試験管の中に雪が降りました!

2014年2月5日
    5年生は理科で、「もののとけ方」を学習してきました。
    昨日は、そのまとめの授業でした。
    「試験管の中に雪を降らそう!」

    電子てんびんで、塩化アンモニウム9gをはかりとります。
    上手に薬さじ使って・・・。


    メスシリンダーで、水18mlをはかりとります。
    学習したことが生きているね。
    ちゃんと、真横から目盛りを読んで・・・。


    そうしたら、水と塩化アンモニウムを試験管の中に入れていきます。
    塩化アンモニウムをこぼさないように、慎重に・・・。


    ろうとを使って、こぼさずに入れることができました。


    次は、湯せんして、塩化アンモニウムを水にとかしていきます。
    塩化アンモニウムもホウ酸と同じように、
    水の温度を上げていくと、とける量がとても増えていきます。


    時折、ビーカーのお風呂から試験管を取り出して、振ってあげます。
    「早くとけろー、早くとけろー。」と念じながら・・・。


    塩化アンモニウムがとけきったら、これで終了。
    あとは、試験管立てに立てておくだけです。
    しばらくすると・・・


    試験管の中に、塩化アンモニウムの結晶があらわれます。
    まるで、雪が降るように・・・。
    落ちていく間に、結晶が成長して大きくなっていくのです。


    その結晶の形がとてもすてきで、


    ついつい見とれてしまうのでした。
    史也くん、うっとり。


    あらわれた結晶は、湯せんしてあげれば再びとけて、何度でも再現できます。
    子どもたちは、何回も何回も挑戦していました。

    さて、昨日、子どもたちはこの試験管を持ち帰りました。
    「お家の人に見せて、試験管の中で起こっている現象を説明すること」を課題にしました。
    相手に説明できるということは、自分が分かっているということ。
    ・・・子どもたち、ちゃんと説明できたかな?

    ちなみに、この学習は、中学校の「溶解度」の学習につながっていきます。