池田小の事件はもう20年前! お父さんお母さんも知らないかもしれません!小さな子たちを守るには大人皆の協力が必要です!
附属池田小学校の事件では、大阪の池田小で無差別殺人事件が発生しました。児童8人が殺害され教職員を含む15人が重軽傷を負うという事件でした。この事件から、都市部では学校に警備員が常駐したり、常に門扉をしめるようになりました。しかし、何十年もたつと危機意識は薄れてくるものです。幼稚園では、警察の方が迫真の演技で不審者役をやってくださいました。(残念ながらそのシーンの写真がありません。(笑))
訓練の後は、子供たちは遊戯室で、警察の方からご指導をいただきました。強面の顔、優しいお母さん、お兄さん…と、絵を見て、どの人にはついて行ってはいけないだろう…と聞かれると、「うーん・・・」と子供たち。正解は、顔だけで判断せず、誰であってもついて行ってはいけないのですね。
近くの交番のおまわりさんも来てくれました。防犯用の盾や交通規制の止まれの旗などを持参くださり、説明してくださったり、触らせたりしてくれました。
最後には、不審なおばさんに声を掛けられた時の対処に仕方をロールプレイングで実践的に訓練してくれました。園長先生からは、本気の大人には勝てない弱い立場であることを知り、周りの大人に助けてもらえるように、しっかりとお話が出来たり、大きな声を出せたりしてほしいとお話がありました。ご家庭でも、万が一の時の対応などについて話し合ってみてください。