2015年

  • 閉校後、子どもたちは気田小に通います。
    4月に気田小に登校したとき、
    満開のチューリップが子どもたちを迎えてくれるようにと、
    12月中旬、プランターに球根を植え、これを気田小に運ぶ計画でした。

    春が近付いて、たくさん芽が出てきました。

    閉校式で会場に並べるパイプ椅子。
    数が足りないので、気田小から借りることになっていました。
    恵美さんのお父さんのダンプで・・・。
    「ならば、プランターを積んでいってもらおう。」と、校長先生。
    昨日、その準備をしようとしたら・・・


    こんな具合になっていました。


    シカ?カモシカ?イノシシ?・・・食い荒らされていました。
    くそ~!


    残っていた球根で、何とかプランター4つを準備しました。
    そして、昨日の夕方、気田小に運びました。


    チューリップたち、しっかりと花を咲かせて、熊切っ子たちを迎えてくださいね。

    さて、熊切小ファミリー応援団さん、今日もブログを読んでくれていますか?


    先日、お手紙でご意見をいただいた件(3/6のブログ参照)。


    昨日の午後、子どもたちが見守る中、


    職員も壁に名前を書き入れました。


    子どもたちの名前の下に・・・。


    これで、「メモリーアートプロジェクト」が完了しました。


    ファミリー応援団さん、本当に貴重なご意見ありがとうございました。
  • 4・6年生の教室に掲げられている「閉校までにやりたいこと」。


    14項目中10個に、「夢実現」のマークが付いています。


    今日、残り4つのうち、2つにチャレンジしました。


    その一つめは、「風船とばし」です。


    「閉校式に来てください。」のメッセージを添えて、
    雪やあられが降る合間をぬってとばしました。


    子どもたちの手を離れた風船。


    見る見るうちに、空高くのぼっていきました。


    「どこまでのぼっていくのかな?」


    「越木平や田河内の方まで行くかな?」


    「だれか拾ってくれるといいなあ。」
    ・・・そんなことをつぶやきながら、風船を見送っていました。


    二つめは、「屋上でさけぶ」。


    残念ながら「屋上」は実現しませんでしたが、
    (本校の屋上にはフェンスがありません。安全面から・・・)


    一人一人朝礼台(指揮台)に立って、高塚山に向かってさけびました。


    「熊切小学校、141年間ありがとう!」


    「熊切小学校、大好きです!」


    「熊切小学校で3年間、お世話になりました。ありがとう!」


    「気田小学校に行ってもがんばります!」


    「中学校では、陸上をがんばります!」


    熊切小学校への感謝の気持ち、来年度からの決意・・・


    一人一人の言葉に、胸が熱くなりました。


    そして、最後の昂汰くんが、


    「熊切小学校、ばんざ~い、ばんざ~い。」と、締めくくってくれました。


    閉校までにやりたいことが、新たに2つ実現しました。
    すてきな思い出が、また増えました。
    すてきなすてきな時間でした。
  • 一昨日、3月7日は、
    スクールヘルパーの明希子先生の「大切な命の記念日」。


    おめでとうございます。
    日めくりカレンダーには、
    「4年生は明希子先生を、お母さんみたいに頼りにしてますよ。」
    と、校長先生からのメッセージ。


    そして今日、3月9日は、愛奈さんの「大切な命の記念日」。


    給食のとき、みんなでお祝いしました。


    「10歳のお誕生日おめでとう!」


    日めくりカレンダーには、
    「『すべるギャグ、受けないダジャレを言う人は、熊谷三郎病にかかっています。』と、
    愛奈さんがおもしろいことを教えてくれました。笑顔がすてきです。」
    と、校長先生からのメッセージ。


    今日の愛奈さんで、「大切な命の記念日」は全員終了となりました。


    さて、今日の3年生の社会科。


    「地域に古くから残るもの」の学習で、
    長蔵寺にある「歓送迎台」を見学に出かけました。


    兵隊さんたちがここに立ち、家族や地域の人たちに見送られ出征していったという台。
    「美しき山ふところに抱かれて生まれ育った熊切の若人達は、
    祖国存亡の危機が迫るや憂国の情に燃え、敢然として戦場に向かいたり。
    吾が故郷の安寧と、愛する家族の幸せを念じ、追いたる父や母を残し、
    妻子と涙の別れを告げて戦場に向かった若き出征兵士の胸中は
    如何ばかりか、察するに余りあり。
    (中略)・・・閑かにして静かなる故郷の平和が永遠に続きますように、
    祈りを込めて此の碑を建つ。」
    と、石碑に刻まれていました。


    この碑は、終戦60年目の平成17年8月15日に建立されたそうです。


    子どもたちに同行した校長先生が、
    碑に書かれていることをかみ砕いて説明してくれました。
  • お寿司をいただく会の後、6年生に感謝する会を開きました。

    いっぱいいっぱい・・・お世話になった6年生に、
    下級生から寄せ書きのプレゼント。


    さらに、得意の歌とダンスのプレゼント。


    今回は「ホッホッホ」。


    6年生は、卒業が近付いていることを実感する瞬間です。


    「心のこもったメッセージ、大事にします。」と、6年生。














    「うれしいこと、書いてくれてありがとう。」


    下級生のひと言ひと言が、心にしみます。


    会を終わろうとしたとき、
    「ちょっと、待った!」と、怪しいサングラスをかけた2人が登場。


    校長先生の60才のお誕生日(還暦)を、みんなでお祝いしました。


    子どもたちからは、壁掛けの時計。


    職員からは、ワインレッドのベスト。


    「涙が出るほど、うれしいよ。」と、校長先生。


    みんなの気持ち、校長先生に届いてよかったね。
  • 先週の金曜日のこと。
    昨年度に引き続き、寿司職人の角田末市さん(中区在住)が、
    子どもたちのためにお寿司をにぎってくれました。


    お母さんやおばあちゃん、用務員の中村さんもお手伝い。


    45人前のお寿司を準備してくれました。お吸い物とサラダも・・・。


    「山あいの学校の子どもたちに、本物のお寿司を食べさせてあげたい。」
    と、ボランティアでこの活動をしている角田さん。


    「角田さんのおいしいお寿司を食べてみたい。」
    と、お父さんやお母さん、おじいちゃんやおばあちゃんも駆けつけました。


    うれしそうな顔、満足な顔、11連発いきます!






















    「うまい。」「おいしいなあ。」の声が、会場のあちこちから聞こえてきました。


    食べ終わると、おかわりに並びます。


    自分が食べたいものを注文して・・・。なんとぜいたくな・・・。


    みんな、大満足のお寿司をいただく会でした。
    角田さん、おいしいお寿司をごちそうさまでした!
    そして、本当にありがとうございました!


    閉校式の夜に行う「熊切小お別れ会(PTA主催)」でも、
    角田さんにご協力をいただくことになっています。
  • 一昨日のこと。
    熊切小ファミリー応援団さんから校長先生宛に、手紙が届きました。


    ずっとブログを読んでくださっている方はご存知だと思いますが、
    子どもたちがかぜをひかないように、インフルエンザにかからないようにと、
    たくさんの手作りマスクを送ってくださったり、
    PTAバザーのために、マスクやかわいい布袋、アームバンド等、
    手作りの品物をたくさん提供してくださったり・・・。
    ところが、お名前もお住まいも年齢も分からない。
    ・・・これが、熊切小ファミリー応援団さんです。

    どんなお手紙だったかというと・・・

    ・・・一つ、熊切小の大ファンとしてお願いがあって、
    お手紙を書かせていただきました。
    突然こんな不躾なお手紙はご迷惑ではないかと迷いましたが、
    どうしても伝えたいと思い、決断しました。

    ブログで、そして、テレビで目にした「メモリーアートプロジェクト」、
    本当にすてきですね。
    子どもたちの夢がいっぱいつまった思い出の絵、それを学校に残す。
    ・・・心が温かくなります。
    実現するなんて、本当に素晴らしいことだと思います。
    先生方の「子どもたちの夢を叶えたい」お気持ちの結晶だと思います。

    先日のブログで、一人一人熊切っ子たちが名前を入れていました。
    そして、「完成しました」と、締めくくられていました。
    これは私の個人的な意見ですが、「足りないもの」があると思うのです。
    それは、「先生たちの名前」です。

    私は以前から、「熊切小は、日本一家族みたいな小学校」だと感じていました。
    壁に書かれた名前は、最後の熊切小ファミリーの証。
    子どもたちは熊切小を離れても、いつかまた、きっと戻ってくるでしょう。
    校舎のある限り、きっと・・・。熊切小が大好きだから・・・。
    そのときに、「懐かしいなあ」と目にする絵や名前・・・。
    当時のことが、鮮明によみがえることでしょう。
    そこに先生たちがいないのは、寂しすぎるって思うんです。
    そこに先生たちの直筆の名前があれば、
    例え、その場に先生たちが集まれなかったとしても、
    子どもたちは懐かしく、先生たちお一人お一人を思い出すでしょう。
    だって、そこに描かれた絵は、
    先生たちと過ごした日々が描かれているのですから・・・。
    「家族の表札」として、
    熊切小ファミリーのお父さん役である校長先生をはじめ、
    お母さん役の教頭先生・・・。
    先生たちみなさんの名前があると、
    もっともっとすてきな「メモリーアートプロジェクト」になるんじゃないかって、
    そう思いました。

    きっと、子どもたちもとっても喜ぶと思います。
    子どもたちの幸せな未来のために、今のお気持ちを込めて、
    子どもたちとともに夢を実現していただきたいです。
    ぜひ、ご検討いただけたらうれしいです。


    ・・・こんな内容でした。

    熊切小ファミリー応援団さん、ありがとうございます。
    応援団さんのおっしゃること、よく分かりました。
    「そうだな。われわれの名前も書こう。」と、校長も申しておりました。
    名前を入れたら、改めて報告させていただきます。

    ところで、応援団さんのお名前やお住まいを教えていただけないでしょうか?
    ぜひ、ご検討ください。
    年齢については、
    「封筒の文字から推測するに、三十代半かな?」と、
    校長は申しておりますが、いかがでしょうか?
    根拠は定かではありませんが・・・。
  • 今日、3月5日は、校長先生の「大切な命の記念日」。


    「校長先生、おめでとうございます。」と、子どもたち。


    校長先生は午前中お留守で、
    給食のとき、校長先生を囲んでお祝いできませんでした。


    日めくりカレンダーには、
    「最近がんばっていることは、バランスを考えたおつまみ作りです。」
    と、ご自分でコメント。
    さらに、幼いころの写真と青年期の写真が添えられていました。


    また、今日は、長蔵寺のおじさん(川副さん)のお誕生日。
    「母校のために、本当にありがとうございます。」
    と、校長先生のメッセージ。
    行政の立場で、閉校に向けてお力添えをいただいています。

    さて、午前中は、6年生が家庭科の調理実習でした。


    「学習したことを生かして・・・」と題して、
    自分たちでメニューを考え、材料を準備して・・・。


    「この間、たこ焼きを食べていたのに、また食べるの?」
    ・・・そんなこと、言わないでください。食べることは、とても楽しいことです。


    心那さんと乃愛さんは、サンドウィッチとサラダ、そしてフルーツ。


    史也くんと聖奈さんと美名さんは、ホットケーキとサラダ。


    華奈さんと恵美さんは、お好み焼きとサラダ。


    出来上がりは、こちら!






    おいしそうでしょう?おいしいのです!

    私は、お好み焼きをごちそうになりました。
    黄色のたくあんと紅しょうがたっぷりと入っていて、彩りも味もgood!
    全部食べちゃうと、給食が食べられないと思い、1/3いただきました。
    残りは、この後の夕飯でいただきます。

    楽しい楽しい調理実習でした。
  • 図書室に展示してある昔の写真やアルバム。


    連日、卒業生や地域の方がのぞきに来ています。


    今なら、ゆっくりご覧いただけます。


    ぜひ、昔の自分に会いに来てください。
    そして、お気に入りの写真があればお持ちください。

    さて、昨日の中日新聞夕刊。
    「私たち学校」に本校が掲載されました。
    6年生が記事を書き、掲載する写真を選びました。
    熊切小らしさが表れた誌面にするにはどんな記事を掲載したらよいか、
    6年生みんなで検討しました。


    「うちは中日新聞をとってないんだよな。」という方、
    本校玄関に新聞を積んでおきますので、ご自由にお持ちください。
    また、閉校式の日にも、体育館入口に置いておきます。

    さてさて、昨夜は、最後の閉校準備会全体会でした。


    準備会立ち上げから1年、ついにここまでやって来ました。


    閉校式当日の細かな動きの最終確認の後、


    出来上がった記念誌と記念品を、地域のみなさんに配付する準備をしました。


    保護者のみなさん&子どもたちで、今週、来週の週末等に配付していきます。


    遅くとも、閉校式前には、熊切地区のみなさんのお手元に届きます。


    みなさん、楽しみにしていてください。


    たくさんの思いがつまった記念誌。


    校歌のやさしいオルゴールの音色。


    また、地域のみなさんに配付するもののほか、
    個人的に記念誌・記念品を注文された方には、本日案内はがきを発送しました。
    受け渡しについては、そちらをご確認ください。
  • 放課後のこと。


    下校までの20分間。


    「みんなで鬼ごっこしようよ。」と6年生。


    「やろう!やろう!」と下級生。


    みんなで遊具のまわりで楽しい時間を過ごしていました。


    「こうやって遊べるのも、あとちょっとだね。」
    だれも口には出しませんが、みんなそう思っています。

    ・・・卒業式まで、2週間となりました。
  • 今日、卒業生の方が親子で、
    図書室に展示してある写真やアルバムを見に来ていました。
    昔の自分に出会えましたか?


    3月に入って、大学生や高校3年生のみなさんの中には、
    時間に余裕がある方もいると思います。
    ぜひ一度、ご来校ください。

    今ならゆっくりと、写真やアルバムをご覧いただけます。
    昨日は男子高校生2人が、卒業式の振替休日だったそうで、
    朝の早い時間にやって来て、お昼過ぎまでいました。
    図書館補助員の井堀さんが、年代毎にきれいに整理してくださって、
    以前にも増して、昔の自分に出会えやすくなりましたよ。

    さて、今日は、6年生主催のたこ焼きパーティーでした。


    1時間目の途中から、6年生が準備開始。
    ねぎをきざみ、たこを切って、小麦粉を水にといて・・・。


    さらに、ホットケーキミックスを使って、
    中にチョコレートやキャラメルを入れて、スウィーツ作りにも挑戦。


    千枚通しでひっくり返すのは、もう慣れたもの。


    さらに、2本使うなんて、もう職人級。


    4時間目になると下級生が、
    先日もらった招待券を持って、なかよしホールへやって来ました。
    「まだ?」「早く食べたいよ~。」


    すると、堀部先生が横からこっそり、たこをつまみ食い。
    「高いたこなんですから、やめてください。」と、華奈さん。


    「さあ、どうぞ。」
    「やったあ!いただきま~す。」


    おいしい顔、3連発!






    「私にもやらせて!」と、取材に来ていた赤石さん。


    ちょっと体調が悪く、今日はカメラ係だった心那さん。
    いい写真が、いっぱい撮れていましたよ。


    みんな大喜びの、楽しい楽しいたこ焼きパーティーでした。