林業について学ぼう!

2014年6月17日
    映画「WOOD JOB~神去なあなあ日常~」が話題になっていますが、
    今日は「林業について学ぼう」をテーマに、全校で田河内へ出かけました。
    車窓からながめる春野の山、茶畑・・・。


    お世話になったのは、森下林業の森下さん。


    そして、息子さんご夫妻。


    森下さんの山林を歩きながら、
    いい山林とは・・・、間伐の必要性などのお話をうかがったり、


    山林に生息する植物について教わったりしました。


    息子さんのお嫁さんは植物に詳しく、
    いろいろな植物の名前やその特徴を教えてくれました。
    葉の手ざわりを確かめたり、枝のにおいをかいだり・・・
    子どもたちは、たっぷりと五感を働かせていました。


    ウラジロ(シダの仲間)の葉を、グライダーのように飛ばしたりもしました。


    樹齢100年を越えるスギの切り株。
    「年輪1つが、1年なんだよ。」と、息子さん。


    一生懸命に数える美来さん。


    そして、「その切り株の上に、何人乗れるかな?」と、みんなで試していました。


    最後に、木を切り出す最新の重機「ハーベスタ」を紹介してくれました。
    車体は7.5t、アームの部分は800kg。


    息子さんが操縦して、スギを切り出す作業を見せてくれました。
    木の根元付近をアームでつかんで、


    チェーンソーで切っていきます。


    切られたスギは、横倒しに・・・。


    さらに、アームの部分のベルトが動いてスギが移動。
    すると、枝がはらわれていきます。
    そして、チェーンソーで4mずつに切っていきました。
    コンピュータで制御しているそうです。
    すごい!


    切られたスギの皮にふれると、とてもぬれていました。
    「今の時期は、水の吸い上げが活発だから水気が多いんだよ。」と、息子さん。


    重機の操縦席にも座らせてもらいました。


    子どもたちは、うれしくてうれしくて・・・。


    林業の道に進んでみたいと思った子もいたんじゃないかな?


    最後に感想発表。
    この手の挙がり具合を見てください。
    いかに、充実していた時間だったかが分かります。


    林業の話は、やっぱり山林の中で聞くのがいいですね。
    あっという間の1時間半でした。


    バスに乗り込む前、森下さんたちと一緒に記念撮影をしました。


    今日は、貴重な学習をさせていただきました。
    森下さん、そして、息子さんご夫妻、本当にありがとうございました!