夏には全国制覇を成し遂げたマンドリン部の皆さんですが、代替わりしてもさすがの実力を披露しました。「華」という和のエッセンス満載の難しい曲を情感豊かに弾きあげます。10分間息もつかせぬ見事な演奏でした。緩急が抜群で、一人一人の生徒が自分の頭でしっかりと曲を解釈し、周囲の音をよく聞いて弾いている様子が伝わってきました。指揮者の采配も素晴らしく、各パートの個性を引き出しつつ、全体をまとめあげていました。遠くに富士山がそびえ、手前には桜吹雪・・そんな光景が私には見えました。結果は「フェスティバル賞(優勝)」です。演奏後に指揮者と部長さんとお話しできました。「なんとか弾き切ってよかった。」とほっとした表情でした。