「あの街この街」お読みになりましたか?

2014年12月12日
    今、正門近くの松の木に、棒温度計を1本つるしてあります。
    「先生、今日は3℃でした。」というように、毎朝報告してくれる3年生。
    3年生はこの2学期、温度計の読み方を学習しました。


    校庭の樹木たち。葉を落として、すっかり冬の装いです。


    職員室前の日めくりカレンダー。残り少なくなりました。


    玄関のクリスマスツリー。


    片山先生が作ってくれました。


    今年のクリスマス。熊切っ子たちには、どんなプレゼントが届くのかな?


    今学期も、残すところ1週間となりました。

    さて、昨日の静岡新聞「びぶれ」に、
    天竜支局長の寺田さんのコラムが掲載されていました。
    みなさん、お読みになりましたか?
    お読みになっていない方のために紹介します。

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    記者コラム「あの街この街」 静岡新聞社天竜支局長 寺田将人

    浜松市立熊切小は、天竜区春野町の山深くに位置し、
    141年の歴史を持つ全校児童18人の小規模校です。
    来年度から気田小に統合され、
    熊切小としての歴史は本年度いっぱいで幕となるため、
    地域を挙げて課外活動や行事など最後の思い出づくりに取り組んでいます。

    先日、開かれた運動会では、
    春野町産の丸太をのこぎりで切る速さを競う「きこり競争」に卒業生や保護者、
    地元住民も飛び入り参加して大いに盛り上がりました。
    6年生の児童に感想を聞いたところ、
    「勝ち負けに関係なく頑張った。
    地域の人たちもたくさん来てくれて6年間で一番楽しかった」
    と胸を張って答えてくれました。

    夏は近くの熊切川で手作りいかだの川下り、
    冬は自然の中を駆け抜ける持久走大会など特色ある行事が多くあります。
    しかし、来年度以降これらの活動が継続されるかは未定です。

    統合後、児童は全員、
    約10キロ離れた気田小までスクールバスで通うことになります。
    子どもの声を地域から消さないためにも、
    熊切小独自の取り組みを一つでも残してほしいと切に願っています。

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    よく取材に訪れてくださる寺田さん。
    その中で、感じ取ったことを言葉にしてくださったのですね。
    ありがとうございます。

    熊切小としての時間は残り少ないですが、また取材してくださいね。
    そして、
    浜松市内にこんな学校がある、こんな子どもたちがいる、こんな地域があることを、
    市内や県内に発信してください。