20日(水)の献立は、パン、牛乳、ミートサンド、ベジタブルスープ、フライドパンプキンでした。ミートサンドには、肉と野菜の他に、レンズ豆という豆を入れました。レンズ豆は、小さくて平たい豆で、日本では「ひらまめ」とも呼ばれます。和食ではあまり見かけませんが、外国ではその歴史は長く、西アジアでは2000年前から作られていて、多くの国で食べられています。小さな豆ですが、鉄分や食物せんいなどが多く含まれています。ホクホクとした味わいで、煮込み料理や、スープ、サラダなど、いろいろな料理に使われています。
21日(木)の献立は、ごはん、牛乳、豚肉の浜納豆ソース炒め、五目豆、すまし汁、みかんゼリーでした。今日は、ふるさと給食の日です。地域でとれた食材を、その地域で消費することを地産地消といいます。今日の浜松産の食材は浜納豆・しいたけ・みつばです。また、浜松市の特産物の中には、青のりやみかんもあります。浜松市で作られた食材をみなさんが食べることで地産地消につながり、新鮮なものを食べられたり、地域が活性化したりと多くの良い事があります。地域の食材を知り、食べるようにしましょう。
22日(金)の献立は、パン、牛乳、黒豆きなこクリーム、メルルーサとアーモンドのトマトソースあえ、豆腐とコーンのスープ、梨でした。梨は、日本で作られている果物の中でも歴史が古く、弥生時代には食べられていたという記録があります。梨の特徴である「シャリシャリ」とした食感は「石細胞」とよばれるもので、腸を刺激し、便秘を予防するはたらきがあります。梨は日本全国で作られていて、浜松市では、三方原台地で多く作られています。秋を代表する果物です。
25日(月)の献立は、ごはん、牛乳、チンジャオロースー、わかめとうずら卵のスープ、パインゼリーでした。チンジャオロースーは中華料理のひとつで、「チンジャオ」とはピーマンなどの青い野菜、「ロー」は肉、「スー」は糸のようなという意味です。ピーマン、たけのこ、豚肉をそれぞれ細く切って炒め、うまみたっぷりのオイスターソースやしょうゆなどで味をつけました。ピーマンの苦みは、油で炒めることであまり気にならなくなります。豚肉とも相性がよく、ごはんによく合います。