昨日(金曜日)のことです。
朝9時頃の職員室です。
降り続いた雨のあがった、静かな朝。
昨日までの雨に清流「百古里川(すがりがわ)」も水かさを増やし、
普段は聞こえてこない、「ザー ザー」という耳に心地よい川音が聞こえてきました。
あたりは静かです。
そのうち、ウグイスの声に混ざって、「ツキ・ヒー・ホシ・ホイ・ホイ・ホイ・・・」という声が聞こえてきました
。
サンコウチョウです。
川の方で鳴いていたかと思ったら、直ぐ裏山でも鳴き始めました。
続いて聞こえてきたのが、サンコウチョウよりも美しい声。
そう、3階の音楽室から、「おぼろ月夜」を歌う6年生の声。きれいな歌声です
。
菜の花畠に、入日薄れ、
見わたす山の端(は)、霞ふかし
春風そよふく、空を見れば、
夕月かかりて、にほひ淡し。
里わの火影(ほかげ)も、森の色も、
田中の小路をたどる人も、
蛙(かはづ)のなくねも、かねの音も、
さながら霞める朧月夜。
6人しかいないのに、きれいに響いてきます。
「最高の朝だね」 ・・・ と職員室にいる者が話をしました。
と、ここで終わらないのが鏡山小学校です。
続いて・続いて、香ばしい、いい、香りが漂ってきました!
「ガチャ!」 と、職員室のドアが開き、R君がポップコーンを持ってきてくれました。
「試作品だけど、どうぞ!」
それは、塩味の効いたおいしいポップコーンでした。
5校時に作るキャラメル味のポップコーンの練習だそうです。
*** とても幸せな朝でした
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