村櫛小では、子供たちの豊かな育ちのために、様々な方をお招きして教育活動を進めています。
6月22日(木)2時間目と3時間目には、静岡ブルーレヴズの方を講師としてお招きし、4,5年生に「タグラグビー」を通して、その特徴や実際の動き、競技を行うときに大切な考え方などについて学ぶ機会をもちました。
来てくださったのは、静岡ブルーレヴズの藤井さん(フジさん)と小池さん(ヨッシー)!!
体験を始める前には、ストレートパスやスクリューパスなどの実演もしてくださいました。
子供たちの頭上をスクリューパスが通過したとき、その速さと正確さに、子供たちから、思わず歓声が!!
そして満開の笑顔!!もうすっかり、子供たちは二人に惹きつけられていました。
さっそく4色のタグを付けて体験開始。タグをとること、パスを回すことなどの基本動作を教わりました。
フジさんから村櫛小には、タグラグビーチームに入っている子が多くいるって聞いているけれど、経験している子も、初めての子も、どちらも楽しむことができるようにすることを意識して!という語り掛けがありました。
みんながパスに慣れてきたところで、休憩。子供たちが自然と周りに集まってきました。
3時間目に入ってからは、少しずつゲーム形式を取り入れ、ルールの確認をして、最後に試合をしました。
はじめは、ぎこちなかった動きの子もコツをつかんでいい動きをしていました。
トライが決まると互いに拍手をし合って、体育館内はいい雰囲気になっていきました。
体験中、終始ブルーレヴズのお二人が、子供たちに伝えてくださったのは、
”ラグビーの精神”
”思いやりのパス”
パスを出す方は、相手がとりやすいところに出す。
受ける方は、相手がパスを出しやすくなるように声を出したり、手を前に出したりする。
”自分だけが楽しむのではなく、みんなで楽しむ”
自分だけよければよいという考えは捨てる。
”ノーサイドの意味”
大事なのは、勝ち負けだけじゃない。ラグビーは、試合終了をノーサイドという。
そこには、試合が終わったら、敵味方関係なく、互いの健闘をたたえ合うことを大切にすることが込められている。
体験後、子供たちの書いた感想を少し紹介します!
・ぼくたちの上を通るパスにびっくりした。
・初めてでも、やり方がよく分かった。これからもタグラグビーをしたい。
・勝ち負けじゃない、みんなで楽しむことの大切さを学ぶことができた。
・相手のことを考えることが大事だと思った。
・チームで協力することっていいと思った。
「プロ」から学ぶ競技としての楽しさ、技術は、もちろん、どうすると互いに楽しくゲームをすることができるのか、スポーツを楽しむ心構えについて学ぶ素敵な機会になりました。
フジさん、ヨッシー、ありがとうございました。
子供たちは、今日お二人から学んだことを、これからの生活の中で、そしてスポーツに関わるときにきっと活かしていくことと思います。
ぜひ、ぜひ、また、村櫛小に来てください!