今日は「おなべの会」の方による素話(ストーリーテリング)が年中・年長児を対象に行われました。
「素話」とは、絵本や紙芝居といった道具を一切使わずに行う素朴なお話のことを言います。この「素話」は保育技術検定や保育士試験の実技にも組み込まれている保育にとって大切なスキルです。「素話」を通して言葉の響きやリズム、新しい言葉や表現などに触れ、これらを使う楽しさを味わえるようにすることや言葉が豊かになるようにすることがねらいです。さらに主に聴覚を使うので、相手の話す言葉を聞こうとする意欲や態度を育て、言葉に対する感覚や言葉で表現する力を養うことを目指しています。
年中児の様子
年長児の様子
ろうそくを消す際にお祈りすると願い事が叶うと聞き、子供たちは一生懸命祈っていました。
なお、この「おなべの会」による「素話」の活動は、浜松市の幼稚園特色化推進事業(夢をはぐくむ園づくり推進事業)の一環として行っています。