1/2(二分の一) 成人式

2011年11月15日
    昔から七・五・三など、子どもの成長を祝う行事はありますが、その後、20歳を迎える成人式まで、そのような節目を祝う行事はありません。

    そこで、二十歳(はたち)のちょうど半分、10歳(小学4年生)のタイミングに、子どもたちが将来の夢をみんなの前で発表するという『1/2成人式』を浜松市全体で行うことになりました。
    10歳前後の時期は「ゴールデンエイジ」と言われ、教育上、重要な時期だと言われています。
    小学校も高学年になると学習でも運動でも、他者との競争が増え、自分の能力に限界を感じ、将来の夢を諦めてしまう子どもが現れ始めます。
    その手前の小学4年生のタイミングで、自分の夢を周囲の大人たちや同級生の前で、胸を張って堂々と宣言させる。
    そうすることで、夢を簡単には諦めないこと、諦めたとしてもまた次の夢を探して進むことが大切であるという思いをもってくれるのではないか。
    こんなことを期待し『1/2成人式』を行います。

    光が丘中学校区の4小学校は、その夢をきちんと飾る「写真立て」のようなものを、地元『天竜林業高校』の協力を得て製作してもらいます。
    これに、夢を書き入れて、家に置き大切にしてほしいと思います。
    中の夢を書いた紙は、コピーして中学校に送ります。中2の立志式(14歳)のときに読み返せるようにします。同じ夢をもち続けるのか、新たな夢を抱くのか、楽しみですね。

    試作品ができたというので、天竜林業高校へ行って見せてもらいました。
    透明のアクリル板で夢を挟む形です。よい出来栄えです


    帰りにこんなオブジェを発見
    トトロです。それも、杉の葉でつくった!


    またまた発見! 大きな太鼓です
    あまりにも大きくて、その大きさが伝わらないといけないので、近くにいた高校生に無理を言って太鼓のそばに立ってもらいました。
    人と比べるとその大きさが分かると思います。
    聴いてみたいですね、この太鼓の音を!