本年度は、「『やりたいこと』を見つけて、挑戦する子」の具現化のために、運動会やふたばっ子発表会、かがやき学習などに加えて「『何のために』『なぜ』を問い、探求する教科学習の実践」を進めています。教科や活動等の意味、意義、価値を考えることで、様々な学びを「自分ごと」として捉え、主体的に学びに向かう子を育てることを目指し、「わくわくが持続する授業づくり」を校内研修のテーマとして取り組んでいます。
これまでの実践の一部をブログで紹介していこうと思います。今回はわかば3組の実践です。
わかば3組のわくわく授業は、図画工作科「きってはってうつそう」でした。図工が得意、作ることが楽しいと感じる子も、はさみで切るのが苦手な子も、作る楽しさ、うつすおもしろさを感じることができるような授業を考えました。
「版画ってなあに?」からスタートし、「スタンプ遊びとそっくり。」と気付いて一緒に試してみたり、「先生やってみて。」と版を刷って作品を仕上げるところを見たりしました。自分が好きなものを型取り、様々な形のシールを使って版に模様を入れました。ローラー遊びの経験を生かして、刷る活動は一人でどんどんできるようになりました。何度も刷ったり、大きな紙にうつしたりして、作る楽しさを感じることができました。