2023年7月

  • 夏の高校野球 2回戦は清水西高校との対戦です。灼熱の島田球場、応援のベンチも熱くて座れないほどです。そんな中、選手は引き締まった表情で、キビキビとしたプレーを披露します。足をつかって盗塁、いいところで長打がでるなど終始押せ押せのムード。ピッチャーのコントロールは素晴らしく、相手の打線を見事なまでに抑え込みます。守りも固く、一つのエラーもありません。9-0(7回コールド)で試合を終え、3回戦にコマを進めました。はや70校が敗退する中、浜市野球部はベスト32入りです!
  • 夏の高校野球第一回戦が行われました。初戦は清水桜ケ丘との対戦。強豪校と激突です。白いユニフォームに浜松市立の文字が誇らしく、選手の皆さんは初戦の緊張をものともせず、大変落ち着いたプレーを続けます。一つのエラーもなく、丁寧な試合運びです。ピッチャーの好投も光ります。試合は投手戦。0000が続く緊迫の展開。両チームいいところまでランナーを進めますが、なかなか得点に結びつきません。
    応援も全力です。ダンス部は、全力チアでスタンドを盛り上げます。吹奏楽部も熱奏です。応援委員の皆さんも声をからしながらエールを送り続けます。暑い中、応援にかけつけた有志の皆さんも試合を見守ります。
    結果は1-0で勝利。みごとおさえきって完封勝利です。一瞬の油断も許されない緊張が続きましたが、9表を0で抑えきって、グランドに走り出す選手の皆さんのほっとしたような表情が大変印象的でした。大勝利!ビバはまいち
  • 地理の授業 ☆

    2023年7月18日
       地理の授業、本日は1台端末を駆使した展開をご紹介。テーマは「階級区分図」を作成することを通して、統計データの扱い方を知り、そこから導かれる現状の考察!さすが浜市の授業、ハイレベルです。
       まず、先生からどのようなサイトをつかって、どのような手順を踏めば、データを地図に反映できるかのレクチャーがあります。総務省のサイトにアクセスし、静岡県の65歳人口の割合を市町村別に色分けしていきます。昔は色鉛筆で塗っていたことが、今はweb上であっという間にできるんですね!先生の説明を受けて、生徒の皆さんはテキパキと地図を作成していきます。分からないところは班の人に聞きながら、「ここクリックだよ~」「あ!できた!」
       
      色分けをどのようにすれば、市町村の違いがきわだつか!ここが考えどころです。各々設定した%で作成した地図を配信された課題に貼り付けて考察を入力、深めていきます。
       
      グループ間で考察の共有。「山間部と都市部の違いが色別ではっきりした」「地形と高齢者の割合は関係がある・・・」等々さすがの考察です。PC画面を班員に見せながら説明します。
      一台端末の可能性は∞(ムゲンダイ)。しかし、情報をどのように扱うか、その情報から何を受け取るかは「自分自身」。そういうことを再確認できる授業でした。
       
    • 浜松市の全国大会出場者激励会に女子テニス部と放送部の生徒が本校代表として出席しました。市内の高校から30名ほどが集まりました。中野市長からは、「激戦を勝ち抜いて全国に行くことを浜松市民はとても喜んでいる。浜松の力を全国に発信してほしい」との激励の言葉。緊張の面持ちの二人に意気込みを聞きました。女子テニス部:常にチャレンジ精神で頑張ります!放送部:楽しむ気持ちを大切にします!準備は万端。さあ、こい(COME ON)全国大会!
    • 自然科学部のみなさんが、一人一台パソコンを利用して、夏のオープンキャンパスWEB参加の申し込みに挑戦しました。リモートで大学の様子を実感できるオープンキャンパスが、各大学で盛んに行われています。WEB上のアプリにアクセスし、申し込みできるか挑戦。「あ!できました。申し込めました!」「ライブ配信が楽しみです」手続きが難しいと思っても、みんなでやってみると意外とカンタン。夏休みの計画が一つできましたね。
    • 7月5日、県総合教育センターから2名がお見えになり、研究授業、研究協議、職員研修が行われました。国語の授業では、「羅生門」のまとめ部分を、ジグソー法を用いながら、生徒自身で導き出す展開でした。「おー、なるほど、そんな見方もあるか」「羅生門を物として見るか小説全体で捉えるかで解釈が変わるね」など、グループワークを通して生徒の思考の深まりを感じました。情報は、LEDの発光をプログラミングする授業展開でした。グループごとにプログラミングしたことが、LED発光という形になる過程を生徒が楽しみながら授業に臨んでいる姿が見られました。途中で教師が、「じゃあ、こうなるためにはプログラミングをどうしたらいいかな?」と絶妙な投げかけをすると、生徒は夢中になって思考し相談しチャレンジします。ある班から「できた!」の声が上がり、メンバーに笑顔が広がりました。

       
      放課後の時間には、全職員が集まり、「授業改善のためのICT活用」というテーマで研修会を行いました。総合教育センターの方の投げかけで、パソコンを実際に使いながら、和気あいあいと理解を深めることができた60分間でした。
      市立高校では、生徒はもちろんですが、教職員も学び続けています
    • 情報の授業☆

      2023年7月12日
        情報の授業の紹介です。「プログラミングでLEDを光らせよう!」がテーマです。イルミネーションのパターンをプログラムで作っていきます。ほんの少しプログラムに変化を加えるとびっくりするほどイルミネーションが変化します。目にすると大きな変化でありながら、プログラムの改善はほんのわずか・・・・基本のプログラムがいかに重要かがよくわかります。ちょっとしたアイディアや工夫をプログラムに加えていくにつれ光り方の変化は∞(ムゲンダイ)。グループで話し合いをしながら、どんなプログラムにすれば思ったように光るか、みんなで頭をひねります。
        光の3原色は重ねていくと真っ白になる。微妙な重なり具合で色を表現!色の表現も∞(ムゲンダイ)です。パソコンとLEDをつないで、プログラムが実際にモノを動かす実感を得る授業でした。
      • 国語の授業 ☆

        2023年7月11日
          小説「羅生門」の象徴を読み取ろう、が今日のテーマ。下人のにきび、羅生門の描かれ方など、3つの視点から読解を深めます。まずは同じ視点同士考えを深めていきますが、生徒の皆さんは、黙々と考えた後に「~はこうだよね」「下人のにきびってさ~」などお互いの意見を出し合っていきます。友達のプリントをのぞき込んだり、うなずいたり。問いの解決にむけて、一生懸命考えます。
          つづいて3つの視点を統合する活動です。3人それぞれが、前半で深めた内容を班員に発表します。3人机をくっつけて、自分の分担を堂々と説明していきます。3つの視点を統合すると・・・だんだんと小説「羅生門」が象徴するものが見えてきます。下人は善悪の間で揺れていた・・・だから事件は夕方から夜にかけて・・・深い!物語の設定が投げかけてくるテーマが生徒の中に立ち上がり始めます。最後は本日の授業の深まりを投稿!QRコードを読み込んで、手元の一台パソコンから自分の意見を入力しました。よく考え、よく話し、ところどころの沈黙もまた生徒の皆さんの思考の深まりであることがよくわかる授業でした。
        • 化学の授業  ☆ 

          2023年7月10日
            本日は化学の2つの授業を紹介します。一つは実験の授業です。炭酸水素ナトリウムの熱分解について。電子天秤を用いて正確にはかった炭酸水素ナトリウムを加熱していきます。1g2g3g・・・・・班によってg数が違います。結果を共有すると・・・・「あ!法則が見えてきた」確かに!一定の値!実験の結果と化学反応式が結びつくのが実感としてわかりますね。そこが実験の醍醐味です。最後のまとめとして、化学反応式と質量、物質量の関係を比較しつつ生徒の皆さんは一生懸命に計算に打ち込んでいました。
             
            もう一つは実験の前段階の授業です。炭酸カルシウムと塩酸を反応させて、二酸化炭素はどのくらい発生する?二酸化炭素の物質量をもとに反応させた塩酸の正確なモル濃度を求めよう!がテーマ。まず、その実験をどうすればいいか、自分たちで手順を考えます。実験はやり方が最初に示されているのではなく、自分たちで手順も考える。失敗したらなぜ失敗したのか考えて、改善策を自分たちで考える・・・それが本当の実験!答えだけを求めるのでなく、答えを出すまでのプロセスがとても大事・・・。生徒のみなさんは友達と相談しながら、一生懸命実験の手順を考えていました。プロジェクターでの例示、1台PCを用いた結果の共有の仕方などさまざまな方法で化学の学びに満ち満ちた授業で、80個の瞳が常に前を向いている授業でした。
          • これから夏の高校野球が始まります。球児たちの夏も熱いですが、ダンス部の皆さんも激熱です。応援の花であるチアリーディング。十数種類のダンスをすべて覚えこみ、堂々と演技します。時折部長さんから「笑顔で!」「ここもっと伸ばしてメリハリを!」と指示が飛びます。「ハイ!」と元気に答えながら、全体の動きを確認していきます。激しい振りでありながら、ダンス部の皆さんは終始全力笑顔。トリコロールのボンボンがきっと青い空に映えるでしょう。野球部の皆さんが全力を尽くせますよう、祈りを込めて、素晴らしいダンスでスタンドに華を咲かせます。