2023年

  • 浜松市の全国大会出場者激励会に女子テニス部と放送部の生徒が本校代表として出席しました。市内の高校から30名ほどが集まりました。中野市長からは、「激戦を勝ち抜いて全国に行くことを浜松市民はとても喜んでいる。浜松の力を全国に発信してほしい」との激励の言葉。緊張の面持ちの二人に意気込みを聞きました。女子テニス部:常にチャレンジ精神で頑張ります!放送部:楽しむ気持ちを大切にします!準備は万端。さあ、こい(COME ON)全国大会!
  • 自然科学部のみなさんが、一人一台パソコンを利用して、夏のオープンキャンパスWEB参加の申し込みに挑戦しました。リモートで大学の様子を実感できるオープンキャンパスが、各大学で盛んに行われています。WEB上のアプリにアクセスし、申し込みできるか挑戦。「あ!できました。申し込めました!」「ライブ配信が楽しみです」手続きが難しいと思っても、みんなでやってみると意外とカンタン。夏休みの計画が一つできましたね。
  • 7月5日、県総合教育センターから2名がお見えになり、研究授業、研究協議、職員研修が行われました。国語の授業では、「羅生門」のまとめ部分を、ジグソー法を用いながら、生徒自身で導き出す展開でした。「おー、なるほど、そんな見方もあるか」「羅生門を物として見るか小説全体で捉えるかで解釈が変わるね」など、グループワークを通して生徒の思考の深まりを感じました。情報は、LEDの発光をプログラミングする授業展開でした。グループごとにプログラミングしたことが、LED発光という形になる過程を生徒が楽しみながら授業に臨んでいる姿が見られました。途中で教師が、「じゃあ、こうなるためにはプログラミングをどうしたらいいかな?」と絶妙な投げかけをすると、生徒は夢中になって思考し相談しチャレンジします。ある班から「できた!」の声が上がり、メンバーに笑顔が広がりました。

     
    放課後の時間には、全職員が集まり、「授業改善のためのICT活用」というテーマで研修会を行いました。総合教育センターの方の投げかけで、パソコンを実際に使いながら、和気あいあいと理解を深めることができた60分間でした。
    市立高校では、生徒はもちろんですが、教職員も学び続けています
  • 情報の授業☆

    2023年7月12日
      情報の授業の紹介です。「プログラミングでLEDを光らせよう!」がテーマです。イルミネーションのパターンをプログラムで作っていきます。ほんの少しプログラムに変化を加えるとびっくりするほどイルミネーションが変化します。目にすると大きな変化でありながら、プログラムの改善はほんのわずか・・・・基本のプログラムがいかに重要かがよくわかります。ちょっとしたアイディアや工夫をプログラムに加えていくにつれ光り方の変化は∞(ムゲンダイ)。グループで話し合いをしながら、どんなプログラムにすれば思ったように光るか、みんなで頭をひねります。
      光の3原色は重ねていくと真っ白になる。微妙な重なり具合で色を表現!色の表現も∞(ムゲンダイ)です。パソコンとLEDをつないで、プログラムが実際にモノを動かす実感を得る授業でした。
    • 国語の授業 ☆

      2023年7月11日
        小説「羅生門」の象徴を読み取ろう、が今日のテーマ。下人のにきび、羅生門の描かれ方など、3つの視点から読解を深めます。まずは同じ視点同士考えを深めていきますが、生徒の皆さんは、黙々と考えた後に「~はこうだよね」「下人のにきびってさ~」などお互いの意見を出し合っていきます。友達のプリントをのぞき込んだり、うなずいたり。問いの解決にむけて、一生懸命考えます。
        つづいて3つの視点を統合する活動です。3人それぞれが、前半で深めた内容を班員に発表します。3人机をくっつけて、自分の分担を堂々と説明していきます。3つの視点を統合すると・・・だんだんと小説「羅生門」が象徴するものが見えてきます。下人は善悪の間で揺れていた・・・だから事件は夕方から夜にかけて・・・深い!物語の設定が投げかけてくるテーマが生徒の中に立ち上がり始めます。最後は本日の授業の深まりを投稿!QRコードを読み込んで、手元の一台パソコンから自分の意見を入力しました。よく考え、よく話し、ところどころの沈黙もまた生徒の皆さんの思考の深まりであることがよくわかる授業でした。
      • 化学の授業  ☆ 

        2023年7月10日
          本日は化学の2つの授業を紹介します。一つは実験の授業です。炭酸水素ナトリウムの熱分解について。電子天秤を用いて正確にはかった炭酸水素ナトリウムを加熱していきます。1g2g3g・・・・・班によってg数が違います。結果を共有すると・・・・「あ!法則が見えてきた」確かに!一定の値!実験の結果と化学反応式が結びつくのが実感としてわかりますね。そこが実験の醍醐味です。最後のまとめとして、化学反応式と質量、物質量の関係を比較しつつ生徒の皆さんは一生懸命に計算に打ち込んでいました。
           
          もう一つは実験の前段階の授業です。炭酸カルシウムと塩酸を反応させて、二酸化炭素はどのくらい発生する?二酸化炭素の物質量をもとに反応させた塩酸の正確なモル濃度を求めよう!がテーマ。まず、その実験をどうすればいいか、自分たちで手順を考えます。実験はやり方が最初に示されているのではなく、自分たちで手順も考える。失敗したらなぜ失敗したのか考えて、改善策を自分たちで考える・・・それが本当の実験!答えだけを求めるのでなく、答えを出すまでのプロセスがとても大事・・・。生徒のみなさんは友達と相談しながら、一生懸命実験の手順を考えていました。プロジェクターでの例示、1台PCを用いた結果の共有の仕方などさまざまな方法で化学の学びに満ち満ちた授業で、80個の瞳が常に前を向いている授業でした。
        • これから夏の高校野球が始まります。球児たちの夏も熱いですが、ダンス部の皆さんも激熱です。応援の花であるチアリーディング。十数種類のダンスをすべて覚えこみ、堂々と演技します。時折部長さんから「笑顔で!」「ここもっと伸ばしてメリハリを!」と指示が飛びます。「ハイ!」と元気に答えながら、全体の動きを確認していきます。激しい振りでありながら、ダンス部の皆さんは終始全力笑顔。トリコロールのボンボンがきっと青い空に映えるでしょう。野球部の皆さんが全力を尽くせますよう、祈りを込めて、素晴らしいダンスでスタンドに華を咲かせます。
        • いよいよ今月末に全国高等学校ギター・マンドリン音楽コンクールに出場するマンドリン部の意気込みが、浜松市のホームページ「はまかる」に掲載されました。総勢79名で大阪吹田市のメイシアター大ホールに乗り込みます。たくさんの1年生が入部し、音に厚みが増しました。また、3年生もたくさん残っており、技術力もさらに向上しています。繊細でありながら、豊かな音がどこまでも広がっていくマンドリンの魅力を存分に伝える演奏を心がけ、日々練習に打ち込むマンドリン部の皆さんです。
        • 卒業生来校 ☆

          2023年7月6日
            卒業生の鈴木くんが、進学先の中央大学でなんと「学長賞」を受賞したとのことで、来校して大学での頑張りを話してくれました。1000人の中でたった一人選ばれたのですが、「ラオスに教育支援を行っている学生団体に所属し活動を行っている」「留学し、学びを深めようとしている」等の姿勢が評価されたようです。中央大学は自由度が高く、必要最低限の授業はあるが、残りは自分が学びたいことを進めていける環境だそうで、いきいきと学びを語る鈴木くんの笑顔がまぶしかったです。「コロナのために高3の時にはいろいろなことができず、それゆえ大学ではどんなことでもやってみようという姿勢で挑戦してきた。」「高校の学びは1+1が2ということを覚えること。勿論それも大切だけれど、大学の学びでは、答えは2だけれど式は1+1かもしれないし、3-1かもしれない。暗記だけに終わらないで、知識をどう使っていくのかが求められる。」と熱く語ってくれました。また、「高校生活全力で楽しんでほしい。市立生は勉強しながらもセイシュンできるポテンシャルあり!応援してます。」と在校生にエールを届けてくれました。
          • これまで生徒会を引っ張ってきてくれた3年生の退任式が行われました。メダル授与、そして生徒会長さんの挨拶です。「昨年の認証式からもう1年たってしまった。寂しさもあり、達成感もあり・・・」やりきった生徒会本部メンバーのみなさんはすがすがしい笑顔でこの退任式を迎えました。また、その一方で伝統のバトンを受け継いだ2年生の生徒会役員のみなさんは緊張の面持ちです。認証式が行われ、これからの生徒会活動への意気込みが語られました。市立高校は先輩が後輩に語る学校です。言葉でも態度でも・・・憧れの3年生の後を追いかけて、今度は2年生が走り出します。