浜松市環境学習教育の一環として実施している「生き物かくれんぼ」。ダンゴムシ博士に教えていただくのを子供たちはとても楽しみにしています。今年からは〇〇さんが博士となって指導に来てくださいました!
ダンゴムシは子供たちにとって最も身近な「むし」です。むしと言っても「昆虫」ではありません。刺激を受けると体を丸めて団子のようになる習性をもつものを呼びます。子供たちの「探検キット」の中には、小さな軍手も入っているので、どの子もダンゴムシに触ることができました。博士からは大型絵本でいろいろな説明がありました。
どういう場所にいるのか?オスとメスはどう違うのか?食べるものは何か?冬はどうなるのか?など、知らないことをたくさん教えてくれました。頭にあるのは触覚、体は7つに分かれていて、それぞれに足が2本ずつ。合計14本の足があるんだって!日の当たらない湿った所に居ることを聞いて、まずは観察用の自分のダンゴムシを捕まえに行きました。中には大きなダンゴムシもいたし、生まれたばかりのダンゴムシもいました。
ダンゴムシは14本の足でどんな所も渡って行けます。逆さになっても大丈夫なんです。でもアルミのつるつるした棒の上では落ちてしまいました。
次はダンゴムシが迷路を通りぬけていく様子を観察しました。餌の匂いが分かると、迷路の中も触覚などを使って歩き回って餌までたどり着けるのだそうです。子供たちは、夢中になって迷路を歩かせていました。
最後に、今回教えてもらったダンゴムシのことについて〇×クイズ。興味があったのでしょうどの子もとても良く覚えていて、〇×クイズも楽しめました。最後に感想とお礼を言って終わりました。今度は夏にある「生き物博士」のお話が楽しみですね!