給食室では、うなぎの真空パックを使い、甘辛く煮たごぼうと合わせて朴めしを作りました。
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うなぎも静岡県産のものを使用し、お値段は高めですが、柔らかくおいしいうなぎです。
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朴めしは、静岡県の郷土料理で、炊きあがったご飯にうなぎとごぼうを煮たものを混ぜ合わせて食べる料理です。「朴めし」という名前は、太い杭の「木杭」からきていてます。昔、大きくなりすぎたうなぎは、売れ残ってしまい、漁師さんが細かく切ってごはんと一緒に食べていました。その大きなうなぎが、太杭に似ていることから、食べられていたものが「朴めし」と呼ばれるようになったそうです。
「ふるさと給食の日」「浜松パワーフード給食の日」の給食も同時に実施し、浜松市内や静岡県内でとれる、農産物や海産物を多く使いました。
うなぎや、汁には浜松産の葉ねぎ・じゃがいも、ごまあえには浜松産の小松菜を使用しました。デザートには、冬のうちに浜松でとれた甘くておいしいみかんを凍らせた、冷凍みかんです。
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子供たちは、「朴飯おいしい!」と言って、ごはんにかけてパクパク食べていました。1年生の中では、「うなぎを初めて食べる。」という子もいましたが、甘辛い味付けで食べられたようです。
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冷凍みかんは、「冷たい!」「シャリシャリしてる。」との声が聞かれましたが、暑い日だったのでおいしく食べられました
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うなぎもそうですが、何でもおいしく食べて、夏を元気に過ごせるといいですね。
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(文責;栄養教諭)