GW中の環境整備、ありがとうございました!

2023年5月6日
    校内の畑の様子です。
    あれ?秋に咲く筈のコスモスが風に揺れています。
    なぜ連休中に見付けたかというと…
    そう、今日は、PTA環境整備の日。連休中にもかかわらず、多くの保護者の皆様が参加してくださいました。
    「写真撮って、ブログに掲載してもいいですか」と尋ねると、「じゃあ、やってる風で」と笑顔で、ノリのよいお父さんたち。
    手を止めることなく働いてくださっていたので、声を掛けたのですよ。ありがとうございます!

    お天気が心配だったのですが…きっと、PTA会長さんが晴男さんなのですね!wink
    運動会を前に、運動場側溝の砂出しや…
    校内の草取り等、校内を隅々まできれいにしてくださっていました。
    本当にありがたいことです。
    こちらも草取り。ありがとうございます。
    「四つ葉のクローバーは残しておいてね」という言葉に、「…えっ!?」と戸惑う職員も。
    シロツメクサの花がたくさん咲く芝生広場は、かつては本当に芝生だけだったそうです。
    校長先生は、体育器具庫の整理で石灰の粉まみれに。
    これで運動会に向けて、気持ちよく練習ができそうです。
    そして、ここからが、「THE西都台」の環境整備。
    毎年、竹林の整備もしているのです。竹に囲まれた学校ならではの恒例イベントです。
    竹を切り出して、冬に竹を割り、乾燥させ、次の冬に竹炭を作る準備をしています。
    それも、どんな竹でもOKというわけではありません。
    事前に職員が下調べをし、選ばれた竹が竹炭用にと切られていきます。
    「竹を使うなら、どうして根本から切らないのだろう」と思う方もいらっしゃるのでは。
    逆に根本で切ると、つまずいて危険なので、あえてこの高さで切っています。
    これも、地域の方に教えていただいた知恵のひとつです。
    竹を一本切り出すのも、なかなかのハードワークです。
    見晴台に「西都台」の看板があるのですが…竹ですっかり隠れてしまっています。
    「あっ、たけのこ見付けた!」と歓声が響くのも、この時期の楽しみですね。
    このたけのこは、食べ頃ですね。チェック!
    切った竹を割っています。何をしているかというと…
    竹を、粉砕機にかけています。
    シュレッダーにかける感じで、不要な竹を粉々にしていきます。時間を掛け、一本ずつ処理していました。
    竹を一本運ぶのも、重くて、なかなかのパワーが必要です。
    竹を運びながら1人とぼとぼ歩いていると…
    「重たいでしょう。運びますよ!」と優しい声が。 
    だから、子供たちも、こんなに温かく育つのですね。
    にわかに、会長さんが走り始めました。
    実は、今回は、もうひとつ作業がありまして…
    なんと!トラックいっぱいの茅が運ばれてきました。
    実はこれ、PTAイベント「竪穴住居の葺き替え作業」で使うための茅(かや)なのです。
    昨年度、近くの佐鳴湖付近に葺き替えで使えそうな葦(よし)を探しに行ったのですが、葺き替えにちょうど合うほどの太さに育っておらず…。そこで、今回は、業者から購入することにしました。
    左はPTA会長さん。右が茅を運んできてくれた業者さんです。
    トラックを見ると、富士山ナンバー!御殿場から朝8:00に出発して届けてくださったとのこと。
    標高1000mの、富士山の麓から鎌で切ったものだとか。貴重な茅ですね。
    業者さんが御殿場の市役所で、「浜松で、竪穴住居がある学校に、うちの茅を届ける」と伝えたら、皆にびっくりされたそうです。
    こんなところからも、浜松が有名になりましたね。
    遠くから、本校のためにありがとうございました。
    無事に葺き替え作業ができますように。
    雨が降ることなく、無事に環境整備を終えることができました。
    本当にありがとうございました。参加してくださった皆様、お疲れ様でした。