• 女子バレーボール部は、予選リーグの初戦、南陽中から第1セットを先取しました。

    続く第2セット、序盤からペースをつかんだのは南陽中でした。
    それでも、舞阪中は好レシーブやスパイクで反撃し、互いに譲らぬ展開となりました。

    得点をするたびに、選手が、顧問が、そして応援の保護者が歓声をあげ、
    会場はさらにヒートアップしていくのが分かりました。
    上手くなった。
    本当に強くなった。

    生徒たちのプレーを見ていて、素直にそう感じました。

    私は、生徒たちが1年生の時や2年生の時にも、試合を見たことがあります。
    そのときに比べ、はるかに自信をもって、はるかに堂々とプレーをしていました。

    きっと、ひとつのプレーを自分のものにするために、
    何度も何度も練習を繰り返し、そうして自信をつけてきたのだろうと思いました。
    バレーは残酷です。

    どんなに点数を重ねてムードが良くなったとしても、
    次の瞬間には不意に失点し、そこから連続失点を喫することもあります。

    野球では、攻撃の回では、失点することはありません。
    サッカーでは、相手陣内に攻め入っていれば、とりあえずすぐに失点することはありません。

    ところが、バレーでは、ひとつのプレーのミスが、そのまま失点に直結するのです。
    それが、バレーの面白さであるし、同時に怖さでもあると思います。

    舞阪中は、連続得点をして差を詰めていこうとした直後、
    連続失点を喫して、逆に差を広げられる、という展開になりました。

    第2セットは13-25で、南陽中が取り返しました。
    セット数は1-1の同点となり、勝負を決する最終セットが始まろうとしていました。(文責:教頭)
  • このシリーズの第2弾として、女子バレーボール部の夏の大会を紹介します。

    6/21(土)、女子バレーボール部は清竜中会場にいました。
    決勝トーナメント出場を賭けた、3校で行われる予選リーグに出場するためです。
    初戦の相手である南陽中は、シード校の実力校です。
    春に練習試合を一度行ったのですが、そのときはまったく歯が立ちませんでした。

    しかし、その後、練習を積み重ねてきた生徒たちは、
    この日は臆することなく、南陽中に立ち向かっていきました。
    第1セットは流れをつかみ、得点を重ねていきました。
    途中、相手が本来の力を発揮し始め、点差を詰められる場面もありました。

    しかし、生徒たちは相手を上回る勢いと気迫で、最後まで主導権を手放すことはありませんでした。
    結果、25ー23で第1セットを取りました。

    正面に陣取った保護者の方々から、さかんに拍手や声援が送られ、会場はたいへんな熱気に包まれました。
    積み重ねてきた努力が、今、シード校から1セットを先取するという形になって表れ、
    生徒たちは大きな自信を手にしました。

    いける!
    やれる!

    第2セットが始まり、生徒たちのプレーは、いよいよ生き生きと輝き始めました。(文責:教頭)
  • 予選リーグ最終戦、第2セットが始まりました。
    生徒たちは声を張り上げ、コートへと入っていきました。
    試合は一進一退でしたが、次第に北星中が点を重ねはじめ、
    徐々に点差が開いていきました。

    それでも生徒たちは1プレー1プレーに集中し、
    スパイクやサーブが決まって得点するたびに、
    天高く拳を突き上げ、仲間と喜びを共有していました。
    生徒たちの3年間はあっという間でした。

    先輩の背中を追うだけだった1年生のころとは違い、
    いつしか背丈も見上げるほどになり、それと同時に最上級生としての自覚も高まってきました。

    生徒たちは、どんなに点差が開いても、最後まで諦めませんでした。
    それはまるで、生徒たちの3年間を表しているかのようでした。

     
    チームプレーは難しいものです。
    思い通りにはいかないことも、たくさんあることでしょう。

    でも、一人ではできないことも、チームではできることがあります。
    チームだからこそ、一人の時よりも何倍も喜びを感じられることもあったのではないでしょうか。

    生徒たちは、舞阪中の男子バレーボール部を選びました。
    そして、最後まで、男子バレーボール部を貫き通しました。

    試合には負けたかもしれませんが、生徒たちは、自分との戦いに勝ちました。
    それが、なによりの青春の輝きだと思うのです。

    夏の大会は終わりました。

    しかし、生徒たちよ。
    本当の戦いはこれからだ。
    男子バレーボール部で学んだことや経験を生かし、さらにさらに雄々しく進んでいってほしい!

    頑張れ!
    男子バレーボール部!
    頑張れ!
    3年生たち!(文責:教頭)
  • 男子バレーボール部の夏の大会は、6/21(土)、22(日)でした。
    予選リーグが、天竜中学校を会場に行われました。

    体育館の中は、選手と、応援のために詰め掛けた保護者の熱気でうだるような暑さでした。
    予選リーグの2日目も、熱い戦いが始まろうとしていました。
    舞阪中は、すでに前日には浜名中に0-2で、
    この日の第1試合も開成中に0-2で敗れ、予選リーグの敗退が決まっていました。

    予選リーグの最後は北星中との戦いです。
    この試合に、夏の大会の初勝利を賭けて、意地の最終戦が始まりました。
    1セット目は追い上げたのですが、19-25で落としました。
    しかし、きらりと光るプレーが随所に見られました。

    毎日の練習の中で何度も取り組んできたプレーが決まるたびに、
    生徒たちは拳を突き上げ、喜びを爆発させていました。
    第1セットが終わり、反対側のコートへと移動します。
    私は、生徒たちに言葉を掛けようとしましたが、なぜかためらわれました。

    楽しんでやろう!
    最後まであきらめるな!

    何を言ったとしても、戦うのは生徒たちです。
    その生徒たちは、次のプレーのために互いに声を掛け合っています。
    第2セットが始まろうとしていました。 (文責:教頭)
  • 先週末から、中体連浜松地区大会(夏の大会)が始まりました。
    私も各会場を回り、そのときの様子を写真に収めました。

    どの会場でも、生徒のひたむきなプレーが見られました。
    それを見守る保護者の方々から、精一杯の声援が送られていました。

    私は、夢中で生徒の姿を追い、シャッターを押しました。

    その結果、あまりにもたくさんの写真になったため、ある程度は枚数を絞ったのですが、
    それでも、どの部活動も、1回ではとても収まりきらない量になってしまいました。

    そこで、それぞれの部活動ごとに、
    今後数回ずつにわたって、紹介をしていこうと考えています。

    第1回目は、男子バレーボール部です。
    今回紹介するのは、予選リーグで浜名中と対戦したときの模様です。
    私には写真の腕前がないため、迫力ある構図のものは撮れませんでしたが、
    しかし、どの写真にも、そのときそのときの生徒の感情や思いがあふれています。

    この日を迎えるまでに、生徒たちはいったいどれだけの汗を流し、
    どれほどの悔しい思いに耐え、そしてどれほどの努力を繰り返してきたことか。

    生徒たちの突き上げられた拳に、
    それらの一切の思いが込められていると感じました。(文責:教頭)
  • 今日も強い日差しが降り注いでいます。

    6月も後半です。
    がんばっていきましょう!
    部活動の浜松地区夏季大会が、いよいよ明日から開幕します。
    その出陣にあたり、部活動激励会が行われました。

    各部の部長より、力強く決意と抱負が語られたあと、
    2年生を中心に結成された応援団から、エールが贈られました。
    「勝敗は時の運」と言われます。

    勝負ごとなので、勝つこともあれば負けることもあります。
    それでも、今日の激励会で贈られたみんなからの応援の声を忘れずに、
    最後の最後まで全力で取り組んでほしいと願います。

    生徒たちよ。
    君たちこそ、正真正銘の舞阪中の代表選手だ。
    そのプライドを胸に、最後まで堂々と戦ってくれたまえ!(文責:教頭)

     
  • 朝方、数十m先も見えないほどの濃い霧が発生し、とても驚きました。

    時間が経つにつれて次第に霧も晴れ、ぐんぐんと気温が上昇しました。
    今日も、非常に暑い一日となりました。
    6月は「いのちについて考える月間」です。
    今月に入ってから、講演会や道徳の授業などを実施し、
    さまざまな場面で ”いのち” について考えてきました。

    昨日は、生徒会主催の「いのちについて考える集会」を開催しました。
    生徒会執行部が中心となって企画・運営した今回の集会は、”防災運動会”と呼べるものでした。

    いのちを守る防災知識を身につけるため、クイズ形式で楽しく学んだり、
    いざというときに率先して動き、互いに助け合う「共助」の精神を身につけるため、
    バケツリレーを全校で競い合ったりしました。

    ちなみに、バケツの中身は水ではなく、ペットボトルキャップでした。

    競技終了後、結果が発表された時には、拍手と歓声が体育館中に響きわたりました。
    生徒会執行部は、企画から準備、当日の運営、片付けにいたるまで、よくやってくれました。
    ありがとうございました。
    暑い中、体育館中を動き回ったので、汗びっしょりになったことと思います。
    お疲れさまでした。

    今回の経験を、自分自身の良い財産とし、自信にしていってほしいと思います。
    苦労が多いほど、成長の度合いも大きくなります。

    舞阪中生徒会よ。
    そして、生徒会執行部の一人ひとりの生徒たちよ。
    さらにさらに、大きく成長していってほしいと願います。(文責:教頭)
  • 先週までの3週間、教育実習が行われていました。
    今日は、先週末に行われた、教育実習生の研究授業の様子をお伝えします。

    この日の1年2組の体育は、ソフトボールでした。
    キャッチボールや送球練習の後、
    ティー台にボールを置いて順番に打ち、それを捕球する練習を行いました。

    グローブをはめてソフトボールを投げたり捕球したりするのは、この日が初めてであり、
    なかなか上手にはできませんでしたが、
    それでも、打球が飛ぶたびに歓声があがり、楽しそうに活動をしていました。
    教育実習は先週までだったので、
    今週から実習生は、また大学へと帰っていきました。

    おそらく実習生にとって、実習中の3週間は体力的には大変であっても、
    充実した、夢のような期間だったのではないかと思います。
    はるか昔のことになりますが、私自身もそうでした。

    実習生をはじめ、夢を抱いている若者たちよ。
    夢実現のカギは、たゆまざる努力しかありません。

    あせらず、あわてず、そしてあきらめず、
    夢に向かって、着実な努力を続けてほしいと願います。(文責:教頭)
  • 晴天です。
    まるで梅雨が終わり、真夏になったかのようなまぶしい空です。

    急に気温が上昇しました。
    熱中症に気を付け、水分をこまめに取ることで、このうだるような暑さを乗り越えていきましょう。
    今月は「いのちについて考える月間」です。

    今までにも、「校長講話」から始まり、「心の教育講座」や「いのちの題材の道徳」、
    「いのちについて考える集会」など、多くの機会を設けて、いのちについて考えてきました。

    今日は「心のハート」です。
    これは、自分の心のハートを自由に表現するものです。

    自由表現なので、ハート型の枠の中は何色で塗っても、何色を使っても、
    また、どんな模様や絵を入れてもよいのです。

    表すことができたら、友達に色や模様の理由を説明します。
    聞く人は、それについて否定したり言葉を遮ったりせず、本人の気持ちを尊重する、というものです。

    3年2組では、机を向かい合わせて、自由に描き込んで表現していました。
    自分の人生において、心のハートを何色に染め上げていくかは、
    これからの自分自身にすべて託されています。

    生徒たちよ。
    一度しかない人生ならば、
    ”自分らしい色”、”味わい深い色”、”人柄がにじみ出るような色”で、
    自分自身の人生を、美しく染め上げていってほしいと願います。(文責:教頭)
  • 部活動紹介シリーズの第8回目は、陸上競技部です。
    3年生7名、2年生23名、1年生15名の、計45名で活動しています。

    この日は、大会が近いために短時間での練習でした。
    全員が短距離ダッシュを数本行い、そのうえでリレーのバトンパスの練習を行いました。

    生徒たちは、リラックスした中にも、ほどよい緊張感をもって練習に取り組んでいました。
    グラウンドで練習をする陸上競技部にとって、
    これから迎える暑い時季は、非常に厳しいものになると思います。

    しっかりと給水し、上手に休憩を取ることで、
    暑さに体を慣らしながら、練習に励んでほしいと願います。

    "自分の弱さに負けない強さ" を身につけることが自己教育の眼目とするならば、
    陸上競技部員は、日々の練習の中で、一番大切な自己教育を行っていると言えないでしょうか。

    日々の練習では、劇的な変化など望めないかもしれません。
    けれど、わずかコンマ数秒の自己記録更新のために、
    日々倦まずたゆまず、地道な練習に励むその努力は、とても尊いと思います。

    生徒たちよ。
    地道な取組の繰り返しに誇りを持ち、日々の練習に励んでほしい。
    その粘り強き取組が、あなたたちを、もっともっと大きく育てていくにちがいない。

    頑張れ! 陸上競技部!
    自分に負けることなく、どこまでも走り抜けて行け! (文責:教頭)