2023年4月

  • 「表現」の領域は、子供たちの感性を育てる領域。 子供たちが製作したものは、保育室の掲示になったり、作ったもので遊んだりしています!

    「表現」領域はとても大切です。調子の良い音楽を聴くと自然に体が動いたり、口ずさんだり、足でリズムをとったりしませんか?画用紙があったら何か描きたくなりませんか?柔らかな粘土があったら何かつくりたくなりませんか?大人になると、「自分は下手だから」とか「音痴だから」と、苦手意識からこの領域から距離をおく方もいらっしゃいますが、子供たちは違います。ばりばり遊んで、どんどん描いて、楽しく踊って楽しませたいと思います。
     
    年少さんのクラスには、大型鯉のぼりのうろこ(手形)づくりを年長さんが教えに来てくれました。一緒にペッタンコと押し付けてくれました。
    年少さんの小さな鯉のぼりセットは、ヨーグルトのボトルの口の部分をスタンプにしてうろこを描きました。
    「表現」領域では、お家の方々のお力も是非お借りしたいです。私たち大人は綺麗に咲きそろった花を見て「綺麗だ!」と感じますが、子供たちには綺麗の定義ははっきりしていません。虫などの生き物も同様。音楽の曲や歌う事そのものも、お家の方の反応が大切です。一緒に驚いたり、一緒に踊ったり、一緒に歌ったり、一緒に愛でたりしてほしいと思います。
  • 年中さん年長さん皆で作った綺麗な「うろこ」と年少さんのかわいい手形「うろこ」を大きなビニールの鯉のぼりに貼って手作りの鯉のぼりが完成!!

    一昨日の天気から一転! 昨日は素晴らしい天気になりました!正に雲一つない真っ青の空に、年長さんが仕上げてくれた大きな鯉のぼりを旗立て台に揚げました。ビニール製の鯉のぼりなので、隣の本物の鯉のぼりよりも良く泳いでいました。久しぶりの暖かさに、皆で外で力一杯遊んじゃいました!
    芝生でごろごろ。砂場や泥んこ山でもごろごろ…。とっても気持ちの良い1日でした!
  • 幼稚園では全園児の誕生日を皆でお祝いしています。4月は年中さんと年少さんで誕生日会が開かれました!

    年中さんの4月生まれはH君とAさんでした。それぞれお母さんも参加してくださり、誕生日会後はお母さん先生となって、子供たちと一緒に遊んでくれました。
    毎回恒例で、誕生日の子は冠をかぶり、好きな遊びや好きな食べ物などの質問コーナー。誕生日の歌のプレゼント。そして先生からのお誕生日メッセージ。メッセージカードには、手形を付けて〇歳の誕生日の時の大きさを記録しています。
    続いてお母さんから小さな時の様子や成長したところを紹介していただきました。「『ママは大丈夫?』と聞いてくれるなど、他の人のことを気に掛けることが出来るようになったところが成長したなあと感じます。」そんなお話をしてくれました。
    お誕生日会は子供たちはみんな大好き。特別におやつがでるからです。美味しいおせんべいをいただいて、お母さん先生と一緒に外に出て遊びました。
  • 五月の空に鯉のぼりが泳ぎ始めました! それぞれのクラスで製作した鯉のぼりで楽しく遊んでいます!

    幼稚園では、日本の伝統的な行事や文化を大切にしながら遊びの環境を準備しています。この時期は、古くから端午の節句と呼ばれ男の子の誕生や成長を祝う文化があります。最近は空き空間がない都市部ではなかなか見られない鯉のぼりも、この三方原地区では勇壮に空を泳ぐ姿が見られますね。まずは年長さんが旗立て台に鯉のぼりを揚げてくれました。
    まず、年少さんは、大きな本物の鯉のぼりのお口から入ってしっぽに抜ける遊びを楽しみました。大きなお口にすっぽりと食べられちゃうのは、何かわくわくする遊びだったようで、何回も何回もくぐって遊びました。その後は、お父さん、お母さん、自分…の小さな鯉のぼりを作って、園舎の中を小走りに歩いて鯉のぼりを泳がせることを楽しみました。
    年中さんも小さな鯉のぼりを作って、外に出て走り回って泳がせました。泥んこ山の頂上から走り降りると、鯉のぼりがビューンと上がって楽しそうでした。
    年中さんと年長さんは、大きな「うろこ」を製作しました。和紙に水で薄めた絵の具をのせると「わー!」とってもきれいににじみました。年長さんがそのうろこを使って、大きな鯉のぼりを作ってくれるのだそうです。完成したらブログで紹介しますね。
  • 幼児教育では「身近な環境に好奇心や探求心をもって関わり、生活に取り入れていこうとする力を育てる」ことが大切です!

    幼児教育には「教育要領」という保育指針があります。5つの「領域」から保育のあるべき姿が示されているのですが、その中の「環境」領域はどの領域にも影響するものだと感じます。「砂場がふかふかー子供たちは入りたくなる」「大きな土山があるー上りたくなる」「運動場に走路があるー走りたくなる」「武者飾りがあるー何のためだろう」と、大人でも環境次第で興味がわき、何かしたくなりますね…。
    何と言っても園庭の真ん中にある「築山」は魅力!今は子供たちの楽しい遊び場ですが、何と、戦時中の爆撃訓練のお立ち台だったのです。軍の偉い人などが爆撃練習をこのお立ち台で視察したそうです。
    昨年度完成した芝生広場も魅力ですね。年少さんが砂遊びをするすぐ横に出来ました。フカフカで気持ちいいんだよね!
    巨大な泥んこ山も豊岡幼稚園ならではです。今年はいつもより高く積んでもらいました。既に泥んこ遊びが始まってしまいました…。お母さん方、お洗濯大変ですがよろしくお願いします。
    三方原と言えば赤土の畑。ジャガイモはとても有名ですね。昨年度、開拓農協さんのご支援をいだだき、処分する予定の赤土をいただき、約2倍の広さの畑に作り直しました。ふかふかの砂場と畑を耕すために、小さな耕運機も準備。花壇は園務員さんが熱心にお世話いただき、いつもお花が一杯。もうすぐ色水遊びも始まります。
    飼育小屋のうさぎちゃんの名前は「ぽぽ」と「ふわ」。この4月でちょうど1年になります。2匹は姉妹で仲良し。小学生もみんな見に来てくれます。室内の水槽には、たくさんのメダカを飼育中。「カメタン」というカメも飼っています。
    幼稚園は木々で囲まれていて、「しい」や「くぬぎ」など、どんぐりの木は7種類、10本以上も…。秋には落ち葉のプールで遊びます。今回、木の葉を捨てるがもったいないので、飼育小屋の横で「堆肥づくり」も始めました。
    こんな豊岡幼稚園の環境の中で思いっきり遊ばせてみませんか?現在、在園の保護者の皆様の多くが、このような環境で是非!と入園を決めてくださいました。このブログに興味をお持ちの方、いつでも見学できますのでおいでください。在園の皆様も、このブログを使って広報活動をお願いします。(笑)
  • 入園式・始業式から2週間!21日参観会・PTA総会・引き渡し訓練を行いました!

    学年が1つ上がった年中・年長さん。特に年中さんは、昨年まではプール近くの砂場が遊びの中心でしたから、築山東の大きな砂場と泥んこ山で力一杯遊んでいる姿が見られます!年長さんは、人数は少ないですが、遊び方の工夫はさすがです。今日は、朝からの保育を参観いただき、保護者の皆さんはPTA総会へ。子供たちと泥んこ山で遊ぶお母さんたちは、「もっと遊びたかったー!」と言ったか、言わなかったか…?楽しい時間を過ごしていただきました。
    PTA総会では、新たなPTA組織が誕生。人数が減ってもPTA活動が進められるよう、いろいろな工夫が報告されました。園長先生からは、SDGs「持続可能な方法で楽しく進めていきましょう。」と励ましの言葉。会長さんは、「よろこぶ顔が見たいから!」という豊岡幼PTAのモットーを確認されました。
    保護者の皆さんが遊戯室で待機していると幼稚園からメールで緊急事態が告げられ、引き取りに来るよう指示が…。園児たちは、帰りの支度を整えて園庭へ。「引き渡し訓練」を実施し、降園となりました。大変充実した半日となりました。
  • 4月ももう下旬に入ります! 5月と言えば端午の節句、そして浜松まつりでしょうか?園内も5月の遊びの準備を進めています!

    年長さんが五月人形(武者飾り)を出して飾ってくれました。園では、季節の移り変わりを感じる行事、日本の伝統的な習わしなどを園活動や遊びに取り入れています。1月の獅子舞などは、もしかするとお父さんお母さんは見たことがない方もいらっしゃるかもしれませんね。「わびさび」「四季の移ろい」「礼儀作法」「侍魂」などを愛してきた日本人には、正に「日本人らしさ」が生活に根付いています。侍ジャパンのベンチの綺麗さや、サッカー国際試合での日本人サポーターのマナーの良さなど、外国の皆さんから日本人の文化の素晴らしさが数多く認められていますね。
    桃の節句と端午の節句など…男の子と女の子のお祭りを分けている事などは少し気になる所はありますが、昨今のご家庭では失われつつある習慣や文化を園では大切にしています。自由参観の機会としている企画も多いので、是非その折にはご参観ください。
  • 例年5月中旬ごろから始まる泥んこ遊び。5月の園だよりでは泥んこ遊びに備えて着替えを用意いただいています。本日の初夏のような気温に、ついに泥んこ遊びが始まってしまいました!

    ただでさえ忙しいお母さんたち。申し訳ありません。泥んこ遊びが始まってしまいました。本格的に始めてはいないので大丈夫だとは思いますが、やんちゃな子ほど服が汚れてしまうかも…。あるお母さんにお話しすると、「その泥んこを洗うのが楽しみで豊岡幼稚園に入れたんですから大丈夫!」と言ってくださいました。信じてよいでしょうか?(笑)
  • 本年度1回目の避難訓練を実施しました。ダンゴ虫の格好、防災頭巾・・経験のない年少さんには難しかったかもしれません。それでも園では自分の身を守る訓練を続けていきます。生き残る術の一つだからです!

    年少さんにとっては、初めて覚えることばかりでした。ここ数年大きな揺れがないので、地震が何かも分からなかったと思います。年少さんはお母さんと一緒の時間に実施しました。「自分の命は自分で守る(自助)」については、是非、ご家庭でも子供たちの発達段階を見ながら伝えていってほしいと思います。
    年少さんは紙芝居で大切な事を教えてもらいました。ダンゴ虫の格好もみんなでやってみました。防災頭巾は初めて被るので最初は上手くかぶれない子も…。その時!園長先生の放送の声と地震の大きな音が…。ダンゴ虫になったけど、長い時間我慢できなかった子もいたかもしれません。年少さんは、外に出て、年中・年長さんの避難の様子を見学しました。
    放送は10:15。避難して芝生広場(第1次避難場所)に全員が揃ったのは10:19でした。地震の揺れが約1分ですから、3分くらいで外に避難が出来ました。さすが、年中・年長さんでしたね。
  • 「ダンゴ虫博士になろう!」を年中さんと年長さんで実施しました。「ダンゴ虫って足が14本あるんだよ!」と子供たち。正に博士気分で、目をキラキラ輝かせていました!

    市の環境政策課の企画に毎年応募し「いきものかくれんぼ」として森下さんを講師に招いて実施しています。専門的な知識と経験をもつ方(本物)から学ぶことはとても大切です。足の数、触覚の働き、雌雄の違い、食べ物、寿命・・・子供たちはさながら自分も博士になったような気持ちになっていました。
    まずは大型の絵本を読みながら解説。その後は、講師が読むのを聞いて間違い探し…。「ダンゴ虫は温かな日向が好きです。」「ブッブー!」と子供たち。楽しく勉強できました。
    拡大鏡付きカップを持ってダンゴ虫探し。「捕ってくるのは1匹だけだよ!」との指示に「なぜだろう」。これだけでも科学的な頭がグルグル動きます。その後は、上からも横からも観察できる拡大鏡で、足の数を数えたり、オスとメスを見分けたりしました。エサを入れた迷路の中で、エサを探し当てるダンゴ虫の様子。紐の上を逆さまになって歩いても落ちない様子。近くで見て、体験しながら遊びました。
    最後には「捕ったところへ帰してきて!」と森下さん。「バイバイ」と言って戻す子もいました。その後、もう一度集まって質問タイム。
    だんごダンゴ虫は、おなかに100個くらい卵を付けるんだって・・・。寿命は3年くらいが平均だって・・・。私たちも知らないことがたくさんありました。今年もたくさんの博士の卵を育てることが出来ました!

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