熊切小学校お別れ会

2015年3月28日
    閉校式の夜、「熊切小学校お別れ会」を開きました。
    会場は、長蔵寺自治会館。

    お別れ会に先だって、
    熊切地区自治会連合会から私たち職員に、「感謝状」が手渡されました。


    自治会長のみなさん、ありがとうございます。


    私たちは、保護者や地域のみなさんと「子どもたちのために」を合言葉に、
    やるべきことをやってきたまでです。
    私たちの方こそ、これまでのみなさんのご協力に感謝しています。

    さて、お別れ会は史也くんの乾杯の音頭でスタート。


    今回の参加者は、
    小学生、その弟や妹、中学生、高校生、
    お父さんやお母さん、おじいちゃんやおばあちゃん、
    職員、ALTのリカルド先生、
    授業でお世話になった地域のおじさんやおじいちゃん、
    静岡朝日テレビのスタッフのみなさん、
    いつも取材に来てくれる静岡新聞の記者さん、
    職員の旦那さんや彼女・・・。






















    ちゃんと数えていませんが、総勢80名は超えていたと思います。
    みんな、熊切小ファミリーです。

    熊切小ファミリーのためにと、
    再び、角田さんが駆けつけてくれて、お寿司をにぎってくれました。

    小学生のダンス。


    高校生のお囃子。


    それに合わせて踊り出すPTA会長さんとおじいちゃん。


    中学生のコント。


    オヤジーズのダンス。
    ・・・この日のために、10日前にリハーサルもしました。


    さらに、小学生とオヤジーズがコラボして、ダンス。
    そして再び、オヤジーズの「ようかい体操第一」。
    ・・・かぶり物は、小学生が授業の中で作ってくれました。


    大ビンゴ大会。




    タイムカプセル埋設のお話。


    中学3年生に卒業を祝う花束贈呈。


    お父さんやお母さんから“熊切小を卒業する”18人に、花束贈呈。


    そして、子どもたちと保護者のみなさんから職員に、寄せ書きの贈呈。


    寄せ書きは、木の板でできています。
    板には、「一期一会」とうるしで記されていました。
    これは、あるお父さんが、夜なべして書いてくれました。


    閉校が決まったのは、ちょうど1年半前。
    それから、
    「残された時間の中で、子どもたちのためにできることをやっていこう。」
    「子どもたちに、熊切小学校での思い出を心に深く刻んでほしい。」
    「子どもたちに、もっともっと熊切のよさを知ってもらいたい。」
    と、保護者のみなさんと職員がいろいろとアイデアを出し合い、
    また、保護者や地域のみなさんのご協力をいただきながら、
    教育活動、PTA活動を進めてきました。

    今年度、閉校準備会が立ち上がり、
    保護者や自治会長のみなさん、職員が
    記念品や記念誌作成のための話し合いや、
    閉校記念行事や閉校式に向けた打ち合わせを重ねてきました。

    「閉校」は切ないことです。
    「本当は閉校させたくない。」と、みんな思っています。
    でも、それを口にはしません。
    そして、その切なさを押し隠すかのように、
    ここまでみんなで突き進んできたような感じがします。
    お父さんたちは言います。「この1年、楽しかったな。」と・・・。
    私たち職員も、同じことを思っています。

    「閉校」は切ないことです。
    「本当は閉校させたくない。」と、みんな思っています。
    ただ、閉校が決まってから今日まで、
    みんなが同じ目標、同じベクトルをもって突き進んでくる中で、
    かけがえのない人との出会いがいっぱいありました。
    そして、その出会いをこれからも大事にしていきたい。
    それを、この「一期一会」という言葉に込めてくれたのだろうと思います。

    ありがとうございます。

    校歌の大合唱。


    最後に、記念撮影。
    人数が多くて、なかなかポジションが決まらない・・・。


    楽しい楽しい夜でした。
    すてきな思い出が、また一つ増えました。
    熊切は、人の温もりがあふれるところです。