命について考える日

2022年6月10日
    今日は「命について考える日」、毎月1回の「思いやりの日」です。
    今月も、曳馬中の生徒の皆さんが正門に立ち、登校する小学生に明るい挨拶をしてくれました。
    正門前が、小中学生の挨拶の声が響き合う温かな空気に包まれましたlaugh
    朝は、テレビ放送による全校朝会を行いました。
    まず、6年生の代表児童が堂々と元気よく挨拶をしました。
    学校中に、さわやかな挨拶の声が響きましたsad
    次に、校長が「幸せとはどんなことか」について、子供たちに問い掛けながら話をしました。
    アメリカの大学の研究者たちが「人を幸せにするものは何か」を探るために、724人の人たちを75年間に渡って追跡調査した結果によると、「人を幸せにするのは、お金持ちになることや有名になることではなく、人とつながること」と答えた人が最も多かったそうです。「人とつながっている」・・・家族とおしゃべりしたり、友達と協力したりする、困ったとき助けてくれたりしたとき、幸せな気持ちになります。反対に、「人とつながっていない」とは「ひとりぼっち」です。そういう寂しい思いをしている人を見付けたら、声を掛けて、仲間に誘ってあげてください。人と人がつながって、みんなが気持ちよく過ごせる、居心地のよい温かい学級・学年・学校にしていきましょう。みなさんが、自分の命も友達の命も大切にできる人に、自分の幸せも友達の幸せも考えられる人になってくれることを願っています。
    その後、全学級で、道徳や学活の授業を行い、「友達とのかかわり方」や「いじめ」などについてじっくり考えたり話し合ったりしました。校長からどんな話があったのか、また、授業でどのような学習をしたのか、御家庭でもぜひ話題にしていただき、「幸せとは何か」や「人を思いやること」について改めて見つめ直す機会にしていただけたらと思います