友達王に俺はなる!

2013年11月25日
    今日の朝活動は読書。
    1・2年生は、「お話母さん」の日。
    お二人の「お話母さん」が駆けつけてくださいました。


    そして、心をこめて読み聞かせをしてくださいました。


    お二人の「お話母さん」、朝早くからありがとうございました。
    熊切っ子たちの読書好きは、こうした方々の支えがあるからだと思います。


    さて、今日の午後、学校保健委員会(5・6年生)がありました。
    テーマは、「思いを上手に伝えよう!」。
    学校医の小林先生、聖隷クリストファー大学の高橋先生、伊藤先生をお招きしました。
    保護者からは、PTA体育安全委員さん3名も参加してくださいました。


    最初に、「元気いっぱいなかよし委員会」から発表がありました。
    9月に実施した「心のアンケート」の結果報告。


    ・自分のことが好きか。
    ・自分によいところはあるか。
    ・まわりの人からほめられたことはあるか。
    ・学校は楽しいか。
    ・・・他地区の5・6年生と比べ、高い割合を示しているとのことでした。


    その一方で、
    ・人に頼みたいことを上手に伝えることができるか。
    ・自分が悪いと気付いたとき、謝ることができるか。
    ・相手の立場に立って考えることができるか。
    ・・・「できる」と答えたのは3~4割で、自分の思いを上手に伝えたり、相手の意見をよく聞いて意見を言ったりすることが得意でない人が多いとのことでした。


    続いて、伊藤先生が「子熊切小学校」の保健の先生に扮して、


    高橋先生が「子熊切小学校」の5年生、高橋ルフィに扮して、


    友達を増やしたり友達とうまく付き合ったりするにはどうしたらよいかを、
    教えてくださいました。
    合い言葉は、
    「友達王に俺はなる!」


    ポイント①・・・自分の同調圧力(集団の中で違う考えをもっている人を排除しようとすること)に気付くこと。
    ポイント②・・・相手の個性を認めること。
    ポイント③・・・相手の個性をほめて伝えること。
    また、人の個性は、大きく7種類(観点)あるとのことでした。


    その7種類とは・・・
    雰囲気を読む、器用さ、人と違うことを思いつく、その人らしいところ、頭のよさ、迷ったとき自分の考えで決める、根性がある。


    そして、4人グループを作り、
    7つの観点から「相手をほめる」というゲームをしました。

    グループの中のだれでもいいからほめる。
    ほめたら、その観点のカードを捨てる。
    カードがなくなったら勝ち。
    ・・・こんなゲームです。


    保護者の方も先生方も参加して、
    普段感じている相手のよいところを発表していきました。


    保健委員会の最後、感想を発表しました。


    「普段自分では気付かないことをほめられて、うれしかった。」
    という声が聞かれました。


    高橋先生と伊藤先生から子どもたちに、こんなメッセージがありました。
    「人から嫌われることをおそれるより、それ以上に魅力ある自分になってほしい。」

    5・6年生のみなさん、
    今日の学校保健委員会で感じたり考えたりしたことが、明日からの生活に生かされることを期待していますよ。