• 浜松修学舎中は、毎年優勝している絶対的な王者です。
    ここ数年、その強豪校に決勝で挑んでは、常に敗れてきました。

    今までの先輩たちの無念の思いも含め、
    「今年こそ超える!」との思いが非常に強くありました。
    試合は一進一退の白熱した展開となりました。

    あと少しのところまでいったのですが、
    3敗を喫し、勝負が決しました。

    最後に意地の勝利があり、結果は2-3で敗れました。
    しかし、ここ数年の中では、一番、相手を追い詰めたのではないかと思える戦いぶりでした。

     
    勝敗は時の運と言えます。
    強いから勝つとも、弱いから負けるとも言い切れない部分があります。

    今回は惜しくも負けはしましたが、次の県大会で、再び対戦するチャンスがあります。
    次に勝つことを目指し、また練習に励んでほしいと思います。

    「今日は負けても、明日は勝つ。」
    「明日負けたとしても、次は必ず勝つ。」

    この繰り返しが、実は人の一生なのかもしれません。
    その意味では、生徒たちは、人生を深く勉強していると言えます。
    新しい明日は、必ずやって来ます。
    あきらめない限り、チャンスも必ずやって来ます。

    自分に負けないこと。
    あきらめないこと。

    頑張れ!男子卓球部!
    君たちから喜びの報告が届くことを、祈るような気持ちで待っています!(文責:教頭)
  • 6/28(土)、湖西アメニティにおいて、男子卓球部の団体戦が行われました。

    午前は予選リーグが行われ、蜆塚中、浜松北部中とそれぞれ対戦し、どちらも3-0で勝利しました。
    その結果、舞阪中は予選リーグを1位で通過し、午後の決勝トーナメントへと駒を進めました。
    準々決勝は湖東中と対戦し、3-0で勝利しました。
    準決勝では三ケ日中とあたり、こちらも3-0で勝利しました。

    そして迎える決勝は、浜松修学舎中との対戦となりました。
    毎回、決勝では浜松修学舎中との戦いになります。
    そして、常に、同じ相手に苦杯をなめる結果に終わってきました。

    しかし今回は、生徒たちの目の輝きが違っていました。
    「今度こそ」という闘志に燃え、気迫を前面に出して、決勝の戦いに挑みました。

    応援席の保護者から、さかんに拍手や歓声が送られ、試合が始まりました。 (文責:教頭)
     
  • 舞阪中・聖隷クリストファー中・西遠中の3校合同チームは、
    浜名中を相手に、ひとつひとつのプレーが、いっそう輝きを増していきました。
     
    生徒たちは、今、”奇跡”を演じていました。

    それは、学校が違っていても、住む場所が離れていても、
    バスケットボールを通して、心を通わせることができるということです。

    また、たとえ練習する時間は少なくても、いつも一緒にいることができなくても、
    楽しみながら、チームプレーができるということです。

    その”奇跡”を可能にしたのは、
    自分は自分に任されたプレーを確実に行う、という”責任感”ではないかと思います。

    「自分がボールを運ぶから、あなたは前へ走ってほしい」
    「自分が相手を引き付けるから、あなたがシュートを決めてほしい」

    それぞれが自分の役割を自覚し、それをやり遂げる時、
    単なる人数の集合ではなく、間違いなくひとつの”チーム”が出来上がっていました。
    初戦の浜名中との試合を62ー33でものにしたあと、
    第2戦も篠原中を相手に59ー30で勝利しました。

    第3戦は17ー72で開誠館中に、
    第4戦は延長戦まで粘るも45-51で南陽中に、それぞれ敗れました。

    残念ながら予選リーグで敗退はしましたが、
    戦績は2勝2敗と、健闘が光った夏の大会でした。
     
    ひるがえって世界を見渡せば、
    同じ人間でありながら、分かり合うことができずに諍いや争いが起きています。

    そのような悲しい現実の中にあって、
    生徒たちはたとえ学校が違っても、同じチームの仲間として最後まで協力し合うことができました。

    生徒たちよ。
    君たちは多様な人たちと分かり合いつながり合う、世界の希望となってほしい。
    そんなことを考えながら、試合を見つめていました。

    頑張れ!女子バスケットボール部!
    頑張れ!未来を照らす希望たち!(文責:教頭)
  • 夏の大会を振り返る第4回目は、女子バスケットボール部です。

    舞阪中は部員数が少ないため、一昨年から合同チームとして参加しています。
    今年の夏は、聖隷クリストファー中と西遠中との3校での合同チームとして、大会に挑みました。

    予選リーグの初戦は、会場校でもある浜名中が相手でした。
    昨年の夏以降は、たった3人での活動でした。
    人数が少ない分、練習形態を工夫して練習を重ねました。

    顧問やコーチがパスを出し、障害物をディフェンスと見立て、それをかわしてシュートするなど、
    繰り返し繰り返し地道な練習をすることで、技の精度を高めてきました。
    選手が3つの学校にまたがるため、意思の疎通も難しかったと思います。
    また、合同練習の機会も少なく、連携プレーがうまくいかずに、もどかしい思いもあったことでしょう。

    しかし、今、コートを走る生徒たちは、皆、生き生きとした表情でした。
    苦難が多かった分、みんなでバスケットボールができる喜びはひときわ大きく、
    走り、パスを受け、シュートする生徒たちの笑顔は、まぶしく輝いて見えました。
    舞阪中を含む合同チームは、相手の動きを上回っていました。
    次々とシュートが決まり、徐々に点差をつけていきました。(文責:教頭)
  • 浜松南部中との試合はすでに後半になり、点差は30点以上の差がありました。
    それでも生徒たちは、試合を投げ出すことなく、ボールを追い、コートを走りました。

    時おり、輝くようなプレーを見せ、シュートを決めたときの満面の笑みが印象的でした。
    それらは、今までに生徒たちが積み重ねてきたものを、雄弁に物語っていました。
    点を取られても、パスが思うようにつながらなくても、生徒たちは諦めませんでした。

    ただひたすら、自分たちがやってきたことをすべて出し切ろう、という気持ちが伝わってきました。
    その思いが、そのプレーが、私にはまぶしく輝いて見えました。
    試合は26-67で、浜松南部中に完敗しました。

    しかし、生徒たちは勝ちました。
    自分の心に打ち勝ちました。

    3年間の練習の中で、もしも、途中で投げ出してしまっていたとしたら、
    決して、今、このコートに立ってはいません。

    今、ここにいる、この場所でプレーをしている、という事実こそが、
    生徒たちの勝利の証だと感じました。
    投げ出さないこと。
    最後まで粘り強く取り組むこと。
    それが、これからの人生を生き抜く上で、大きな力にきっとなります。

    生徒たちよ。
    今までの活動に誇りを持ってほしい。
    そして、これからも、誇りを持てる自分の行動であってほしい。

    試合終了後、3年生は顧問と保護者と一緒に写真に納まりました。
    そのときの、照れながらも、爽やかな笑顔が印象的でした。

    頑張れ!男子バスケットボール部!
    頑張れ!3年生! (文責:教頭)
  • 生徒たちの夏の大会を振り返るシリーズ3回目は、男子バスケットボール部です。
    6/21(土)、28(土)の2日間にわたって、浜松南部中において予選リーグが行われました。

    初戦は附属浜松中には48-53で惜しくも、2戦目は浜松学院興誠中には10-172の大差で、
    それぞれ敗れたため、予選リーグ敗退が決定してしまいました。

    そして迎えた最終戦。
    相手は会場校である浜松南部中でした。
    3年生は3人。
    皆、中学校からバスケットボールを始めました。

    1・2年生のころは、上級生のプレーを憧れの目で見ていました。
    新チームになり、自分たちが中心となって試合に出るようになりました。

    思うようなプレーができませんでした。
    歯がゆい思いをしながら、日々の練習に取り組みました。
    この試合、第1ピリオドこそ善戦しましたが、次第に点差は離されていきました。
    それでも、生徒たちは投げ出すことはしませんでした。(文責:教頭)
  • 南陽中との雌雄を決する、勝負の第3セットが始まりました。

    試合は、両チームともに好プレーが続出し、一進一退の展開となりました。
    舞阪中もスパイクやレシーブが冴え、着実に得点を伸ばしていきました。
    得点が決まるたびに、生徒も顧問も保護者も、みんなが一体となって、歓声をあげました。
    そのシーンが重なって舞阪中が20点を超し、あと少しで勝てる、というところまで来ました。

    その直後、南陽中の反撃が始まりました。
    一旦傾いた流れはとどめようもなく、24ー24となりました。
    残念ながら、第3セットを25-27で落とし、セットカウント1-2で敗れました。

    終わった瞬間、生徒も顧問も保護者も声を失い、静寂の時間が流れました。
    しばらくすると、生徒たちは悔し涙にくれました。

    次の試合では神久呂中に2-0で勝ち、予選リーグを2位で通過しました。

    決勝トーナメントの初戦、第1シードである引佐南部中に0-2で敗れ、
    女子バレーボール部の夏は終わりました。
    生徒たちは、本当に頑張りました。
    負けたことは残念なことですが、堂々とプレーをしている生徒たちは、本当に光り輝いて見えました。

    勝つことは目標ではありますが、目的ではありません。
    負けてしまったら、すべてが消えてなくなるわけでは決してありません。

    練習を通して身につけた行動力、気概、執念、仲間への感謝や思いやりなど、
    すべてのことが、これからの未来を生きる生徒にとって、貴重な財産になるはずです。

    生徒たちよ、胸を張れ!
    君たちの本当の戦いは、これからの現実生活の中にある。

    頑張れ!女子バレーボール部!
    更に伸びゆけ!3年生! (文責:教頭)

  • 暑さが増してきて、いよいよ夏本番!と感じる季節になりましたcool
    暑さが増すということは、熱中症のリスクも高まります。
    熱中症予防に欠かせないことは、「水分補給」と「食事」です。
    特に朝食は、夜眠っている間に失われたエネルギーと水分を補給する役割を果たします。
    朝食をしっかり食べて、暑さに負けない体づくりをしましょう


    今日の献立は、米飯 牛乳 肉じゃが みそ汁 すいか です。

    浜松市の学校給食では、日ごろから地元の食材を献立に多く取り入れています。
    肉じゃがは、今が旬の三方原ばれいしょをたくさん使って作りました
    三方原ばれいしょは、みずみずしく、ホクホクで柔らかい食感が特徴です。
    煮崩れないように注意しながら、じっくり煮て仕上げましたlaugh
     


    デザートは、夏の果物の代表「すいか」です
    今回は、浜松市産の「姫まくら」という品種を使いました。
    姫まくらは、小ぶりな楕円形で皮が薄く、シャリシャリ感のある糖度の高いすいかです。

    また、すいかは約90%が水分な上に、体内でエネルギーにすぐ変わってくれる果糖やブドウ糖、
    体の調子を整える働きがあるビタミンやミネラルが豊富に含まれています。
    これらの栄養素は夏バテ予防に効果があり、すいかは暑い時期にぴったりの食材ですwink

    今が旬のすいかを、おいしくいただきました
     

    「身土不二(しんどふじ)」という言葉を知っていますか?
    「身土不二」とは、人間の体と土地は切り離せない関係にあるということで、自分が生まれ育った土地で作られた食べ物を食べると健康に良いという考え方です。

    これからも給食では、地元の食材をたくさん使い、みなさんの健康な体づくりをサポートしますfrown
    暑さに負けず、元気に過ごしていきましょう!

    (文責:栄養教諭
     
  • 女子バレーボール部は、予選リーグの初戦、南陽中から第1セットを先取しました。

    続く第2セット、序盤からペースをつかんだのは南陽中でした。
    それでも、舞阪中は好レシーブやスパイクで反撃し、互いに譲らぬ展開となりました。

    得点をするたびに、選手が、顧問が、そして応援の保護者が歓声をあげ、
    会場はさらにヒートアップしていくのが分かりました。
    上手くなった。
    本当に強くなった。

    生徒たちのプレーを見ていて、素直にそう感じました。

    私は、生徒たちが1年生の時や2年生の時にも、試合を見たことがあります。
    そのときに比べ、はるかに自信をもって、はるかに堂々とプレーをしていました。

    きっと、ひとつのプレーを自分のものにするために、
    何度も何度も練習を繰り返し、そうして自信をつけてきたのだろうと思いました。
    バレーは残酷です。

    どんなに点数を重ねてムードが良くなったとしても、
    次の瞬間には不意に失点し、そこから連続失点を喫することもあります。

    野球では、攻撃の回では、失点することはありません。
    サッカーでは、相手陣内に攻め入っていれば、とりあえずすぐに失点することはありません。

    ところが、バレーでは、ひとつのプレーのミスが、そのまま失点に直結するのです。
    それが、バレーの面白さであるし、同時に怖さでもあると思います。

    舞阪中は、連続得点をして差を詰めていこうとした直後、
    連続失点を喫して、逆に差を広げられる、という展開になりました。

    第2セットは13-25で、南陽中が取り返しました。
    セット数は1-1の同点となり、勝負を決する最終セットが始まろうとしていました。(文責:教頭)
  • このシリーズの第2弾として、女子バレーボール部の夏の大会を紹介します。

    6/21(土)、女子バレーボール部は清竜中会場にいました。
    決勝トーナメント出場を賭けた、3校で行われる予選リーグに出場するためです。
    初戦の相手である南陽中は、シード校の実力校です。
    春に練習試合を一度行ったのですが、そのときはまったく歯が立ちませんでした。

    しかし、その後、練習を積み重ねてきた生徒たちは、
    この日は臆することなく、南陽中に立ち向かっていきました。
    第1セットは流れをつかみ、得点を重ねていきました。
    途中、相手が本来の力を発揮し始め、点差を詰められる場面もありました。

    しかし、生徒たちは相手を上回る勢いと気迫で、最後まで主導権を手放すことはありませんでした。
    結果、25ー23で第1セットを取りました。

    正面に陣取った保護者の方々から、さかんに拍手や声援が送られ、会場はたいへんな熱気に包まれました。
    積み重ねてきた努力が、今、シード校から1セットを先取するという形になって表れ、
    生徒たちは大きな自信を手にしました。

    いける!
    やれる!

    第2セットが始まり、生徒たちのプレーは、いよいよ生き生きと輝き始めました。(文責:教頭)