
     「吹きこぼれてきたよ。もうそろそろかな?」・・・飯ごうのふたのすき間からの吹きこぼれを見て、火加減を調節します。


     飯ごうをひっくり返して蒸らした後、ドキドキしながらふたを開けると・・・

     おいしそうなご飯が炊けていました。おこげがあったり、ちょっぴりやわらかめだったり・・・これも飯ごうで炊くご飯ならではのものです。

     さっそく、ご飯をお皿に取り分け、お母さんたちが準備してくれたカレーをかけて・・・


     「いただきまーす!」グループで輪になって食べました。


     忘れられない味になりました。
  •  8月3日(土)・4日(日)に、PTA主催の「宿泊体験」を行いました。「親子のふれ合い」を目的に、この時期に行われている本校恒例のPTA行事です。今日はその中から、子どもたちが楽しみにしていた「あゆのつかみ取り」の様子をお伝えします。

     午前中、お父さんたちが熊切川に集まって、つかみ取りをするための場所を準備してくれました。そこに、あゆを50匹ほど放し、つかみ取りが始まりました。

     あゆもつかまりたくありませんから、子どもたちの足下を必死で逃げ回ります。


     あゆをつかまえると、「つかまえた!」と歓喜の声があがります。

     つかまえたあゆは、かみそりを使ってお腹を開き、内臓を出して川の水で洗います。毎年のことですから、子どもたちは手慣れたものです。
     その後、竹串にさして塩をふって焼きます。

     PTA会長さんが中心となって、火加減を見てくれました。

     焼きたてをいただきました。油がのったあゆ・・・おいしいことは、言うまでもありません。見てください、子どもたちの表情を・・・。おかわりをする子どももたくさんいました。






     自分の番が待ち切れず、子どものあゆを奪おうとする某先生。
  • 本日、浜松市総合水泳場で行われた「浜松市小学校30分間回泳」に熊切小の5年生が参加しました。
    参加した子たちは、力強く泳ぎぬき、全員無事に合格することができました。

  •  今日の午前中、体育館でバスケットボールの練習に励む子どもたちがいました。5年生1人、3年生1人、2年生4人。天竜ミニバスケットボールクラブに所属している、本校の6人です。夏休み中、少しでもレベルアップを図ろうと、火曜日の午前を使って練習をするそうです。今日が、その初日でした。
     蒸し暑い体育館ですが、暑さに負けず頑張れ!
  • プール開放中止

    2013年7月29日
      本日(7月29日)のプール開放は、天候不順につき中止となってしまいました。
      次のプール開放は、8月2日(金)となります。多くの児童が参加してくれることを
      楽しみにしています。
    • プール開放 初日

      2013年7月26日
        夏休みのプール開放初日
        幼稚園1名(保護者同伴)、2年生4人、3年生4人、5年生5人、6年生1人の計15人
        がプール開放を楽しみました。この後は、7/29、8/2、8/6、8/7、8/8の5日間です。
      • 春野地区水泳大会

        2013年7月25日
          昨日、延期になった「春野地区水泳大会」が、本日開催されました。
          熊切っ子たちは、自分の持っている力をすべて出し切って泳ぎきりました。
          この日焼けした姿と笑顔が、今までの努力と全力を出し切ったということを物語っています。