2023年

  • 三者面談

    2023年12月8日
       今週・来週と三者面談が行われています。保護者同席のもと、2学期の生活を振り返り、1・2年生は春の進級を見据えて「次年度ゼロ学期」である3学期をどう過ごしていくか、3年生は進路選択と実現に向け具体的に今何をすべきか、を確認しています。このような機会がきっかけとなり、その後の生活や行動がぐっと前向きになる生徒もいます。今回の三者面談が全員にとってそんなきっかけになるといいですね。
    • 2年生思春期教室

      2023年12月7日
         昨日、2年生を対象に、思春期教室が行われました。命を宿し、生み、育むことができる身体へと変化を迎える成長段階を迎え、心持ちや行動をどうしていくべきかを、助産師の伊藤さん、保健師の加々美さん・小林さんを講師に迎えて教えていただきました。実際の出産の様子を記録した動画の視聴では、命の誕生の瞬間を真剣に見届けていました。後半は、妊婦体験と赤ちゃんのお世話体験を行い、親になる、なったあとの大変さについて理解をすると同時に、大人からの想像も及ばないほどの祝福や世話に支えられたからこそ、今の「自分」という存在があるということにも思いが及んでいました。
      •  2年の夢さんが、夏休みの社会科の課題で全国中学生人権作文コンテストに取り組み、その作文が浜松人権擁護委員協議会管内において見事銅賞に選ばれました。4,168編の応募作品の中で、銅賞以上の入賞数は31ですので、大変な快挙と言えます。月曜日の朝礼では、地域の人権擁護委員のお二人が見えて、賞状及び副賞が授与されました。その後夢さんに、入賞作品を生徒全員の前で朗読してもらいました。ジェンダーレスを推進することは大切だが、取り組みのもたらす効果や影響をよく考えて進めないと、かえって多様な価値観を認め合い、誰もが生きやすい世の中をつくる上での障害になりかねない、という深い内容でした。夢さんの作文にもあったように、今後我々みんなで常に意識を持った上で、最適解を探っていくことが大切ですね。
      • 立志式

        2023年12月5日
           先週金曜日の参観会で、2年生は立志式を行いました。いにしえの元服式が中学2年生くらいの年齢だったことを受け、中学校生活も折り返しのこのタイミングで、今後の人生を展望し、決意を四字熟語などに託して発表しました。各自が今の自分の成長課題と向き合った上で、これからこのように生きていきたいと述べる内容・姿は、たくましさを感じました。1年ちょっと後には義務教育を終え、それぞれの選んだ道へと進むことになります。この立志式がきっとその最初の一歩となることでしょう。
        • 授業参観

          2023年12月4日
             金曜日は1・3年生は参観会、2年生は立志式でした。立志式の様子は明日お伝えします。今日は1・3年生の参観会の様子です。1年生は国語、書写の授業でした。今年1年を振り返り、自分の漢字1字を決めて、それを毛筆で表現する、という内容でした。生徒は、保護者の熱い視線を間近に受けながら、納得のいく作品にしようと集中して取り組んでいました。書写は途中のやり直しがきかない一発勝負、いい感じの緊張感が漂っていました。3年生は、イフェ先生がMCを務め、画面上の番号を選択すると英語の問題が表示され、それをグループで協力して解き、ポイントをゲットして競う、という内容でした。番号を選ぶまで問題の中身が分からず、ゲットできるポイントも正解したあとでないと分からない。更に、正解で得られるポイントが、他のグループに入ってしまうケースもあり、問題の選択や、正解できるかを含め「ドキドキ」が満載な授業でした。どちらも生徒の積極的な様子がよく伝わってくる授業でした。
          •  昨日は3年生は静岡県学力診断調査(5教科)、2年生は浜松市学力診断調査(3教科)でした。日々の授業での学習活動に積極的に取り組むことはもちろん大事ですが、そこで学んだことがどれくらい定着しているのか、活用できるのかも重要です。このような診断調査は、今の自分のそうした力を知る絶好の機会です。特に3年生は、高校受験も控えており、今回の結果をふまえて冬休みを中心にどのように学習を進めていくか、ここでしっかり計画を立てられるといいですね。
          • 第2回中高合同研修会

            2023年11月30日
               浜松湖北高校佐久間分校、佐久間中学校、水窪中学校の3校で実施している連携型中高一貫教育をより充実させるため、今年度2回目の中高合同研修会が行われました。今回は佐久間中学校が会場で、3校の先生方が佐中の1~3年生の授業を参観し、その様子もふまえながら研究協議を行いました。公開された授業では、佐中生がそれぞれ授業での課題に、TTで指導してくれる分校の先生の手助けも生かし、苦労しながらも果敢に取り組む様子を、多くの先生方に見ていただくことができました。
            •  12月を目前にして、日没はとても早く、部活を終えた生徒が学校を去ったあとの17時には、周囲は真っ暗です。そんな中、校内や校門には、美しいイルミネーションが輝き始めます。これは、同居する佐久間分校の高校生が、浜松湖北高校本校と連携した活動の一環で、地域の方に喜んでもらえれば、という目的で行っているものです。12/25まで点灯しています。12月に入れば、一層冷え込む日もあるでしょう。凜とした空気の中で、透明感あるイルミネーションが輝くのを眺めると、いよいよクリスマス、年の瀬が近づいているな、と感じさせられますね。皆さんも機会があったら、夜しか見られない美しい光景を是非御覧になってください。
            •  日曜日に行われた伐採体験については昨日このブログでもお伝えしました。勉強会の中で、本旨からは少しずれますが、参加者全員が感嘆の声を上げたことについて、番外編としてお伝えします。今日掲載した写真のうち、木の幹のみが写っているものを御覧ください。樹皮が何筋か鋭く削られているのが分かるでしょうか。これは、熊がひっかいたものだそうです。ただし1か月程度前のものだろうとのことです。参加者は代わる代わる幹に刻まれた痕跡に見入っていました。森林組合の方は、作業をするときには、必ず熊鈴を携行しているとのことで、この日も持っているものを見せていただきました。連日全国的な熊による被害のニュースが報じられています。ここ佐久間も例外ではありません。我々は自然と上手に共存することも常に考慮していく必要があることを改めて意識させられました。
            •  佐久間森林組合が主催した「伐採体験~森の勉強会~」が日曜日に行われ、佐中からは5名の生徒が参加しました。寒さが心配されましたが、天候に恵まれ、風もさほどなく、絶好の体験日和となりました。スーパー林道竜頭山登り口の現場に到着すると、早速森林組合の職員さんが、説明を交えながら2本の木を伐採しました。特に1本目の檜は、太さも高さもあり、追口にくさびが打ち込まれ、ゆっくりと、しかしながら重量感たっぷりに伐倒される様子は圧巻でした。また切り口や周辺のおがくずからは、檜のいい香りが漂っていました。その後生徒は別の木を使って、コースターづくりにチャレンジしました。使った木がなかなか堅く、みんな悪戦苦闘しましたが、全員何とか1つずつ「輪切り」をゲットしました。我々が暮らす佐久間地区での様子なのに、普段目にすることのない光景や体験で、地域の産業や環境保全といったことを改めて考えるよい機会となりました。昼食提供も含め、参加費無料で会を催してくださった森林組合や国交省浜松河川国道事務所、浜松市、電源開発㈱、山いき隊の方々等、貴重な学びの場をありがとうございました。