• 初めて発した言葉は

    2025年4月23日
      朝方は強い雨が降りましたが、午後になると空が明るくなってきました。
      ふと中庭を見ると、ツツジが鮮やかに咲き始めていました。
      2年3組は国語です。
      「アイスプラネット」という物語を学びました。

      文中の記述から、登場人物の思いを読み取りました。
      一人ひとりが手掛かりとなる表現を見つけ、グループ内で互いに教え合いました。
      3年2組は家庭科です。
      保育の学習で、乳児や幼児のそれぞれの時期に、どのような表れがあるかを学びました。

      「子どもが初めて言葉を発したとき、『ママ』や『マンマ』という言葉を期待していた。
       だけど、実際は『ワンワン』だったので、とてもがっかりした。」
      という教員の話に、教室は大笑いに包まれていました。
       
      考えてみると、現在教室にいる生徒たちも、
      わずか十数年前にこの世に生を受けたばかりです。

      はじめは何もできなかった新しい命は、
      次第に、寝返りをうち、ハイハイ歩きをするようになり、
      言葉を発し、つかまり立ちができるようになり、やがて自分の足で移動できるようになりました。
      なんという「奇跡」の連続かと思います。

      生徒たちよ。
      あなたは奇跡の当体であることに誇りを持ち、
      どうか、自分を大切にして生き抜いてほしいと思います。

      そして、どうか生徒たちよ。
      命をつないでくれた父や母には、
      決して感謝の思いを忘れないでほしいと、切に願います。(文責:教頭)
    • 学校運営協議会

      2025年4月22日
        校内のあちこちで、花々が咲き誇っています。
        まさに、勉強にも運動にも、最も取り組みやすい季節を迎えました。
        昨日、今年度最初の学校運営協議会が行われました。

        はじめに、校長から学校運営の基本方針について説明があり、熟議の後に承認されました。
        また、舞阪中学校いじめ防止基本方針について確認し、多くの意見や質問が出されました。

        さらに、今年度の活動として、学校と地域が連携した防災訓練を実施することや、
        地域がバックアップして職場体験先や学習ボランティアを確保することなど、多くの意見が出されました。
        地域の方々が、学校と一緒になって生徒のためになることを考えてくださることは、
        本当に力強いし、ありがたいことです。

        今年度は、学校運営協議会を4回開催する予定です。

        これからも地域と一緒になって、学校運営の改善や生徒の教育活動の充実を図り、
        ともに進んでいきたいと考えています。(文責:教頭)
      • 生徒総会

        2025年4月21日
          正面玄関には、華やかに活けられた花が、来校者を迎えています。

          しかし、舞阪中構内を歩くと、人目にはつかないところではあっても、
          ひっそりと、しかし、しっかりと、木々や花たちが生きています。

          給食室の南側では、青々と葉をつけた名もなき木が育っています。
          体育館の南には、一輪のタンポポが凛と咲いています。

          どの花や木も、それぞれに味があり、それぞれの良さを持っています。

          精一杯咲く。
          自分らしく生きる。
          それが、本来のあり方だと、無言のうちに伝えようとしているかのようです。
          先週、生徒総会が行われました。

          生徒会役員から、前期生徒会活動の方針や、各専門委員会の活動内容について提案がされました。
          生徒たちはタブレットに提示された議案書を見つめながら、その提案について真剣に聞いていました。
          生徒会は生徒が主役です。
          生徒とは、「生徒会役員」だけではなく、「舞阪中の生徒全員」を意味します。

          アメリカ大統領のジョン・F・ケネディは、
          「あなたの国が自分に何をしてくれるかではなく、あなたが国のために何ができるかを問いかけなさい」
          という言葉を残しています。

          学校が何かをしてくれるのを待っているだけでは、よい学校にはなりません。
          「誰かがやってくれる」「誰かに任せておけばいい」という人任せの考えでも、
          学校は決して楽しいものにはなりません。

          「自分がやろう」「自分のできることを協力しよう」という主体者の意識が必要だと考えます。
           ”楽しさ” は、受け身の姿勢では、決して感じられないものだからです。

          学校にいる生徒一人ひとりが、生き生きとしてこそ、学校も輝きます。
          花や木々が自分らしく咲くように、
          一人ひとりが自分のできることを精一杯やっていきましょう。
          その人が多くなればなるほど、学校はより魅力的にそして楽しいものになるはずです。

          生徒たちよ。
          自分たちの学校を、自分たちで輝かせていく主体者であってほしいと願います。(文責:教頭)
        • 交通安全教室

          2025年4月18日
            空は、よく晴れています。
            今まさに、気持ちのよい季節を迎えています。
            昨日、1年生は交通安全教室を行いました。
            これには浜松西警察署、交通安全指導員、舞阪交通安全協会など、
            多くの方々にご協力いただきました。

            全体で交通ルールやマナーについて確認をした後、
            一人ずつ自転車に乗り、グランドに描かれたコースを走りました。

            一旦停止や右左折、自動車が道路上に駐車しているときの避け方などを実際に行いました。
            ご指導いただいた方々、本当にありがとうございました。
            健康であることは、自分自身にとってもちろん幸せなのですが、
            実は、その人とかかわる周囲の人々にとっての幸せにもつながっています。

            つまり、交通安全を心掛け、無事故で毎日を送ることが、
            自他ともにとっての幸せになるのです。

            生徒たちよ。
            今日学んだことを、ぜひ日々の生活の中で実践してほしい。

            そして、
            どうか無事故で、毎日を健康で過ごすよう、願ってやまない。(文責:教頭)


             
          • 今日は、昨日よりも更に気温が上がりました。
            4月も半ばになり、いよいよ春本番といったところです。
            今日は、「全国学力学習状況調査」が行われました。
            これは、文部科学省が全国の中学3年生を対象に行うものです。

            今回は国語・数学・理科の3教科と、学習への取り組みについての質問でした。
            午前中の4時間を使って、実施されました。

            どの教室でも、真剣な表情で問題に取り組んでいる姿が見られました。
            日ごろの学習状況や、現在の自分の学力を点検することは、とても大切です。

            「今の自分の学習のあり方は、このままでよいのだろうか」
            「自分に必要な学力は、いったい何だろう」など、自分のことを振り返るよい機会です。

            今回の結果が出てきたら、しっかりと自分の学習に役立ててほしいと思います。(文責:教頭)
          • 授業が始まりました

            2025年4月16日
              昨日は、午後から急に強い風が吹き、気温もぐっと下がりました。
              しかし、今日は穏やかな日差しが戻り、暖かな一日となりました。
              昨日から、各教科の授業が始まっています。
              1年生にとっては、中学校での初めての授業ばかりです。
              教室の中に入ると、初々しくも活気ある雰囲気を感じました。

              1年1組は英語です。
              授業についてのガイダンスを行いました。

              余った時間では、生徒から教員へ質問が出されていました。
              「好きな食べ物は?」「思い出に残る映画は?」などの質問が生徒から出され、
              それを教員が英語に直し、英語で答えていました。
              ときおり、答えの内容に歓声があがるときもありました。
              1年2組は数学です。
              教科書にある「いろいろな形の長方形をつくってみよう」に挑戦しました。

              みんなとは違う形の長方形を考えた生徒がいて、教室中から驚きの声が上がっていました。
              何事も始めが大切です。
              家に帰ったら、その日のうちに復習する習慣を身につけるとよいでしょう。
              その繰り返しが、着実な理解へとつながります。

              「学問に王道なし」と言います。
              毎日の地道な努力の継続こそが、学ぶうえでの王道にあたります。

              生徒たちよ。
              日々の努力から逃げることなく、学びに挑む人であれ!(文責:教頭)
            • 防災訓練

              2025年4月15日
                昨日、津波避難訓練と火災避難訓練を行いました。
                大切な命を守るためには、年度初めのこの時期に、
                しっかりと、防災のための技術や知識を身につけることが大切だからです。

                津波避難訓練では、まず地震が発生したところから行いました。
                大切な頭をしっかりと守ることが重要です。
                机の下にもぐり込み、机の脚をしっかりと押えました。

                揺れがおさまったら、すぐに垂直避難をします。
                舞阪中は海のすぐそばにあるため、津波がすぐにやってくることが想定されます。
                教員が指示をして並んで避難するのではなく、生徒自身が判断して、すばやく屋上へと避難します。

                屋上についたらすぐにライフジャケットを装着します。
                そして点呼をとり、けがの有無も確認します。
                ここまでに約5分かかりました。
                火災避難訓練も行いました。
                火災で何よりも怖いのは煙です。
                服やハンカチで口をおさえ、煙をなるべく吸わないようにして避難しました。

                避難経路は、そのときの火災発生場所によって変わります。
                火災現場に近づかないように生徒各自が判断しながら、体育館前の広場に集まりました。
                防災担当から、火災の状況によって、さらに二次避難が必要な場合の行動について、説明がありました。
                訓練をしただけで終わってしまうと、次につながりません。
                教室に戻ってから、各学級で訓練を振り返り、
                気付いたことや感想などを防災ノートに書きこみました。
                地震や津波、火災などは、いつ起こるか分かりません。
                残念ながら、私たちが住む日本では、地震がなくなることはありません。
                しかし、いざという時に対しての備えをしておくことで、被害を小さくすることはできます。

                訓練はそのための備えとして、とても大切なものだと考えます。

                今後も、何度も何度も防災訓練を行う予定です。
                訓練内容も少しずつ変え、発生するシチュエーションや時間帯を変化させます。
                場合によっては、予告なしでの訓練も考えています。

                今年は、地域と連携をとりながら、防災訓練を行うことも考えています。
                学校運営協議会などを通して、地域の方の意見も取り入れながら、
                いっそう、命を守る学校を、つくってまいります。(文責:教頭)
              • 学級委員任命式

                2025年4月14日
                  昨日までの天気がまるで嘘のように、今日は爽やかな青空が広がりました。
                  舞阪中の構内に咲く、多種多様な花たちが、いっそう春に色どりを加えていました。
                  今日は、学級委員の任命式が行われました。

                  学年主任が学級委員の名前を読み上げるたびに、大きな返事が体育館にこだましました。
                  そして代表者に、校長から任命書が手渡されました。

                  全学級委員に対して、生徒全員から大きな拍手が送られました。
                  リーダーと一口に言っても、
                  「学級を引っ張っていくタイプ」
                  「みんなと一緒に行動するタイプ」
                  「困っている人がいたら、後ろから支えるタイプ」などなど、様々です。

                  それは、多種多様の花たちが、それぞれにそれぞれの美しさがあることと似ているかもしれません。

                  どれが正解ということではありません。
                  無理をして苦しむ必要はありません。
                  自分にできることを行えばよいのです。
                  ぜひ、自分らしく自分のできることを行い、学級委員というチャンスを生かしてほしいと思います。

                  同時に、学級委員以外の周囲の人たちもチャンスであることを知ってほしいと思います。

                  学級は、リーダーだけが頑張ればよい学級になるかと言うと、決してそうではありません。
                  フォロアーがいてこそ、よい学級になるのです。
                  リーダーに協力するフォロアーが多いほど、学級はよりまとまっていきます。
                  フォロアーがいてこそ、リーダーは活躍できるのです。

                  だから、リーダーが自分らしく力を発揮できている学級は、
                  実は、周囲の人たちもぐんぐんと成長していきます。
                  それぞれが成長できるチャンスを、どうか逃さないでほしいのです。

                  生徒たちよ。
                  これから始まる1年を、どうか成長の1年にしてほしい。
                  今いる周囲の仲間たちと、どうか最高の学級を作ってほしい。

                  そのカギは、自分らしく自分にできることを続けられるかどうかにかかっています。(文責:教頭)
                • 図書室へ行こう!

                  2025年4月11日
                    図書室へ行ってみよう!
                    舞阪中には、様々なジャンルの本が、たくさんあります。
                    きっと、新しい発見ができますよ。

                    写真に写っている自転車や猫は、いったいどこにあるのかな?
                    図書室に行って、ぜひ見つけてみてください。
                    昨年1年間で、舞阪中生徒が借りた本は2300冊以上。
                    3月に卒業していった先輩には、3年間で100冊以上借りた生徒が6名もいました。

                    最高記録はなんと600冊!
                    1年間に200冊も読んでいたことになります。

                    生徒たちよ。
                    ぜひとも、偉大なる先輩たちに続け!
                    読みに読みまくり、新記録を樹立してほしい!

                    図書室では多くの本たちが、あなたの来室を待っています。(文責:教頭)
                  • 今日から給食の開始です。
                    新しいクラスになって、初めての給食でした。

                    4時間目の授業が終わると同時に、
                    どのクラスもきちんと並んで、ホールに給食を受け取りにきました。
                    各教室に入ってみると、給食当番が手際よく配膳をしていました。
                    今年度初めての給食は、どのクラスも素早く準備ができていました。

                    これからもずっと、今日のように素早くできるとよいですね。
                     
                    「いただきます」の後、生徒はおいしそうに給食を頬張り、教室中が和やかな雰囲気になりました。
                    やっぱり、給食の時間は楽しいですね!

                    給食員の方々、今年度もおいしい給食を、楽しみにしています!(文責:教頭)