【校内研修】3の1のわくわく

2025年1月16日
    本年度は、「『やりたいこと』を見つけて、挑戦する子」の具現化のために、運動会やふたばっ子発表会、かがやき学習などに加えて「『何のために』『なぜ』を問い、探求する教科学習の実践」を進めています。教科や活動等の意味、意義、価値を考えることで、様々な学びを「自分ごと」として捉え、主体的に学びに向かう子を育てることを目指し、「わくわくが持続する授業づくり」を校内研修のテーマとして取り組んでいます。

    これまでの実践の一部をブログで紹介していこうと思います。今回は3年1組の実践です。
     3年生のわくわく授業は、音楽科の「拍にのってリズムを感じとろう」でした。器楽が得意な子が多く、リズムにのって体を動かす活動が好きな子供たちは、リコーダーにも熱心に取り組んできました。子供たちが「拍にのってリコーダーを演奏できた。」「自分だけのリズムが作れた。」と実感できるように、「拍にのる」体験を重視し、授業を組み立てました。
     様々な曲を手拍子や足踏みで拍を明確に区切り、感じることから始まりました。曲のテンポや拍子を変化させ、子供たちが自分で拍子に気付いたり、手拍子に強弱を入れることで拍の違いを表すことを覚えたりし、拍にのることを楽しむようになっていきました。また、曲を演奏する際には、グループで使用する楽器を選べるようにしました。表現したい様子を話し合い、実際に試しながら、楽器やリズムを考えて演奏しました。音楽づくりの楽しさを感じられる授業になりました。