「楽しそうなことばかりやっていて、教室での授業をやっていないと思われてないか?」
校長先生の心配する声が、時々聞こえてきます。
・・・すみません。
熊切っ子が活発に活動する姿を紹介しようとすると、つい・・・。
ということで、今日は教室での授業風景を紹介します。
今日は終日、市教委の先生が熊切っ子の活躍を参観したり、先生たちが勉強したりする日でもありました。
3時間目・・・
1・2年生算数科、複式授業。
1年生の孝明くんは、「ポケモンのかずをかぞえよう」に取り組みました。
ポケモンを10個ずつ線で囲んで、数を数えていきました。
山下先生が孝明くんの方に行っている間、
2年生は、複式学級支援員の片山先生が見てくれます。
2年生は、「九九のきまりをはっけんしよう」に取り組みました。
九九表をもとに、たくさんのきまりを見つけました。
写真右の大きな方が、市教委の先生。
3年生は、算数科「分母と分子を説明しよう」に取り組みました。
分母とは?分子とは?
これまでの学習をもとに、自分の言葉で説明することに悪戦苦闘していました。
でも、だれ一人へこたれることなく、何とか自分なりの答えを出そうと一生懸命でした。
5・6年生は、道徳「大切な場所を守りたい」という「郷土愛」について考える学習に取り組みました。
和歌山県の熊野川町島津地区に暮らす平野皓大さん。
山間の小さな村に、平野さんは、自称「日本一小さな観光協会」を作りました。
その平野さんの思いを考えていきました。
授業の最後に、片桐さん(春野町観光協会)に、春野町の観光協会の取り組みを紹介してもらいました。
4時間目・・・
5・6年生社会科、複式授業。
6年生は、「日本は戦後、どのように復興しただろうか」に取り組みました。
終戦当時の写真と東京オリンピックが開かれた昭和39年の写真を見比べて、ものすごい勢いで復興したことを感じていました。
また、学校評議員の小田さんから、東京オリンピックのころの熊切の様子についてお話をうかがいました。
初めて聞く、当時の話。
目を輝かせて、小田さんの話に夢中になっていました。
5年生は、「○○会社の社長として、自分の会社の工場をどこに建てるか」に取り組みました。
資料をもとに、立地条件を考え、発表していきました。
本校の様子を参観した市教委の先生が、熊切っ子の授業中の頑張りをほめてくださいました。
さらに、子どもたちが下校後、先生たちは今日の授業を振り返り、「今後さらに、熊切っ子に力をつけるためにどうすべきか」を真剣に議論したのでした。