甘露煮って、こんなふうに作るんだ!

2014年10月22日
    「写真が多すぎ!」という声が聞こえてきそうですが、もうしばらくお付き合いください。

    さて、体育館での「落ちあゆ講座」の後、
    スクールバスに乗って、田河内にある奥野養魚場さんに出かけました。
    学校から約14km。・・・もちろん、熊切小学区内です。


    奥野さんは、養殖したあまごを甘露煮にして出荷しています。


    まず、養殖しているあまごの見学。


    「いっぱい!」
    「全部で、4万匹くらいいるんだよ。」と、奥野さん。


    次に、甘露煮をつくる工程を体験・見学。


    内臓を取り出したあまごを竹串に刺して・・・。


    生魚をさわることには、全く抵抗のない子どもたち。
    さすが、熊切っ子!
    あゆの塩焼きをするときも、さわっているからだね。


    あまごを素焼きする準備。
    竹串に刺したあまごを、二重の円に並べていきます。
    「あまごの背中が、内側を向くようにしてね。」と、奥野さんのお姉さん。


    外側にはおよそ100匹、内側にはおそよ70匹。


    あまごの周りを円形の鉄板で囲んで、素焼きしているところ。
    薪は、さくらの木。


    奥野さんのお母さんに、質問中。
    「甘露煮にするときの材料は?」
    「生醤油と砂糖、みりんを使うんだよ。」


    「このお鍋で、甘露煮を作っていきます。」


    「大きいお鍋!全部で何匹入っているんですか?」
    「200匹とちょっとくらいかな。」


    「甘露煮にしたあまごを、この機械で真空パックにしていきます。」


    「さらに、真空パックをお湯に入れて殺菌していくんです。」


    機械を使った薪割り体験もさせてもらいました。


    太いさくらの木も、あっと言う間に薪に変身!
    「すごいや!」


    最後に、みんなで記念写真を撮りました。


    雨が降っていたので、学校へ戻ってからお弁当。
    おみやげにいただいたあまごの甘露煮。迷わず、頭からパクリ!


    時間をかけてじっくりと煮込んであるあまごは、
    骨もとてもやわらかく、残すところなんてありません。
    「おいしい!」


    奥野さん、貴重な見学・体験をさせていただいて、本当にありがとうございました。
    そして、おいしいあまごの甘露煮、ごちそうさまでした!