今日は全校のみんなで、花島にある小田さんのお宅の山林に、林業体験に出かけました。
花島に着くと、ヤマアケビが子どもたちを出迎えてくれました。
山林に到着すると、さっそく、小田さんから杉の切り方、たおし方を教えていただきました。
(写真右が小田さん)
そして、縦割りグループ3つに分かれて、作業開始です。
のこぎりを一生懸命にひきます。先日の練習会の成果が出ていました。
なたを使って、切り込みを入れていきます。
やってみると、力がいるんですよ。写真では、それが伝わらないかもしれませんが・・・。
切り込みを入れたら、反対側を再びのこぎりで切っていきます。(言葉で説明するのは難しい・・・)
すると、少しずつ木が傾き始めました。
そうしたら、周りに注意を呼びかけます。「たおれるぞー!」の声が、山に響きました。
杉が「ばたーん!」と地面を揺らし、たおれました。自然と、拍手がわき起こりました。
たおれた木を、およそ2mずつに切っていきました。これを、来年の筏(いかだ)体験のいかだ作りの材料にします。
切り終わったら、力を合わせて、山道まで運び出しました。みんな、汗びっしょりです。
最後に、小田さんがチェーンソーを使って、太い木を切りたおす様子を見せてくれました。
いっぱい体を動かしたので、おなかがぺこぺこでした。お弁当とともに、アルミホイルに包んで持ってきた一品を、たき火入れて焼きました。
孝明くんは、アユを持ってきました。おいしいアユの蒸し焼きになっていました。
昨日、校長先生が学校の畑で収穫したサツマイモを、ごちそうになっている子どもたちもいました。
とても充実した1日になりました。小田さんはじめ、ボランティアで参加してくださったお父さんやお母さん、お世話になりました。
林業に携わる人が減ってきているという現実がありますが、かつて多くの人たちが、この熊切で、この春野で、こうやって山仕事をしていたことを、子どもたちは実感できたと思います。
小田さん、来年もお世話になります!よろしくお願いいたします。