ガーベラの花言葉は・・・

2015年3月24日
    昨日から、校庭の遊具の撤去が始まりました。


    一つ、また一つと姿を消していきます。


    切なさが募ります。


    今日からは、校内のいろいろな物品の搬出も始まりました。
    本校で使っていた物が、他の小学校や中学校、幼稚園等、
    新しい場所で活躍してくれることを願っています。

    搬出する花壇のホースを片付けているとき、泥だんごを見付けました。
    誰のだろう?
    乾かそうとここに置いたまま、忘れてしまったのでしょう。


    もう使われることのない校庭に、子どもたちの元気な声や姿を感じました。

    さて、
    「閉校式で使ってください。」
    と、伸哉先生の教え子の山本さんのお宅(ガーベラ農家さん)から、
    たくさんのガーベラをいただきました。
    校内のあちこちに飾らせていただいて、
    卒業生や地域のみなさんを迎えることができました。


    おかげで、とても温かい雰囲気が生まれました。
    山本さん、ありがとうございました。

    ガーベラのお話をもう一つ。


    閉校式の日、熊切小ファミリー応援団さんから、
    子どもたちと職員に、黄色いガーベラが一輪ずつ届きました。


    一人ずつに、似顔絵とメッセージカードが添えられて・・・。


    ファミリー応援団のお手紙を紹介します。
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    熊切小学校のみなさんへ

    ついに、今日は「閉校式」ですね。
    本当に最後だと思うと、切ない気持ちでいっぱいです。
    いつも熊切小学校のみなさんから、
    たんくさんの元気と笑顔とがんばる力をいただいてきました。
    そういう姿をブログで見せていただくことがなくなると思うと、
    とってもさびしいです。

    豊かな自然の中、愛情あふれる中で、みなさんで過ごした日々を胸に、
    先生方も熊切っ子のみなさんも、次の場所できらきら輝いてください。
    「戻りたい。」と思うのではなく、
    「あのとき、あんなに幸せだったのだから、何でも頑張れる!」と、
    熊切小学校での生活を糧にして歩んでいってくださいね。
    これからも、みなさんの活躍を応援しています!

    「『閉校式』に、黄色いガーベラを贈ろう。」そう心に決めていました。
    私は姿が見えない、ある意味、不気味な存在ではありますが、
    ずっとみなさんを応援してきた気持ちを伝えたいと思い、
    お一人お一人に心を込めてガーベラを贈らせていただきます。
    メッセージカードに描いた似顔絵は、似ていない方もいるかもしれませんが、
    笑って許してやってくださいね。

    「ガーベラ」の花言葉・・・それは、「希望」「常に前進」です。
    今のみなさんにピッタリだと思います。
    「黄色」は、「熊切Tシャツ」をイメージして選びました。
    これからも心の「熊切Tシャツ」を着て、
    みなさんそれぞれの道を、元気いっぱいに進んでください。

    今日を迎えて、今、私の心は感謝の気持ちでいっぱいです。
    熊切小学校は、永遠に私の心の癒しです。

    本当にありがとう・・・さようなら

                          熊切小ファミリー応援団より

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    ファミリー応援団さんのお気持ち、
    子どもたちや職員の心に、しっかり届きました。
    本当にありがとうございました。

    姿の見えないファミリー応援団さんが
    これまでに届けてくれた励ましの言葉や贈り物の数々は、
    いつも私たちを勇気づけてくれました。
    今回のメッセージカードの似顔絵やシールは、
    お母さんと一緒にお子さんも貼るお手伝いをしてくれたのだろうと想像しました。
    ご家族で応援してくれて、本当に本当にありがとうございました。

    ファミリー応援団さんは、
    最後まで姿を見せない、名前を明かさないおつもりのようですが、
    私たちは直接お礼の気持ちを伝えたいので、ぜひご連絡ください。
    3月31日(火)に、「熊切小学校を見送る会」を行いますので、
    ぜひご来校ください。