一往復の時間は、何によって決まるのか?~5年理科~

2014年3月4日
    先々週、校内でインフルエンザがはやっていたころ、
    5年生が理科で「ふりこの動き」の学習を始めました。
    まずは、体育館の「ターザンロープ」でたっぷりと遊びました。


    その後、「一往復する時間を短くするにはどうしたらよいか」を考え、
    ターザンロープで試してみました。
    ・ロープの上の方につかまるといいんじゃないかな?
    ・スタートの位置(跳び箱の位置)を変えてふれはばを大きくするといいんじゃないかな?
    ・一人よりは二人がつかまって重くした方がいいんじゃないかな?
    ・すわっているより立っていた方がいいんじゃないかな?


    それを、理科室で調べることになりました。
    先週、その実験計画を立て実験しました。
    一往復の時間を計測するのに、誤差を小さくするための方法を先生に教わって・・・


    実験開始!
    一往復の時間にふれはばが関係しているのかな?


    それとも、ふりこの長さが関係しているのかな?


    あるいは、ふりこの重さが関係しているのかな?


    今日は、先週できなかった実験の残りをやった後、結果を情報交換しました。
    ワークシートは、聖奈さん、恵美さん、乃愛さんのグループの結果です。
    ①ふりこの長さとおもりの重さをそろえて、ふれはばを変えたとき・・・


    ②ふれはばとおもりの重さをそろえて、ふりこの長さを変えたとき・・・


    ③ふれはばとふりこの長さをそろえて、おもりの重さを変えたとき・・・


    子どもたちが導き出した結論は・・・
    ふりこの一往復の時間は、ふりこの長さに関係している。ふりこの長さが短いと、一往復の時間も短くなる。ふれはばやふりこの重さは、一往復の時間に関係ない。・・・でした。

    先々週、ターザンロープで遊んだとき、インフルエンザでお休みしていた友達がいたので、
    子どもたちのリクエストで、今日もう一度、ターザンロープをやることになりました。
    学習したことを頭におきながら・・・。


    でも、やっている姿を見る限り、
    学習したことはどこかに飛んでいってしまっている気がしました。


    子どもたち、楽しそうでした・・・。