盛りだくさんの1日でした・・・

2015年3月30日
    3月27日(金)、校長先生の退任式。


    定年退職される校長先生を、みんなで見送りました。


    「校長先生、長い教員生活、本当にお疲れ様でした。」


    「教職生活の最後を、この熊切で過ごすことができて、本当に幸せでした。」


    続いて、18人全員に「卒業証書」が渡されました。


    全員が、熊切小学校を去っていくという意味で・・・。


    校長先生の名前になっていますが、実は、あるお父さんが準備してくれたもの。


    「熊切小学校での楽しかったこと、
    うれしかったこと、辛かったことを思い出してください。
    すてきな友とたくさん笑って、思い出をたくさん作りました。
    ・・・よってここに、○年間の熊切小学校での学校生活を終えたことを証します。」


    さらに、すてきな文章が添えられていました。
    「人って、『シクシク』って泣きますよね。『ハハハハ』って笑いますよね。
    4×9=36、8×8=64で、答えを足すと100になります。
    人生を100とすると、悲しいことは36、うれしいことは64。倍近くある!
    どんなに号泣(5×9=45)しても半分以下。
    人生泣き笑いで100。」
    ・・・子どもたちへのエール。お父さんの思い、よ~く分かります!


    気田小、春野中へ行っても頑張れ、熊切っ子たち!

    続いて、タイムカプセルの埋設。


    子どもたち、お父さんやお母さん、職員が自分に宛てた手紙や思い出の品等、
    2つのタイムカプセルに入れました。


    前日、お父さんがユンボで掘ってくれた穴に入れて、土をかぶせました。


    タイムカプセルを掘り出すのは、2027年1月3日の午前10時ごろ。
    2年生の孝明くんが成人式の年。
    「みんなでお酒が飲めるのかな?」と、子どもたち。
    「よし、そこまで頑張って生きるぞ!」と、校長先生。


    続いて、茶話会。


    その中で、校長先生が、職員の次の勤務先を紹介しました。


    閉校のため、職員全員が別の学校に行くことになります。


    伸哉先生は、子どもたちと一緒に気田小へ。・・・伸哉先生、頼んだよ!


    そして、子どもたちと保護者のみなさんから職員に、感謝状と記念品の授与。


    何とうれしいことでしょう!


    感謝状には、こんな言葉が記されていました。
    「・・・いくつもの行事、閉校までにやりたいことの実現、
    涙が止まらなかった卒業式、大勢の方が参列してくれた閉校式、
    これからの活躍にエールを贈った離任式。
    本当にみんな全力でやりきった、あっという間の1年間でした。
    ここに、ありがとうをいっぱい込めて感謝状を贈ります。」


    私たち職員も、同じ気持ちです。
    切ない思いを抱えながらも、「子どもたちのために」を合言葉に、
    保護者のみなさん、職員のみんなで突き進んできた1年でした。
    子どもたち、保護者のみなさんがいたからこそ、私たちも頑張れたのです。
    本当に本当に本当に・・・ありがとうございました。

    続いて、「川遊びの会」のみなさんのご協力で釣り大会。


    プールにアマゴを放し、いくらをえさにして釣りを楽しみました。


    ところが、なかなか釣れません。
    目の前にいくらがあっても、食い付こうとしないアマゴたち。


    お父さんやおじいちゃんたち曰く、
    「養殖のアマゴ。
    普段食べているえさに慣れているから、いくらをえさと認識しないんだろう。」


    かなり粘ったのですが全く釣れないので、投網に変更。


    おじいちゃんが、投網でアマゴを回収。


    そして、家庭科室では、お母さんがホットサンドを準備。


    体育館のピロティで、お父さんがアマゴを唐揚げ。


    釣れなかったのは大変残念でしたが、
    おいしいアマゴの唐揚げとホットサンドをいただきました。


    川遊びの会のみなさん、ありがとうございました。

    片付けが終わったところで、お父さんと職員は体育館の屋根へ。


    熊切小学校で過ごす時間も残り少なくなりました。


    屋根から望む熊切の景色を、目に焼き付けました。
    「ここでの時間が、ずっとずっと続くといいのにな。」と、思いながら・・・。