毎日朝8時頃、地元の八百屋さんから新鮮な野菜が納品されます。今日は、三方原産のじゃがいもが入りました
できるだけ地元の野菜を使っています。
洗った後は、おかずに合わせた切り方に、丁寧に、そして素早く切っていきます。
9時頃には、お肉屋さんが来ます
この日は、鶏肉と豚肉を納品してもらいました。重さや温度をしっかりと確認しています。
(↓)「鶏肉の竜田揚げ」を作っている様子です
①下味をつける ②片栗粉をまぶす ③油に少しずつ入れていく ④くっつかないように鶏肉を揚げて、温度をはかる ⑤油を切りながら取り出す
たくさんの量のため、この作業を8回ほど繰り返します
(↓)続いての写真は、シチューに使うホワイトルウを作っているところです。
①バターを溶かす ②小麦粉をだまにならないように入れる ③よく炒める(最初はカスタードのようにボテボテしています。) ④30分以上よく炒める(トロッとした状態になり、ほどよく固さがでたら完成です。)
手作りのルウは、あっさりした味わいの中にコクがあり、とてもおいしいです。
野菜を塩、カレー粉でよく炒めた中に、水、ルウ、調味料、牛乳を入れて煮込んでカレーシチューの完成です
昭和40年代、ちょうど校長先生世代の方たちが食べた献立取り入れました。
カレーシチューは、ごはん献立がなく、毎日パン献立だった時代に、パンでもカレーが食べられるように考えられたもので、ホワイトシチューにカレー粉を入れて、スパイシーなシチューに仕上がります。鶏肉の竜田揚げは、鶏肉をしょうゆ味の下味に漬け込んだから揚げです
現在の子供たちにも、昔の給食は大変好評でした。
特にカレーシチューは、初めての味でしたが、「パンによく合っておいしかった。」「まだ食べたい。」という感想が聞かれました。鶏肉の竜田揚げは、昔も今も大人気です
給食の歴史の掲示も給食室前に行いました。子供たちは見ながら、「脱脂粉乳ってどんな味だろ?」「お母さんに、アルミの食器だったか聞いてみよう。」と、おじいちゃん、おばあちゃんが食べた給食、お父さん、お母さんが食べた給食に興味をもったようでした
給食週間の献立やイベントを通して、食や栄養について知ったり、作ってくれた方への感謝の気持ちをもったりできるといいです。
(文責;栄養教諭)