この冬1番の寒波の中でしたが、安全には最大限に留意して交通教室を開きました!一部凍結している場所もあって、年長児の保護者の皆さんは、「もしも子供だけで歩くとしたら…」と安全な登下校について考える良い機会となったと思います。
報道では、「10年に1回の寒波が襲来」と注意が呼びかけられていました。東海地方(浜松市)は、一時雪が降りましたが、朝には晴れ間が出て来て、登降園の際の自動車の運行も何とか無事にできました。しかし、外はマイナスの気温で、本当に冷たい1日となりました。
そのような中、細江署交通指導員さん、地域の見守り隊の皆様、そして年長児の保護者の皆様にご協力いただき、予定通り交通教室を実施することができました。冷たい寒風の中、本当にありがとうございました。
年少・年中児は、保育室で交通指導員さんから道路の歩き方について、絵図を見ながら教えてもらい、その後、小学校北門から北に横断し、西向きに中学校の南門へ。更に横断歩道を南に渡って、幼稚園まで歩きました。小学校北側の日陰は凍結も見られ、周囲の交通と路面に注意しながら、緊張感をもって歩行訓練をしました。
年長児は、遊戯室で指導員さんから、「道路の歩き方」「信号の見方」「横断歩道の渡り方」「傘の差し方と持ち方」などの指導をいただき、傘を持って父母と共に外へ。年少・年中と同じ経路を通って、中学校の南門からは傘を差して横断し、そのまま園の西門まで歩きました。大人は見守り役で、子供たちが2人ずつ横断。左右の確認をし渡るまいか否かを迷っていると信号が点滅…。そんな子供たちの姿を見て、安全な道路歩行にはまだまだ課題があると、私たちも保護者の方も感じたと思います。
歩行訓練が終わり、1階保育室でもう一度指導員さんからご指導をいただきました。年長児は、卒園後の4月から、自宅から1人で小学校に登校しなくてはなりません。通学路を親子で何回も歩き、安全な歩き方を練習すること。ヘルメットをしっかりと装着すること。重たいランドセルを背負った時の変化も体験しておくことなど、大変参考になるご指導をいただきました。
参加された保護者の方に伺うと、「やはりまだまだ一人での登校は危ない。」「入学前に良く練習しておかないと。」などの声が聞かれました。